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2025年10月 2日 (木)

ビル外装は「碁盤の目」

Img_0831 Img_0843 Img_0842 Img_0838 Img_0839 Img_0840 このビル、外装がなんかちがう。太い木枠、細い木枠…まるでジクソーパズルのようにタテタテヨコヨコ~の窓枠だ。この9月に1年半かけて改装オープンした日本生命京都ビル。地上8階、地下1階。四条通り、大丸さんのひとつ置いて西隣、祇園祭り長刀鉾すぐ近く…。

 

 これ、実は~である。♪~まるたけえびすにおしおいけ(丸竹夷押御池)~♪と京都の通り名をあらわしているという。洛中は、上ガル、下ガル~碁盤の目、格子状のデザイン。その壁面、南北の通りは丸太町から五条へ23㍍、東西は寺町から千本へ25㍍。実際の百分の一の大きさだという。道路向かい側からアーケードの上を眺めて、今はどこいるかな~。

 

 昨年2月に工事が始まり、外装が見えだした頃、ニュースになって、京都新聞の見出しは「京都に新名所誕生」だった。写真を撮りに行って、東西通りの四条と、南北通りの東洞院の角っこだ。アーケード下、歩道からは何もわからない。東側、ビルの入り口へ行って、書き込みを見つけた。通り名の数え唄、ビルの位置に星印。「京都の東西南北、通り唄を外装デザインのモチーフに~」と出ていた。向かいへ渡り仰ぎ見る新名所、これは「碁盤の目ビル!」。

 

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コメント

何と何とも粋なビルのリノベーションだろう。ガラスの壁面を京の街通りをそのままに格子で仕切り、まるで観光案内でもしているようだ。
南北にど真ん中を貫く大通りが烏丸、東西の通りが四条。その交差点が京都一のオフィス街・四条烏丸。
まさに新名所の誕生だ。通り名の数え歌の碑も。何度歌い込んだか。

投稿: s.hidaka | 2025年10月 2日 (木) 06時59分

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