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2026年6月

2026年6月10日 (水)

数え切れない数字

 Img_7621 Img_7623_20260605194601 Img_7632 Img_7629_20260605194801 Img_7636 数字が溢れている。どこをどう見ても数字だ。2214、6385、3749…その数字になにか、法則があるのか。一枚の用紙の中。まるで♪~線路は続くよ、どこまでも~♪のように並んでいる。数字の大きさ、色、それが美しいアート・デザインになっている。

 

 京都市役所から北へ、河原町通り荒神口上ル、障がい者の作品展示のアトリエ。歩き通ると、今はどんな作品かなと立ち寄る。今は大栁憲一さんの「数え切れないほどの数字」だ。ウインドウに一枚、アトリエに入って、何点も展示があり、大柳さんとお母さんが映るビデオも。乗り物好きだった大栁さん、子どもの頃から車両番号などを描き続けて40年という。

 

 積み重ねきた数字アート、作品はポストカードで販売中だ。壁面に展示、画用紙に描かれた数字、眼を細めて覗きこんだ。数字は1㍉から。1㌢はない。大栁さん、よほど数字が好きなのだろう。どの数字も丁寧で、美しい。2から始まるのや、6からなのや。その数字の並びにどんな決まりがあるのか、本人しかわからない。数字が一体、幾つあるか、地球を何周もでは~と思わす。岡潔さん、広中平祐さんら数学博士、どう分析するか、悩むかな。

 

 ※ 大栁憲一展は8月16日まで。

 

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2026年6月 9日 (火)

名物は肉鍋ライス

Img_7608 Img_7609 Img_7600_20260605080601 Img_7602_20260605080701 Img_7604_20260605080701 甘辛醤油がしみた縮れ肉、これはあとだ。豆腐も、麩も、白菜もあとだ。半熟の生卵、これは最後の最後だ。最初はグー、出汁だ。甘辛の出汁。レンゲでまずいっぱい。うん、ええ味。もういっぱい。舌から喉ごしへ、すき焼き風、味しみて、さすが名物だけのことはある。

 

 ここまで来たからには~の大衆食堂「みや古」だ。烏丸鞍馬口、スーパー店前の古本市で、ソフトバンク・孫正義さんとは?、子どもがわかる解説・池上彰さんの宗教とは?~2冊200円買って、昼どきの「みや古」さん。名物は、中華そば、鍋焼きうどんと、この、肉鍋ライスだ。満席だったが、立って待って、空いた奥の席へ。常連さんらしいお兄さん相席、真ん前だ。

 

 お兄さんも肉鍋ライスだ。丼の着丼でなくアツアツの着鍋。みや古定食と中華そばは食べているが、肉鍋は初めて。お兄さんの食べる手順、伺いながら真似てみた。それが最初にレンゲだった。小袋の七味、ご飯、鍋、沢庵…生卵と進んで、最後はご飯に出汁など混ぜて、肉鍋雑炊…。郷にいれば郷に従え。お兄さん写真まで撮るわけにいかないが、そのとおりの手順にした。それが正解だった。美味しかった。900円。なるほど名物だ。

 

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2026年6月 8日 (月)

黄色い花はズッキーニ

Img_7582 Img_7585 Img_7584_20260604195501 朝歩きの畑地、むしろ藁を敷いたあたりに黄色い花が咲いている。星型の5弁、大きくてよく目立って、見てね!見てね!と開いている。地面から逆さ傘のような茎の間、にゅっと伸びている。カボチャの花?、何だろう~と、わからない時は、スマホのグーグルくんだ。

 

 畑地まで10㍍、少し距離がある。道端からズームにして、デジカメとスマホの二刀流撮りして、グーグルレンズで花をアップすると、ウリ科のズッキーニと出た。キュウリみたいな夏野菜の一つ。カボチャもキュウリは黄色い花、茄子は紫の花、この間まで同じ畑地で見ていたスナップエンドウは小さい白い花だったけど、ズッキーニ―の花は初めまして~だ。

 

 その名がズッキーニなので、じっきに?萎むらしい。夜明けに咲き始め、昼には花を閉じる「半日花」とか。カボチャ属の仲間、一年生の野菜。ツルは伸びず、支え棒がいらず、地を這う「蔓なしカボチャ」とも言うらしい。イタリアでは「ズッキーナ」、南米で「サバーチュ」、米国で「ズキーニ」と様ざまに呼ぶ。雄花は食用、ズッキーニ花は美味しいらしい。初夏から夏が旬という。日々の朝歩きに見られる花、明日の朝もまたねと~楽しみが増えた。

 

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2026年6月 7日 (日)

一隅を照らすスキンヘッド

Img_7525 Img_7526 Img_7527 なんと、神々しい、まぶしいポスターだろう。お坊さんの後ろ姿、そのツルリとした頭に焦点をあて、光らせている。いや、輝かせている。頭の上、その輝きからか、もやっとしている。剃りこみのきついスキンヘッド。その頭がポスター全体の半分近くを占めている。

 

 京阪京津線山科駅ホームだ。浜大津経由、大津市役所下車、大津歴史博物館の展覧会、会派をこえた「しがの風」へ行くのに電車待ち。1日1万歩の歩数稼ぎ、電車が来るまでホーム内、動物園のクマ歩き。行ったり来たりして、このポスターに気づいた。足を止めてよく見たら~だ。左上に大きく比叡山、下に小さく世界文化遺産・延暦寺の表示が出ている。

 

 お坊さんは法衣、昼でも、夜でも、袈裟?だ。いま標高848㍍の比叡山は全山みどり、お坊さんはその山を見ている。信長焼き打ち、家光再建の国宝・根本中道は60年ぶり、12年かけて大改修に入っている。行けば大屋根葺き替えなど見学できるという。お坊さんも身近に見られるという。八瀬か、坂本か、京阪経営のケーブルで上がれるという。そのPRポスター。始まりは天台宗伝教太師最澄。お坊さんの頭、緑の山の中、一隅を照らしている。

 

 

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2026年6月 6日 (土)

梅雨に咲くタチアオイ

Img_7431Img_7436 Img_7435Img_7432_20260603075901  梅雨だ。6月だ。紫陽花が千変万化に咲く。水無月だ。京都は△菓子。小豆入りがいい。茅の輪だ。神社詣り、半年清めの8の字くぐり。中華宴席、司馬遷研究の大家・青木五郎さんから「紫陽花の命名は白楽天ですよ」と聞いたのを急に思い出した。年だ。

 

 雨降っても一日のプロローグ、3千歩は歩いている。暑くないうち、一日1万歩の貯金と思えばいい。毎朝歩きの後半、交番の脇にタチアオイだ。漢字で「立葵」。梅雨入りに咲き出し、梅雨明けまで花を咲かせ伸び続ける。それで「梅雨入り梅雨明け花」というらしい。梅雨と言えば、紫陽花とばかり思ってしまうが、タチアオイは梅雨の名物花なのだ。

 

 交番は百々小学校前、寝泊まり出来る2階建てだ。白バイも2台常駐。通りがかりに見るタチアオイはピンクの八重咲き。ガードレール、細い川を跨いだ向こうだ。1本ではない。5、6本だ。下から蕾をつけ、茎を真っすぐ伸ばして、上へ上へ花を咲かせている。梅雨明けには2㍍以上にもという。交番脇、高さはまちまちだ。成長はこれから。いまは、背比べして、体操しているように見える。そこで駄句を一句。「タチアオイ朝の体操イチニッサン」。

 

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2026年6月 5日 (金)

吉野家の始まり、牛丼並盛

Img_7402_20260602083101 Img_7392 Img_7405 Img_7393_20260602083201 何事も始まりがある。いまや、外食チェーン大手の吉野家、始まりは牛丼の並盛だ。安くて、はやくて、うまい~と評判が評判を呼んだ。並盛280円時代があった。いまはどうだろう。チーズ牛丼、ラー油牛丼、鰻コラボ牛丼…メニューの多角化、留まる所を知らない。

 

 吉野家がいま、売りだしているのは、牛肉に魚のほっけ、トッピングで明太高菜…。店前ポスターが目立つ。あのキムタクも起用、牛丼を食べている。すき家、松屋、なか卯…、どこも客の取り込み、競争の激しさ、メニューが多様化しているが、ちょっと待てよ~だ。吉野家で原点回帰の牛丼を思い立った。注文はタッチパネル、探して探して、498円が出た。

 

 京都市内なら吉野家は、八条口、五条烏丸などだが、京都大丸前の四条東洞院店だ。昼どき、流行っている。インバウンド…、店前看板「Gyudon」。世界の牛丼だ。1階満席、2階へ上がって、すぐ着丼。吉野家伝統の早さ、変わりない。うまさはどうか。和牛でなく米国輸入牛。名物のつゆだく、肉に、ご飯に。紅しょうが、七味少々…これが原点の味だ。値段、並盛は500円切りだ。はやい、うまい、やすい。吉野家、始まり忘れずが嬉しい。

 

 ※ 吉野家、明治32年(1899)東京・日本橋創業。牛めしから魚河岸で働く漁師さん向けの牛丼が始まり。

 

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2026年6月 4日 (木)

チュニジア民芸は「おじさん戦士」…

Img_7263 Img_7266 Img_7279 Img_7267_20260601081301 Img_7268_20260601081301 Img_7269_20260601081301 Img_6431 Img_6411 Img_6410 Img_6413 どこか、のほほんとしている。「家を守る戦士」または「おじさん戦士」というらしいが、まかせて大丈夫だろうか。地中海の国・チュニジアの民芸品。木彫り20㌢ほど、鎧はブリキ。オスマントルコ時代の衛兵。見ていて愛くるしい人形だ。お土産に人気があるという。

 

 歩きコース、東山の馬町バス停降り、路地へ入って1分、陶芸家・藤平伸記念館だ。没して13年、民家兼アトリエが記念館。娘さんが所蔵品を選んで春と秋、年2回企画展を開催している。今は午年、藤平さんの馬オブジェ彫刻が並ぶ。初めて行ったおり、館内に珍しい民芸品など常設展示。その時はこんなのも~と見ただけだったが、思い出してまた行った。

 

 「おじさん兵士」もその一つ。反対側には中国の魔除け、厄払いの民芸品「五毒」だ。赤い仮面に中にムカデ、サソリ、トカゲ、ヒキガエル、ヘビがいる。「五毒」とは、5種類の毒虫の総称。その姿を描くか、刺繍して「毒をもって毒を制す」という。藤平さんが旅行などで蒐集したものだそうだ。韓国の張り子のお面、どう使うのか飴切りバサミ、どこのか土蔵の鍵…藤平さん制作陶器お面もだ。古時計、骨董机など、おもわぬ展示、見応えがある。

 

 ※ 馬の春季展は5月31日で終了。次回は10月1日からで、企画は検討中とか。入場料500円。

 

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2026年6月 3日 (水)

ヤマホウシと月下美人

Img_7169_20260531075601 Img_7171_20260531075601 Img_7172_20260531075601 Img_7175 Img_7233 Img_7235_20260531080001Img_7234 見た目、ハッと思わすこの木。どう表現したらいいのだろう。樹木じゅうを緑に染めて、白い形のいい花が点々としている。曼荼羅か、モザイクか。初夏の今が旬、ヤマホウシだ。いつもの植物園、北山門の外、道路側だ。樹高5、6㍍、4本。ついつい、見惚れてしまう。

 

 高齢者向け、千円の年間パスポート。この5月で一年がすんで、更新に行って、入る前にヤマホウシ。秋には紅葉、赤い実…北山門名物だ。白い花の真ん中が坊主頭、山法師に似てヤマホウシというが、樹木全体を見るのがいい。写真撮って、パソコンで確認、またいいなあ。植物園、入園前からなんか得した気分、暑くてどうしようかも、来てよかったと思わす。

 

 入ったら、入ったで、園内入り口に「本日、月下美人が咲いています」の看板だ。観覧温室の昼夜逆転室。一年に一度の開花、朝になれば萎む。透き通るような白い花、ひと夜限りの神秘さ、そうは出あえない。いいタイミングで来たもんだ。あの花、この花…さっさと見て、観覧温室へ。真昼の暗幕をくぐって中へ。暗闇に白い花、浮かぶが如く。美人らしく、ちょっと、ツンとすましている。真ん中に一輪、周りにも二輪、三輪…、植物園いい時に来た。

 

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2026年6月 2日 (火)

100均の「むき栗」

Img_7099 Img_7151_20260530085401 Img_7105 Img_7098Img_7261 Img_7109 Img_7113 ロマンなら夢に冒険、マロンならグラッセ。「食べる宝石」栗だ。秋、栗ご飯もいい。丸ごとの栗が見つかると嬉しい。どこかロマンぽいマロンについて書く。小銭持ち、どんなんがあるか~とちょい寄り、庶民の100均ショップ。「むき甘栗」があるのをご存知だろうか。

 

 もう一週間前になるかな。五条坂でバス降り、国道1号の五条通り。鴨川、木屋町、河原町こえ、烏丸へもうすこしで「ワッツ」。大手のダイソー、セリア、キャンドウは知っているが、ここも100均かと入った。入り口すぐの菓子並びがすごい。ポテト、グミ、カリント…目移りするぐらいあって、中国河北省生産という有機むき甘栗が2種類も…。

 

 河北省とは黄河の北で、河北だ。世界遺産万里の長城、人口は6千万人、その燕山山脈の栗という。自販機108円購入。袋開けると、20個以上だ。割れたのもあり、袋に無選別とあり、形を選ばすだ。一つ、口に放り込んだら強い甘さがあって、柔らかい。一つなら5円?いやまあ、なんと安い。おやつにいい。中国栗、天津甘栗も名があるが、河北省からも大量一括仕入れが効いているという。一つまた一つ、この低価額、目がクリクリする?。

 

 

 <参考> 京都錦市場、焼き栗専門店は包装紙栗一つ120円。丹波栗?。右写真2枚。

 

 

 

 

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2026年6月 1日 (月)

なんで「貧乏草」という

Img_6884  Img_6887_20260529084001 Img_7018 Img_7088_20260529084501  人知れず、小さく、可愛く、たくさん、背伸びするように…咲いている。春から夏に咲く「ハルジオン」「ヒメジョオン」。和名で「春紫苑」「姫女苑」と書く。やや寂しい公園、そう人が歩かない道端なんかで、よく見かける。別名「貧乏草」という。その名、なんでなん!。

 

 SNS時代、スマホ持っていれば、花の名も由来も一発回答だ。ぶら歩き、いま、山科疎水、東山の大仏跡公園、高瀬川などなどで、群れ咲きしている。細い茎、その先に菊の勲章のような花だ。キク科。北アメリカから帰化した多年草。ジャンルは雑草。「春紫苑」「姫女苑」は、植物学博士の牧野富太郎が名付けたが、「貧乏草」は、牧野さんとはちがうようだ。

 

 寝る子は育つ。その例えがいいか、よくないか~、まあ、ちょっとした空き地があれば、どんどん広がる。繁殖力がある。スマホ検索によれば、「貧乏草」は、手入れが行き届いた裕福な家の庭には生えず、そうでない所に群れるという。それに「この草を折ったり、摘んだりすると貧乏になる」という迷信もとか。そう知って、啄木の句を思い出した。「はたらけどはたらけど猶わがくらし楽にならざり。じっと手を見る」。雑草の花、じっと見続けた。

 

 

 

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