大津駅前は大津祭り
大津の大津祭り。江戸から400年余の曳山祭りだ。JR大津駅前、びわ湖側の町中を13基が一日中、からくり人形をあやつり巡行する。からくり、巡行の所々でお囃子とともに所望する。所望は「しょもう」。演ずることだ。所望がすめば、厄除けちまき放り投げる。
京都の東、山科駅。JRひと駅4分で大津だ。毎年10月第2週の日曜、改札出れば、祭り一色。ヒマな一日、祭り見物ぶらり。大津中央大通りから北へ、午前の巡行から午後へ昼食タイムで13基が揃う。行ったおり、午前中最後の巡行中だ。大酒飲む猩々山、鯛を釣る西宮蛭子山のからくりを見た。民家2階スレスレ、山を曳く人、祭り見る人、みんなニアだ。
お囃子,笛に鉦に太鼓。からくり人形、赤いタイがピョコピョコと跳ねている。蛭子さん釣り糸が見える。からくり所望中、綱の曳き手は地べたで休憩だ。見物客、チマキ取りの手がいっぱい伸びる。曳山の車輪は3輪、祇園祭は4輪。前掛け、胴飾り、見送りの豪華さ…祇園祭と似ている。トリの湯立山すみ、13基揃う休憩も圧巻だ。決まって先頭、くじとらず西行桜狸山、石山寺ゆかりは紫式部の源氏山…歩き回って、目の前で伝統の祭りが見える。
※ 大津祭りは、長浜曳山祭り、坂本の日吉山王祭と合わせ、琵琶湖三大祭り。国指定の重要民俗文化財。
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