寄贈洋画の数々、お披露目展示

薔薇と駒ヶ岳の中川一政、赤い椿だ。人物彫った花瓶、レモンも一個。よく開いた椿は三つ。絵のバランス、色合い…見ていて飽きない。人物、風景の林武は、赤富士。赤い絵の具が盛り上がって、富士が青い空から浮かび出ている。この力強さ、元気が出てきそうだ。
三色パンジーの岡鹿之助、道化師親子の海老原喜之助、氷の切りだしが金山平三、日の出は藤島武二…、これでもか、これでもか~と、いい絵が揃っている。京近美4階、令和7年度第2回コレクション展。昨年暮れ、企業勤めの藤原彰氏から一括寄贈を受けた日本洋画のお披露目展示だという。展示目録によれば、明治から昭和へ洋画の流れ、35人の50点。
近美のコレクション展、展示が変わるたびに行っているが、今回の藤原寄贈展は3度も見に行った。猫と蟻の熊谷守一は五色沼。周囲の山と青一色の水面がいい。京都出身画家は、梅原龍三郎と安井曾太郎。梅原が北京裸婦、安井は晩秋の湯河原。初めて見る絵だ。洛北高出身、夭折の村山槐多は静物だ。青木繁、小磯良平、鴨居玲、中村彜、浅井忠、小出楢重、須田国太郎…、どの絵もいいなあ。作品、お金にすれば、云億円。寄贈に感謝、展示に感謝!。
※ 藤原コレクション展は9月28日まで。
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