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2025年9月15日 (月)

京都御苑、サルスベリの老木

Img_9927 Img_9930 Img_9932 Img_9931 Img_9933 Img_9940_20250912095001 Img_9945_20250912094201 ぶらり歩いて、紅紫の花によく出あう。猿が苦手なサルスベリだ。7月、8月、9月と咲き続け「百日紅」。この夏も、鴨川の散歩道などで見ているが、大木となると、京都御苑東側の寺町門わき。高さ10㍍近くあり、枝が張り出し、こんもりした大きさが際立っている。

 

 寺町門の中はイチョウの大木。秋に銀杏が雨あられの如く落ちる。その門の外、石垣の上にサルスベリ。幹はどれくらいか、木の下へ潜るように入ったら、支え木が3か所も。幹に穴が少し。だいぶ老木のようだ。サルスベリは中国南部原産。唐の時代、長安の都に植わっていたという。日本では江戸の前からだ。本草学の貝原益軒がその著「花譜」に記している。

 

 国内の老木一番は秋田市内、善正寺境内のが枝張り大きく、樹齢200年超えという。寺町門はそこまでいかないにしても明治時代、京都御苑が国民公園になった頃からか。すぐ近くに府立高女が前身の鴨沂高校。森光子も山本富士子も沢田研二も田宮二郎も…在学中に見ていたかも、だ。京都御苑が出す9月のみどころ案内はサルスベリ。九条邸の池庭などに苑内に10本以上。寺町門の老木もその一本。暑い9月の敬老の日、老いてなお元気だ。、

 

 

 

 

 

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コメント

 国内一の百日紅・老木が当地に存在とは。全く知りませんでした。所在地は合併で市に編入した町。遠い昔に付近一帯を担当し毎日のようにネタ探しに通ったのですが…。老木はもとより寺の存在さえノー、でした。行ってみます。自宅から50分程度かな。健脚日記にまた一つ教えて頂きました。だから洋々日記のチェツクは欠かせない‼。有難う、です。

投稿: 道-中 | 2025年9月15日 (月) 09時08分

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