映画・テレビ

2020年12月15日 (火)

疎水にカワウが来た~

 Img_3332 Img_3333 Img_3339_20201214094401 Img_3343 Img_3344 Img_3352 Img_3356 Img_3358 Img_3360 カワウがずいぶん群れている。20羽、30羽…、多い。頭が黒く、嘴が白いオオバンもだいぶいる。今までいなかったのに、新しい営巣地になったのか、生態現象が変化してきたのか。新聞のニュースにまだなってないなあ~そのうち載るかなあ~と、デジカメを向けた。

 

 琵琶湖から流れ出て、幾つもトンネルをくぐり、京都へ長い長い水路になった疎水。南禅寺のインクライン(傾斜鉄道)を下って、動物園のそば、高い噴水が上がっている。疎水だまりである。近くに琵琶湖疎水記念館、山形有朋別邸・無鄰菴。京都市国際交流館で開催の障害者アート展を見て、疎水道へ出ての発見だった。こんなにいるとは初めてである。

 

 カワウは湖北の竹生島が営巣地、糞公害で松枯れしたが、今は減っている。最近、鴨川でもよく見ており、居住地の変化だろうか。水鳥のオオバンはいま、琵琶湖で増えて増えて、カイツブリを超えて、いま一番多いという。コロナ密避けて、越境だろうか。疎水だまりから動物園南の疎水沿い仁王門通り、平安神宮大鳥居、極楽橋まで歩いて、また発見があった。晩秋すんだのに真っ赤な紅葉、朱の鳥居映る水路を泳ぐ鴨1羽…、これも新聞のスケッチになりそう。

 

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2020年8月 7日 (金)

A1マグロ

Img_3735 Img_3744 Img_3746 Img_3747 Img_3751_20200802115801 Img_3755 Img_3763 Img_3760 Img_3764_20200802120001  「熟成A1マグロ」の幟が立っていない。いまは「感動のくらランチ500円」「うどんと寿司セット390円」などの幟。新しもの好きの性格、店内にはあるのだろうか。白黒の蔵もようの回転すし「くら寿司」、白黒つけようと開店の午前11時、一人階段を上がった。

 

 京都山科の国道1号沿いの「くら寿司」である。もう少し東へ行けば、ライバル店「スシロー」もある。どちらも店前はよく歩き通り、入店はスシローが多いが、今はAIマグロが気になる。CM登場は父が市川歌右衛門、親子で時代劇俳優の北大路欣也さん。京都市北区、紫竹小学校出身、自宅が北大路通り、その名が付く。剣術指南は無添流、CM裁きはうまい。

 

 一番客、店に入ってから暖簾があがった。コロナ対応、カウンターは39番と40番の一人占め。気になるA1マグロ、店員さんに聞いた。7月中の発売だったという。まぐろ職人の目利きを利用、A1の「ツナスコープ」で海外仕入れのまぐろをそう呼ぶらしい。いまは独自技術の「熟成まぐろ」が売りという。期間切れ、仕方がない。来たからには~で、熟成マグロから入り、穴子、サーモン、鯖、鰯の5皿。税込み880円。A1、A1…A1マグロ恋しや、また今度!。

 

 

 

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2020年2月11日 (火)

丹波焼の里

Img_3266 Img_3263 Img_3256 Img_3186 Img_3222 Img_3237 Img_3250 Img_3223 Img_3227 Img_3274 Img_3272 Img_3284 陶、陶、陶…、「陶」一文字の案内が出ている。とうとう?日本六古窯の一つ、丹波焼の里へ来た。JR駅からバスで15分、黒豆、栗、デカンショの丹波篠山である。土と語る森の中の美術館「兵庫陶芸美術館」の展示作品を見て、里山に軒を連ねる窯元の路地を歩いた。

 

 バスを降りた美術館は高台。大河ドラマ「麒麟がくる」の光秀が丹波攻めの八上城跡も近い。入口、陶芸家・清水九兵衛さんの赤い抽象彫刻が目立つ。開館から15年記念展は「TANBA NOW」(丹波の今)」。地元作家の作品と、堆滋(ついじ)という独自の技法で紫綬褒章の神農巌さん作品展である。大津市在住、神農さんから招待券が届いたので行った。

 

 展示の始まりはモザイクアート。窯焼きのかけらが甦っている。神農作品、淡いブルーが神秘的、今は祈りがテーマという。地元の作家展。ギャラリートークの大上磯松さん、丹波焼ルーツの穴窯にチャレンジ、5日間マキ500束で文鉢を焼いた~と話す。火力もだが、どこに鉢を置くか、窯詰がポイントと言う。朝ドラ「スカーレット」はそこの描写が??とも。外へ出て、得意のぶら歩き。復活登り窯は、丹波焼き800年の象徴。長さ46㍍、ロングロングでアロー?。

 

 ※ 丹波篠山市は令和元年5月に篠山市から市名変更。

 

 

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2020年1月26日 (日)

婦人画報115年、表紙は雑誌の顔、時代の鏡

Img_2472 Img_2495 Img_2497 Img_2483 Img_2487 Img_2491 Img_2480   Img_2475 Img_2477_20200126083801 Img_2251 Img_2256 ~表紙は雑誌の顔、そして時代の空気を映す鏡~という。いいキャッチ、思わず拍手…である。「婦人画報」は、明治38年(1905)創刊、一度も休まず発刊続け115年。京都伊勢丹で、京都特集の創刊記念展、会場へのエントランスでは無料の表紙展、二度も見た。

 

 表紙は増刊号含めて1390以上という。展示は国木田独歩編集長の第1回アール・ヌーヴォー作品から今月号、小泉夫人になった~お・も・て・な・し~の滝川クリステルさんまで、時代を8区分して101枚。有料の会場内は楽茶碗、有職人形、友禅、池坊華道などで写真はご法度。無料の外は写真撮影可、加えて戦前から終戦を経て令和へ、その歴史がわかる。

 

 昭和19年、婦人画報は誌名を「戦時女性」に変え、兵隊さん、勤労奉仕の女性が表紙だった。悲しい歴史だが、忘れてはいけない過去だという。この解説、これまた、拍手…である。大正ロマン、昭和モダン…表紙は大家になった若き秋山庄太郎、篠山紀信の写真、小磯良平、堀文子らの画も登場する。華やかさ、艶やかさは、女優さんシリーズ。若尾文子、吉永小百合、新珠三千代…綺羅、星の如く。雑誌の顔は時代の鏡、休まず115年、継続は力なり。

 

 ※ 伊勢丹、婦人画報115年記念特別展は1月20日で終わった。

 

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2019年11月 4日 (月)

ちゃんばら貝、びっ栗まんじゅう…

 Img_7703Img_7706 Img_7712 Img_7718 Img_7720 Img_7719 Img_7749Img_7748Img_7707 Img_7875 Img_7876 地方には地方の珍品ありで、南国高知の土佐にもとっさり?。高知県宿毛市出身力士、豊ノ島が行く土佐料理「こうちや」は、こっちや!と地元YKさん案内で行って、その一つがちゃんばら貝。正式にはマガキガイ。触覚が刀の如く伸びて、チャンチャンバラバラと動く。

 

 塩ゆでしてある。高知の居酒屋では酒の肴に欠かせない。注文一つと思ったら、さすが土佐、とっさりでた。この洒落、さっき出た。爪楊枝で身を取り出して、一つまた一つ、かっぱえびせん、やめられない。トンゴロ唐揚げ、ウツボの唐揚げも出た。トンゴロはウロコが硬いトウゴロウイワシ。ウツボは頭がにゅっと出て、やはり塩ゆで…、味どーさ?の珍品。

 

 高知市の西南、四万十へ、愛媛のSTさん新車マイカーで行く。長い道のり、休憩で道の駅に立ち寄り二度三度。「こうちや」でも出た四方竹販売。近江なら三方よしだけど、土佐は四方よし。びっくりしたのは、びっ栗まんじゅう。渋皮煮一つ丸ごと入り。土佐食グランプリ準優勝という。一つ140円、甘さ抑え目の味は、くりしゆうない。近こう、近こう。この洒落、苦しい。土佐特産野菜で人気の「チャーテ」。瓜の一種、淡泊な味わいが売り?。

 

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2019年6月20日 (木)

85カレー

Img_1046 Img_1028 Img_1045 Img_1214 Img_1038 Img_1033 こうそカフェの85カレーって、どんなんやろう。「こうそ」は漢字で酵素、「85」はハッコーで醗酵という。体喜ぶ現代風の精進料理~と、朝日新聞京都版「おあがりすやす」企画で紹介が載った。健康に良さそうだし、洒落っ気があって、面白そうだし、行ってみた。

 

 お店は京都府庁の釜座前、丸太町通りから南へ150㍍ほど南の京町家。こうそ店、こそこそ行くことはない。釜座や、かまへん、かまへん。どこやろ?と歩いて、「85」の暖簾発見、ここや、ここや~と格子戸開けた。土間から床板の絨毯敷フロアへ…。あっ!お客さん、スリッパに~。しまった、しまった島倉千代子。絨毯に靴跡が一歩、二歩…散歩ではない。すみません。

 

 失敗、続くときは続く。京町家に手を加えた狭い店内、小さな2人掛けテーブルで、メニュー見ていて、バタン、ドッスン。テッシュケースの床落ちや。しまった!、またお千代さんや。隣テ―ブル、頭にスカーフのイラン系外国女性にも一緒に拾ってもらい、アイアムそーり。安倍総理、知っているかなあ?。この女性、有機米🍙と焼き魚の注文。食事前、トイレへ行って長い。酵素料理、便秘にいい?。熟成10年の唐辛子入り85カレー、慎重に、慎重に~。

 

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2016年1月 6日 (水)

禅寺大本山の天井龍

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いや、このパネル展示、グッド企画や。京都禅寺の大本山の龍が七つ揃っている。天井に描かれた龍、全然いい。京都駅地下構内、ポルタ広場である。新年にぶらりと行って、どの本山の法堂(はっとう)天井龍がいいかな。細工は流々仕上げを御覧じろ~である。

 

建仁寺

 
 

双龍図

 
 

小泉淳一 

 
 

東福寺

 
 

蒼龍図

 
 

堂本印象

 
 

南禅寺

 
 

瑞龍図

 
 

今尾景年

 
 

大徳寺

 
 

雲龍図

 
 

狩野探幽

 
 

妙心寺

 
 

雲龍図

 
 

狩野探幽

 
 

天龍寺

 
 

雲龍図

 
 

加山又造

 
 

相国寺

 
 

蟠龍図

 
 

狩野光信

 

このパネル展示どうしてか。企画したポルタの説明によると、今年は禅寺の一つ、臨済宗をうちたてた臨済義玄禅師1150年白隠彗鶴禅師250年の没年遠諱(おんき)にちなんでという。大きなパネル龍、見上げたからには、写真を撮って、どういう龍図で、誰が描いたのか、別表にした。

 

建仁寺は小泉画伯の二つ龍、口を開けた阿の龍と閉じた吽の龍…、うん、なるほどと見た。天竜寺は加山又造さん、迫力あるなあ。そう睨まんといてえ。南禅寺は京都画壇、応挙の流れをくむ今尾景年さんの龍。景年さんのお墓、南禅寺にある。狩野探幽さんは大徳寺と妙心寺で、雲龍図、うんうんと描いている。狩野元信さんは相国寺再建のおり、昼に描いて蟠龍図(ばんりゅう)?。抽象画の堂本印象さんは東福寺。皆さん、法堂(はっとう)でハッとする龍、見事なり。

 

 

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2012年5月 3日 (木)

阪神のゼロ行進とスポーツ紙

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014こうもゼロ行進が続くと、スポーツ紙はどう報道するのだろう。阪神タイガースは連休谷間の1日、巨人戦に続いて、中日戦でもまたゼロを重ねた。これで31イニング無得点だ。翌日のサンスポ、スポニチ、日刊、デイリーがどんな扱いか、JR京都駅まで行った。

 定期で昼休みに大津駅から京都駅まで乗って、ホームの新聞自販機点検だ。スポーツ各紙の1面見出しが縦に並んでいる。トップはやっぱり阪神だ。関西のスポーツ紙は、阪神が勝っても負けても一面に1面なのだ?。如何に阪神ファンが多いか、絶対の販売戦略のようだ。通勤客を惹きつけ、購買力をそそるレイアウト、これは整理マンの腕次第なのだ。

 自販機にまだ売り切れ赤ランプはついていない。今季初の3連敗、しかもゼロまたゼロでは売れが鈍いようだ。デイリーの見出しは<和田虎 0の呪縛>だ。打てないブラゼルのバットが空をきって、ブラゼロ扇風機みたいだ。スポニチは両手を腰に当て、唇を噛む和田監督と4試合のゼロのスコアだ。虎の子1点、何時取れるのか。不振のマートンは、ちょっとま~とんかなあ。それともここは、怪傑ゾロに登場を願ってゼロの解決かなあ?。

※ 阪神タイガース、2日の中日戦で5回に1点、無得点記録は36イニングで終わる。 ※ 怪傑ゾロはその昔、アランドロンが主演のヒット映画なり。

 

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2012年4月29日 (日)

五目しるそばは1500円

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024入り口に掛かっていた<CLOSE>の表示が外れた。オープンザドア、さあ、開店だ。大津プリンスホテル1階の中国料理「李芳」である。ここまで来たからにはと、20分待って、入った。チャイニーズレストラン、高級感のある店だ。胸はって、一番客だ。 

 男子店員さん、スーツに蝶ネクタイ姿。~バイキングでしょうか、単品でしょうか~と聞いてくる。~単品です~と答えると、~5番テーブルへどうぞ~と誘う。琵琶湖側の4人掛け席だ。見開きの硬版メニューが出てきた。お目当ては麺だ。捲って、捲って、あった。しるそば、五目か海鮮だと、1500円…だ。これが全メニュー中、一番安い値段だ。

 しるそば、つまりは高級ラーメン。女性店員に聞くと、しるそばはオイスター味の五目が人気と言う。ナフキンを膝にあてた。午前11時半開店、客は一人だ。何しろ、ラーメンで1500円だ。どんなんかナと待って、出てきた。ホタテの粒が大きい。二つだ。海老はクリクリ。スープはトロリとして、あんかけ風だ。焼き豚、烏賊、鶏肉…。白菜、マッシュルーム、椎茸、筍…、一つ一つ、頭も舌も、1500円、1500円と言っている?。

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