ポツンと重文、西本願寺総門
京都は国宝、重文が多いと言っても~だ。重文の門をトラックが通り抜ける。市バスが門の前を走る。門前で歩行者が信号待ち、日差し除け、雨宿り…。それでも、ええのだろうかと思う門、世界文化遺産・西本願寺の総門だ。広い堀川通りの歩道側にポツンと建っている。
門の傍に案内はなく、重文と知られていないからか、門前の仏具屋さん、山本亀太郎商店がウインドウに門を説明する額を出している。門は、江戸後期の宝永8年(1711)の創建で、平成26年(2014)に重文指定だという。昭和34年(1959)、交通量が増え、堀川通りが片側3車線に拡充のおり、西側からこの場所へ移された~と書かれている。
西本願寺あたり、よく歩く。宿泊施設の聞法会館、新撰組屯所だった太鼓楼、龍谷ミュージアム…それに境内の国宝唐門、飛雲閣などで、総門は仏具屋さん並ぶ門前通りを歩くのに通り抜ける。江戸後期の創建から310年余も経っている。ネット調べ、切妻造り、瓦葺、一軒高麗門。かつての南総門、北総門はなく、総門はここだけだという。本願寺の案内パンフに記載なく、仏具屋さんの説明で知り、重文の総門がこれでいいのか?、悶々とみた。
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コメント
西本願寺の重文・総門をトラックが通り抜け、門の真ん前を京都市営バスが走る。雨宿り、信号待ち~確かに異様と言えば異様。古都京都だからの風景なんでしょうね。
一昨年の12月、東京時代からの仲間たちが洋洋さんの引率で国宝唐門など回った後、総門を抜けて京都駅方面へと歩きましたね。あれから、もう1年と3か月か~
投稿: s.hidaka | 2025年3月 6日 (木) 06時33分