3月3日、さんさんと輝く?
いや、ありがたい、ありがたい。本尊千手観音さまはじめ、風神から雷神へ千体の観音さん、ずずっと拝んで見て回って、今日だけは無料だという。桃の節句、3月3日ご縁、国宝・三十三間堂の「春桃会(もものほうえ)」。京博向かい、東山歩きコースの一つ、行った。
まん幕が明るい。ピンクに白にグリーンの三色。花だんご色だ。桃の花代わりは、大きな鉢に満開の紅梅。どうして、こんなに~と思う賑わい。内陣の柱と柱が33あって「三十三間堂」という。平清盛が観音信仰の後白河法皇の願いを入れて寄造といい、かつて宮本武蔵が吉岡一門を迎え討ったという。今は1月15日、遠的の通し矢がある。天台宗妙法院の境外塔頭だ。
靴をビニール袋に本堂へ入った。華道の池坊さん献花、島津人形はひな壇特設。鎌倉時代、だれがどうつくったのか、千体もの千手観音さん、この迫力、何度見ても凄い。賽銭、蝋燭…思わず手を合わせて、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。本堂出たら、異世界から現世界へ、大道芸の駒回しあり。唐揚げキッチンカーあり。女性のお守り販売あり。テントの中は一杯600円の名物・雛うどん…。翌日、朝日社会面見出しは「さんさんと輝きますように」。
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