ウナギの顔がみたい~
どうしたわけか、ウナギの顔がみたい。去年、大阪・谷六で、いじめ問題の演劇「親の顔がみたい」を鑑賞して、そのフレーズがどこかに残存していたせいだろうか。ウナギの顔と親の顔…、なんの脈絡もないけど、とにかくウナギの顔、ウナギ食べるにしても、その前に顔をみたい。
どこで見られるか。そうそう、京都大丸8階レストラン街の炭焼き「うな富士」だ。店前の水槽、あそこに観賞用のウナギがいた。1月、2月…もう3月なのに、ことしはまだウナギを食べていない。あの店には1尾1万円という「天の青うなぎ」も時に入荷するとらしいが、それはそれとして、入店して食べる前にウナギの顔をじっくり見て置きたい。
ウナギの顔、ウナギの顔…いつもより足取り軽く行った。客待ちの椅子が並んだ前、大きな水槽に酸素ボンベと藻と土管だ。いるかな、いるかな~でいる、いる。1尾、2尾…土管からも顔を出している。これこれ、これがウナギの顔だ。顔は細く、口先が尖がっている。目はばっちりしている。エラは長い首より下だ。オスかメスか、ほっそりしている。長い身体からして20等身はある。店内、蒲焼きになって出て来たウナギ、あの顔はなかった。
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