日記・コラム・つぶやき

2017年6月22日 (木)

尺八サムライとサムライ犬

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どこからか、笛の音が聞こえて来る。CDテープ、いや、生演奏かな。初夏の風を渡るように優雅に響いている。場所はどこだろう。耳と足が動いた。京都八坂神社から円山公園へ入り、ラジオ塔を超えた。笛の音は公園名物の枝垂れ桜隣り、瓢箪池前の一本松の下だった。

 

 深い編み笠、羽織袴と足袋のサムライ姿。男性が両足を開き、尺八を吹いている。真ん前、黒のまだら犬が寝転んでいる。犬は頭に笠、背中に刀。小さい赤い和傘も。販売のCDは尺八11曲68分2000円。「Japanese-Flute」のスペル、外国人向け、ふるっている?。横にバイク。荷台は犬小屋?かな。各種小道具、これぞ、ジャパニーズ大道芸!。

 

立ち止まって、鑑賞した。尺八侍は、日向真さん。風鈴も演奏するアーティスト。犬は飼い犬、名は侍犬「正宗」。一曲吹き終わって、尺八を刀のように腰に差した。腰にもう一本、短い尺八、脇差のごとく。一服少し、再びの演奏。伴奏のCDスイッチオン、腰の尺八を刀の如く抜いて、左右に振り、口に当てた。やあ!尺八サムライ!、かっこいい。見惚れる外国人。侍犬・正宗君は、寝続けている。どんな夢見ているのだろう。1本松の決闘かな~。

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2017年6月21日 (水)

画才、暁斎(きょうさい)の才

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 アラ、エッササッア~、されこうべの上、一休さんが踊りに踊る。一休さんに足を乗せられた骸骨の親分、猫皮のない空三味線を弾く。子分の骸骨は、骨しかない扇で踊る。一休さんの教えで悟りを開いた地獄大夫、ゾクッとするほど色っぽい。こんな絵、誰が描いたんや。

 

描いた絵師は河鍋暁斎である。幕末から明治、激動の時代を生き、伊藤若沖、曽我蕭白と並ぶ奇想の絵師と言われるけど、絵の多彩さ、ユーモア、歴史観、反骨性、繊細さでは、暁斎!の評価がある。京都伊勢丹で~世界が認めたその画力~「これぞ暁斎」展を見た。カラス、放屁合戦、鳥獣戯画、幽霊、春画、百鬼夜行、観音様…、多彩も多彩、天才的に多彩。

 

看板とチラシは、暁斎の実力が最大限に生かされた「地獄大夫と一休」。明治4年以降の作という。自宅にあった2008年、京博で開催の暁斎没後120年記念展の図録を捲ると、この絵も載っていた。若沖ブーム火付け役の一人、狩野博幸さん(同大教授)が作品解説。「狂った世界の中で冷静なのは地獄大夫ただひとり。ふっと開けた唇が何ともなまめかしい。救われなければならぬのは、一休の方じゃないだろうか」と。暁斎画才、見応えがある。

 

 河鍋暁斎(1831~89)。今の茨城県古河市生まれ。59歳没。浮世絵師・月岡国芳に入門、そのあと狩野派で学ぶ。最初の「狂斎」から「暁斎」に変わり「きょうさい」と読ます。 ※ 伊勢丹展は7月23日まで。

 

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2017年6月20日 (火)

揚げたて天ぷら、人気、人気

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目の前、揚げたて、揚げたて…、ジュジュと揚げたてが来た。海老天は、静岡茶の抹茶塩でどうぞ~。茄子と南瓜の野菜は天つゆでどうぞ~。カウンター前は広いオープンキッチン。天ぷら揚げ、み~んなキッチンと見えて、アツアツ。見る楽しさ、味わう旨さ、人気、人気!。

 

 揚げたて「天ぷらまきの」である。大阪は梅田、JR側から階段上り、阪急電車の改札へ、京都へ帰る夕方、何時も店前に長い人の列が出来ているのを見ていた。天王寺の大阪市美、国画展帰り。日曜の午後5時過ぎ、店前はまだ3人、ほとんど待たずに入った。入口に近いカウンター席。ご注文?と聞かれて、数ある定食メニュー、そりゃあ、好きな大穴子天定食。

 

 定食では最高値の1190円。塩辛のお通し、海老天、ご飯、味噌汁、野菜天二つ…、ここまでは、お隣さんと同時進行。次の~ご飯に乗せて下さい~と出た玉子天から路線が変わった。ご飯上、玉子の黄身に黒胡麻ふり掛け、いいねえ。お待ちかね、大穴子天が来た。長さ目測?15㌢はあるなあ。塩半分、天つゆ半分…しゃっきりとした揚がり、いいねえ。仕上げはかき揚げ、イカ天。支払って店出ると、長い列、人気のほど、イカにもイカにも~。

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2017年6月19日 (月)

鯛みくじは目出鯛

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いやあ~、祇園祭りの八坂さん、なかなか、やりますタイ。運勢占いは、鯛みくじ。どんな鯛かというと、それが目出鯛。どこにいるか?タル桶の中に赤い鯛、金色の鯛、参拝客の釣り上げを待っている。初穂料500円。目出鯛を釣ると招福の「一年安鯛」デスタイ。

 

京都の四条通り、東の突き当り、赤い楼門が八坂神社。日本三大祭りの祇園祭、年越しのおけら参り…、一年通してお参りが多い。この境内、ポケモンがよく出ると、居酒屋のお隣さんに聞き、町ぶらウオークで行ったら、多い、多い。ポケモンより外国人が多い。上海の小旗の団体…、ワンヤン、チャンヤンさん?。外国人女性、着物が多い。びっくりですタイ。

 

売り場とは言わない御守り授与所。祇園社、蛭子社、大国主社など御朱印も各種、500円、300円。お守りは交通安全、家内安全に犬猫の御守り札も…、お隣の一服処、喫茶「栴檀」は、厄除けぜんざい700円…、ぜんざい万歳~。占いは、ちょっと来いの恋みくじ、、一度どうですタイの鯛みくじ…。目出鯛の釣り場はタル桶。これでたる?。鈎針つきの短い釣り竿は500円。おっとっと、おっとっと~、どんな目出鯛、釣れましたデスタイ??。

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2017年6月18日 (日)

お母さんの「おおきにえ~」

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「おおきにえ~」「かんにんえ~」「ありがとうえ~」…、言葉の最後に「…え~」がつくのが、お母さんの癖である。板前オーナーのお父さんの具合がよくなく、店を閉じていた居酒屋トミオさん、半年ぶり営業再開と知って、お母さんの「…え~」を聞きに久々に行った。

 

 京都のオフィス街、四条通富小路下ルにある。金曜の夜、空いているかな?と引き戸を開けるとお母さんと顔が合った。「あっ、お久しぶりえ~」の声が嬉しい。広くない店内、相変わらずサラリーマンで一杯。カウンター席、一つ詰めてもらって座った。右上のTVは甲子園の阪神。壁は孫の写真一杯…、調理場のお父さんは後ろ姿で黙々と働く。前と変わらない。

 

 割烹着のお父さん、こっち見て、「この間、Nさん来やはった」。京都から大阪へ転勤した知人の名前を出す。もう7、8年前か、この店のご近所勤務だったNさんの紹介で初めて行ったことを思い出す。注文はおばんざいの鰯煮と蒟蒻煮。飲み物、瓶でサッポロビール。名物メニューの玉葱天ぷらは大きいのでハーフ注文。カウンター両隣は常連さん。阪神に一喜一憂。支払い1050円。お母さん「おおきにえ~」。いや、こちらこそ、おおきにえ~。

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2017年6月17日 (土)

日本画家・中路融人さん、自作を語る。

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「水の色は同じやない。浅い、深い、朝と昼…色をどう出すか、難しい」。文化功労賞の日本画家・中路融人さん。白髪、今年83歳である。時折、鼻眼鏡を手で押し上げながら、自らの作品について話す。「絵は、命がけで描かないと~」。画家として、強い思いがある。

 

 母親が滋賀県五個荘町出身の中路さんは、滋賀・湖国の原風景をよく描く。それがご縁で昨年、東近江市が五個荘の近江商人博物館をリニューアル、2階に中路融人記念館を設けた。中路さん寄贈の50点を所蔵。いま、開館1周年記念展を開催中と知って、JR能登川駅からバスで行った。チラシは、畔道のハンノキを田んぼとともに描いた「朝靄(もや)」。

 

 館内ビデオ、中路さんがインタヴューに答えている。「自分が思った風景の良さを感じてもらえるか、それを感じてもらえんようなら足らんのや」と自分に厳しい。「いい風景との出会いは車では見落とす。歩き回って足で稼がんと、それで見つけると、感動がまるで違うねえ」と一期一会の風景との出会いも話す。館内の作品展示は、朝靄、余呉の月、薄暮の比良…、どの作品にも懐かしい湖国の風景。中路さんが感じた風景、ありすぎるほどあった。

 

 

 中路融人さん、1933年京都生まれ、日本画家、日展顧問。日展では特選、文部大臣賞など受賞歴。文化功労賞、日本芸術院会員。東近江市名誉市民。 ※ 1周年記念展は8月20日まで開催。

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2017年6月16日 (金)

燕、餌やりの一瞬

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 一瞬、ほんの一瞬、1秒はない。0・05秒くらいかなあ。その一瞬のデジカメ撮り、素人にはこれが難しい。それもズームにして…、その一瞬をデジカメ構えて待って、待って~である。何の一瞬か?、燕が飛んできて、巣箱で口を開けて待つ子燕に餌をやる瞬間である。

 

 所は「天空のゴルフ場」と、客を誘う京都南丹市のるり渓GC。京都市内から京都縦貫道の亀岡で降り、湯の花温泉を通り抜け、くねくね坂道を走って、標高700㍍である。梅雨入り宣言以来、ずっと続く梅雨の晴れ間に行った。朝のラウンドすんで、クラブハウスのひさし、ゴルフ場が特設したベニヤ板巣箱、身体を寄せ合った子燕が5羽いるのを見つけた。

 

 時折、親燕が飛んできて、子燕の口に餌を入れ、一瞬でまた天空へ、餌獲りに飛び立つ。その瞬間撮りチャレンジである。巣箱まで2㍍、近い。子燕、もう巣立ちの時が来ているのか、だいぶ成長している。親燕、来た、来た、北から来た~。デジカメ、デジカメ…ズーム、ズームと思ったら、もう遅い。最初から巣箱セット。来た、来た、また来たあ。一瞬のシャッター押し、どや!、やっぱり、あかん。燕さん、早すぎる。もっと、ゆっくりしてえなあ。

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2017年6月15日 (木)

新社屋の壁面は「フライング・ピース」

 
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飛んでる、飛んでる~、鳩も人も、一緒になって飛んでるう~。平和を願って、ピース、ピースと飛翔している。滋賀県南彦根が本社のスーパー平和堂新社屋のエントランスである。大きな壁面、鳩108羽と36人が一緒になって飛んでいる。作品名は「フライング・ピース」。

 

    作者は壁面絵師の木村英樹さん。ホームページに「ロック黎明期を駆け抜けた男 Ki-Yan」(きーやん)の紹介がある。大阪府出身、京都堀川高校から京都芸大図案課卒。1942年生まれ、74歳。還暦から絵師になり、手がけた壁画は国内外で150カ所以上という。京都市役所地下街、ゼスト御池で鯉また鯉も見たが、今年2月の新制作の壁画がこの鳩と人である。

 

   

 平和堂文化財団の会議が社屋3階で開催、見学会もあった。鳩さんマークの平和堂は、夏原平次郎氏が創業、長男平和氏が引き継ぎ今年60年である。壁面制作は平和氏と木村さんが友人関係からという。鉄筋3階建て社屋、エントランス壁面の鳩、はっと見上げた。鳩の群れの中、人々は男も女も赤ちゃんも…。作者の木村さんは「平和の象徴・鳩とともに未来の空へ、歌い、踊って、飛翔する姿」という。飛んで、飛んで、明日はピース・ステーキ、平和堂!。

 

 

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2017年6月14日 (水)

トラりんが出たあ~

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出た、出た、出たあ~。月が出たあ~でなく、今日もトラが出たあ。京都国立博物館の平成知新館からぬいぐるみのトラが出たあ。眼はネコみたい、縞々の毛皮、尾っぽフリフリ、愛嬌たっぷり。名前は、虎形琳丿丞(こがた・たけのじょう)を略して「トラりん」である。

 

 京博さんは今年開館120周年。巡回せず、京博だけの特別展「海北友松」が終わって、秋には「国宝展」がある。その合間、今は庭園鑑賞と名品ギャラリー展だけだけど、公式キャラクター「トラりん」が頑張る。開館10時に初めて出て、1日5回、20分間、館内と庭先をお付きの女性とペアで登場する。京博玄関先に「本日のトラりん」と出番が表示してある。

 

 庭園鑑賞で入った日曜の京博、トラりん4度目の出番、午後3時が近づいていた。知新館のギャラリー付近の椅子で、スマホ時計を気にして待っていたら、ピタリ時間どおり、~お待たせしました~と、立ち歩きで出たあ。両足踏ん張り、手になった前足を広げ、ハイ!ポーズ。お付きの女性が「虎形琳丿丞」名刺の手渡し。庭歩きは「お散歩!、お散歩!」帰る時は「おやつ!、おやつ!」…。トラりんの役者さん、トライまたトライ、とらいなっているのかな。

 

 トラりんのモデルは江戸時代の絵師、尾形光琳筆の墨絵「竹虎図」。竹林を背景にちんまりと腰をおろした虎は、いたずらっ子のようなやんちゃな眼をして横を睨む。軽妙で親しみやすい。

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2017年6月13日 (火)

初の「吉呑み」はホッピー

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時代はちょい呑み、昼呑み…、それに「吉呑み」も~である。「吉呑み」???、牛丼の吉野家のちょい呑み、それが、「吉呑み」。東京は神田の吉野家店が夜の客寄せで始めて、都心で流行り、全国展開、ついに京都の烏丸五条店でも、昼間から赤い提灯がぶら下がった。

 

最初は烏丸通りを京都駅へ向かって南へ歩いて、赤提灯を見つけ、二度目は烏丸通りを北へ、四条通りへ歩いて、よし!初の「吉呑みや」と入った。お日さん高く、午後3時半である。昼と夜のはざ間、店内はガラッとしている。牛の吉野家、うっしっしっ!と洒落てる場合ではない。カウンターに一人座って、あるのはわかっていても~「吉呑み」ありますか~。

 

 バイト店員さん、~はい、あります~と「吉呑みセール」のメニュー。生ビールとお好きな2品のワンコインセット、400円が290円に値引きのホッピーセット。東京では名前の知れたホッピーも、このあたりでは~だけど、低カロリー、低糖質という。値段も安いし、これなら、ホッピーでハッピー。あては店長おすすめの肉豆腐。おつまみメニュー表、牛皿、牛煮込み、牛すい、〆の牛丼…、さすが吉野家、肉肉して、「吉呑み」初体験、よしよし!。

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