日記・コラム・つぶやき

2025年3月21日 (金)

いろんな店がある~

Img_6827 Img_6824_20250318082001 Img_6826 Img_6809 Img_6822_20250318081901 Img_6818_20250318082001 Img_6817_20250318081901 Img_6814 コンテンツがあるのか、ないのか、その脈略のなさが魅力?と言えば、言えないことはない。ラーメン店とカレーパン店が同居している。定食、ラーメンとカレーライスが一緒になっている。武蔵から大谷へ、今ふうの二刀流。そう思えば、納得できないことはないが…。

 

 傘持たずに小雨降る日、京都近代美術館へ行く道筋。どこかで昼にして~と目当ての店が、二軒とも休日になっている。とりあえずと飛び込んだ東山通り二条上ルの店だ。ラーメンの店名は「からこ」。頭髪を二つ分けの中国の子ども、唐子だ。最近始めたというカレーパンの店名は「くにみ」。意味はわからない。狭く雑雑した店内、気安く昭和のおじさん好みだ。

 

 店長と言うより大将、赤鉢巻き。壁に唐子の額。「人生野菜不足、からこ名物くいにげメニュー」の表示がある。野菜一品は食い逃げ無料という。カウンター台、野菜はなかったが、冷やっこ、大根の漬けもん。大将、どうぞ~と言うけど、野菜不足?。注文、迷って、カレーライスとラーメン定食は990円。同時にどんと二つ。カロリー過多!と思いつつ、箸とスプーンの二刀流。カレーパンは見るだけ。お腹は、もうパンパン!?。色んな店がある。

 

 

 

 

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2025年3月20日 (木)

「うつくしきかな」

Img_6683_20250317075401 Img_6712 Img_6713 Img_6728 Img_6733 Img_6735 Img_6739  平安時代、源氏物語の紫式部もだったろうか。細く、流れるような書きよう、色は濃くも、薄くもあり、それが美しいという。千年の時を経た、そのかな文字は「古筆」(こひつ)。滋賀県信楽のMIHOミュージアムの特別展は、そのかな文字を並べた「うつしきかな」。

 

 副題は「平安の美と王朝文化へのあこがれ」。京都駅八条口からの臨時バスは、名神と新名神で1時間10分余り、内覧会へ行った。バス降りて、見上げた垂れ幕は「うつくしきかな」。俳句の詠嘆、感動を表現する切れ字も「かな」だが、この「かな」は仮名文字のかな。そのかなが、なかなかにして、うつくしい~のだ。かなとかな、俳句みたいで、洒落っぽい。

 

 どんなんかな?と会場へ入った。平安時代、巻物や冊子などに書かれた仮名文字を抜きだし、切り取って、軸などに貼り付けた、名筆の数々だという。昭和の実業家・菅原通斎などを経てMIHOミュージアムが所蔵する「ひぐらし帖」の初公開。それが31編並んで、古筆の最高峰・高野切とか、紙が金銀の花鳥という栂尾切とか。切?って、館の知人に聞くと、まあ冊子からの切り取りと。直線美の漢字に対し、曲線美のかな、ああ~うつくしいかな!。

 

 ※ 展覧会は6月5日まで。かな写真は図録から。

 

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2025年3月19日 (水)

「タイガースおじさん」は行く

Img_6755 Img_6757_20250316071701 Img_6758 Img_6759_20250316071901 Img_6760_20250316071901 道行く人、みんなが見ている。この人、ナニって?見ている。そらそうだ。頭の先から、背中から、ぜんぶ阪神タイガースだ。ことしは阪神球団創設90周年、その記念パフォーマンスと解釈できないこともないが、それにしても~だ。このいで立ち、タイガースがすぎる。

 

 阪神、期待の左腕・門別啓人(20)が東京ドームで来日の大リーグ・カブス戦に投げ、5回を完全に抑えきった日だ。スマホで見ながら雨の三条大橋から河原町通りを超え、三条商店街へ入ってだった。真ん前、このタイガースおじさん。通学の小学生みたいな黄色い帽子、百円ショップの白ぶち眼鏡、阪神デザインの袋をさげて、店先覗きながらフラフラ歩き~。

 

 高校生か、男の子が近づいても、相手にならず、黙々とだ。横顔を見ると若そうにもだけど、その格好が兎に角、まるごとタイガース。頭に球団旗がひらひら。シャツは選手の顔、セカンド中野拓夢選手(28)だ。ズボンは縦じま。阪神マスコットのトラッキーも。背中はぬいぐるみ、トラの顔がでっかい。よく見れば、ほかにもまだありそう。三条通りから新京極へ。みんなが見てしまうトラさん、どこから来てどこへ行くのか。どうなっとらあ~。

 

 

 

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2025年3月18日 (火)

トンネルを抜けると~

Img_6689_20250315083901 Img_6692 Img_6695 Img_6719_20250315084201 Img_6699_20250315084101 Img_6701_20250315084201 Img_6704 Img_6707 ちょっとちがう。いや、だいぶちがう。壁面が銀色に光っている。ゆったりカーブして、長さは500㍍、幅は20㍍、高さは20㍍。トンネルはトンネルだけど、ちがう。車は走らない。歩いて行くか、カートに乗って行くか。トンネルを抜けたら、そこに何が……。

 

 冷えるとすぐ氷点下になる滋賀県甲賀市の信楽。備前、常滑など日本六古窯の一つ、陶器のたぬきも多い。この山里に平成9年(1997)にMIHOMUSEUMが誕生して、トンネルも出来た。建築設計は、ルーブル美術館のガラスのピラミッドをつくった世界的建築家、L・M・ペイ氏。このトンネル歩き抜けて、若冲、仏像、天目茶碗などを観て来た。

 

 外国人に人気、年間10万人の鑑賞者がある。バス、車を降りて、入り口から美術館へ、鑑賞は誰もがトンネルを通る。ペイ氏の美術館設計テーマは「桃源郷」だ。道に迷った漁夫が仙境を見つける中国の古典、陶淵明の「桃花源記」からという。トンネル、春は桜並木が入り口だ。コツコツ、コツコツ…歩くと靴音の反響が心地良い。6人乗りカートに追い越され、すれ違ってトンネルを抜けると、深い谷の吊り橋。その先が…、山の中の美術館である。

 

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2025年3月17日 (月)

これが海老のおどり!

Img_6213 Img_6210 Img_6198 Img_6199_20250314070601 Img_6209_20250314070901  これこれ、これが、見たかった。食べたかった。活き海老のおどり。氷の入ったガラスコップ中だ。尻尾を上にして出番を待っている。外れた頭は、板の上だ。焼きあがって、赤くなっている。尻尾、時おり、ピリピリピリピリしている。これ、これが、海老のおどりだ。

 

 大阪梅田は、富国生命ビルの地階2階だ。有名店が並んで、その中でも列が出来て、飲食2時間、人気の酒場やまと。去年のいつだったか、知人案内で初めて行って以来、早めに入った。あの時、知人がここへ来たら、これ!と言った活け海老のおどり。そのとき、売り切れごめんだった。こんどはどうかで、奥のカウンターに座り、いの一番に「おどり!」だ。

 

 ある、ある…まだある。~1尾190円。お一人様2尾まで~の札がある。海老は海老でも、上等な車海老だ。店の名物おどり。さっきまで店内の水槽。客の求め、板さんに導かれ、コップで登場。どうおどるのだろう~と見ていたら、尻尾のピリピリおどり。縞柄の殻をむいて、裸海老の味はどうか。歯ごたえプリプリ、甘~い。揚げた頭はカリカリ、香ばしい。♪~おどり、おどるなら、ちょいと東京音頭、よいよい~♪。活け海老のおどりも、よいよい!。

 

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2025年3月16日 (日)

自販機の「TPO」

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 出歩いて、これは~と思うと、写真を撮っている。国内の自販機、ひところ増えに増え500万台突破も、今は入れ替え店員の人出不足などで、400万台を割っているらしい。それでも観光、行楽地ではまだまだ目立つ。飲料自販機は全体の8割以上。その、自販機デザインの色々を見て思うのは、TPOだ。時、所、場面に応じての設置、それに興味がわく。

 

 何でも100円の自販機は、ローマ字で「hitoiki―ireyo」。どこだったか。歩き疲れた頃の場所、グッドタイミングだ。公園で、災害時に役立つ「LIFE LINE VENDER」というのや、地下鉄ホームでは白熊のデザインが省エネPR。「こういう自販機増えるといいなあ」。コーヒーのジョージア自販。当たりなら、名探偵コナンのポーチ。外れたら、またコナン?。フルーツオレ自販。やっぱりオレはこれやねん!。自販機はTPO時代!。

 

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2025年3月15日 (土)

「ザ・キュウリ」

Img_6517_20250312080601 Img_6534_20250312080701 Img_6458_20250312080601 Img_6535_20250312080701 Img_6343_20250313080401   ザ・キュウリ。新明解国語辞典をひいた。「畑で作る一年生つる草。とがったいぼのある細ながい実を、青いうちに食べる。ナスと共に夏野菜の代表」と出た。いま、なんでキュウリか?と言うと、毎朝食べていて、キュウリって、栄養あるのか?と、ふと思ったからだ。

 

 物理学者、ノーベル賞のキュリー夫人で調べるのは、大げさだし、手元の辞典からだった。その中の「青いうちに食べる」がピッタリ。毎朝の顔づくり、青いのを眉毛鼻口にして、その後で明太子と合わせて食べている。シャキッとしてはいるが、95%が水分で、ギネスで低カロリーの世界記録に登録されているというし、栄養なんかないのでは~と調べてみた。

 

 パソコン点検で、ナッシュ・マガジンと出会った。「キュウリに栄養がないのは嘘、その効能を教えます」。キュウリの成分にカリウムが多く、高血圧の予防とむくみの改善に良い。それにビタミンKも含まれ、カルシュウム補強の役割あり、骨が丈夫になるという。なんとなんとだ。キュウリはみな同じと思っていたが、買う選び方、保存の仕方、料理の方法など、詳しい書きこみ。今さらながら、たかがキュウリ、されどキュウリ。毎朝1本、ザ・キュウリ!。

 

 

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2025年3月14日 (金)

「へんこ焼き」

Img_6247 Img_6245_20250308075401 Img_6251_20250308075501 Img_6255 Img_6254 Img_6256 関西人がよく言う「あいつはへんこや」のへんこ。まあ、変わりもん、偏屈者、頑固や、一徹もん~といった意味だろうか。その「へんこ」を冠にした「へんこ焼き」。歩き出あって、店前で焼いているところを見て、どこが、どう「へんこ」だろうと、イートインした。

 

 へんこ焼きは6個450円。出て来たのは、たこ焼きだけど、ソースが塗ってない。ゴマ油と岩塩で焼いて、九条ネギが乗っているだけのシンプルさ。素材のこだわり、そこが「へんこ焼き」のゆえんのよう。まあ、言うたら、たこ焼きの変わりもん。大きさ、ゴルフボール。鉄板になんども転がって、ええ色している。元気そうな赤銅色。タコは一つ。

 

 出あいは予約した歯医者さんの向かい。四条烏丸からずっと西へ、四条油小路西北かどの「京都たこ壱」。黒いシャツのお兄ちゃん「へんこ焼き」「へんこ焼き」…、ブツブツ、ブツブツ。まるで唱えるように鉄板の前で、焼いている。客がいようといまいと、ブツブツ、ブツブツ…。これぞ、一筋の道というような焼きようだ。まあ、いい意味で、へんこ焼きするへんこ。なるほど、これがヘンコ焼きかと食べ、歯医者さん。「ネギが挟まっていますが…」。

 

 ※ ヘンコ焼きの「京都たこ壱」は京都市内5店舗のほか、尼崎、高槻にも。全国展開のフランチャイズ店。ゴマ油は昭和9年創業、へんこのゴマ油の山田醤油店使用する。

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2025年3月13日 (木)

京都で、才能あり~プレバト展

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 司会進行のハマちゃん、高島屋1階の正面、等身大の写真看板。体調よくなく休養するお笑いタレント、浜田雅功さん。プレバト展案内と会場5カ所のスタンプラリーチラシ。まず1階のスタンプは永世名人。エスカレーターで上がった7階会場、物産の大東北展と同時開催も重なり、人が溢れている。様子を見るつもりだけも、確認すると、入場料は1200円。

 

 すき間ぬって、入り口の看板、ビデオ写真撮り。MBS毎日放送毎週木曜7時から、もう13年。芸能人が俳句詠み、水彩画描きなどにチャレンジ。才能あり、才能なしの専門家ジャッジとお手本、ちょっとアカデミック。展示はTVで映った作品400点余り。案内看板の写真に見覚えがある。なぜか、京都から始まって会期は3週間。入場者数を調べると最初の4日間で1万人を突破している。「春風にそっと問いたし我が指数」。才能あるやなしや!。これでは、なし!。

 

 ※ 展覧会は3月24日まで。次の巡回は未定。

 

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2025年3月12日 (水)

阪急電車はトムとジェリー号

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 阪急は~と言えば、去年夏から「トムとジェリー号」。家ネコのトム君と家壁のネズミ・ジェリーが演ずるドタバタアニメ。米国で誕生して85周年、日本でもずっと人気が根強い。去年は東京、大阪、今年は福岡、名古屋で展覧会。必ず最後尾はこちら!の看板が出る。その阪急ラッピング号。京都線、神戸線、宝塚線とデザインを変えて、三線三様で走っている。

 

 京都高島屋へ行ったおり、京都線の河原町駅。準特急の天下茶屋行きか、特急の梅田行きか、ダイヤが変わるようだが、一日二三本、出会えれば、ラッキーカムカム。その京都線のラッピングは、1両目と8両目。花火がポンポン上がって、五山の送り火「大」あり、五重塔あり。トム君とジェリーは車両の、あちらかと思えばまたこちら。ヘッドマークはその仲間たちだ。運転席のグッズが可愛い。さあ、出発進行!グッズとは言えグズグズ出来ない。

 

 ※ 阪急電車トムとジェリー号は3月中まで。

 

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