山中に富士山神殿
こんな山の中にこれは何だ。高さは50㍍あろうか。大きな屋根の線がゆるやかに流れ、まるで富士山だ。陶器の町、狸の町、甲賀市信楽の山奥だ。観光名所でなく、知られていない。建って40年余りか。日系2世で世界的建築家、故ミノル・ヤマサキの設計、建築だという。
MIHOミュージアムを管理、運営する宗教団体神慈秀明会の神殿だ。非公開だが、MIHOの展覧会へ行くと、フロアから山の中の神殿が富士山の如く見える。鯉のぼりが上がる5月に大例祭。神殿は3千人以上収容の大ホール。毎年、坂東玉三郎、森山良子ら公演があり、今年はオペラのテノール歌手笛田博昭さんのコンサート。椿姫より「乾杯の歌」だ。
JR南草津駅から送迎バスで新名神の側道を行って40分。GW、招待状が届くと、まあ行っている。神殿を建築したミノル・ヤマサキさん。同時多発テロで惨劇のNYのツインタワーの設計がそうだ。信楽の神殿は、思い出多い大プロジェクトと生前語っていたという。送迎バス降りて、神殿までは藤棚、赤いノムラツツジなどの参道、流政之氏の石彫刻、MIHO設計のIMペイ氏のベル塔など…。見上げた富士山神殿、貴重な写真撮り、1枚2枚3枚…。
※ ミノル・ヤマサキ(1912-1986)祖父は富山県から移民。シアトル出身、セントルイス空港など設計。アメリカ建築協会賞など。
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