カンパと白梅とメジロ
寒波がまた来たけど、京都御苑の白梅が咲き出した。堺町休憩所の西側、宗像神社の北側の芝地だ。広い京都御苑の南西付近。一番咲きを見る穴場だ。どうかな、どうかな~と何度か、足を運んだ。今年は遅かったけど、一輪が二輪、二輪が三輪と増えて、もうだいぶ咲いている。
冷気の中、馥郁として、ほんのりした香り。芭蕉の弟子・服部嵐雪の詠んだ「梅一輪一輪ごとの暖かさ」だ。隣の紅梅も蕾が大きく膨らんでいる。紅白梅が揃って満開になるのは、この寒波が去ってからだろう。春よ早く来い!とカンパすれば、より効果が~とお隣の宗像神社へ、お賽銭あげに行くと、だ。境内はスイセンが咲き、白梅が早くも満開になっている。
ここだけは「梅は咲いたか桜はまだかいな」だ。宗像神社は平安京創建~鳴くよウグイス~の794年の翌年、御所を守る位置に誕生、由緒ある古社。神社の小さな森は鬱蒼としてフクロウ営巣という。参拝して、参道から帰るおり、手水所で目の回りが白いメジロが寒いのに水浴びしている。手水の青竹にメジロの青い羽根、保護色で見逃しそうだが、気が付いた。気づかれないよう、そっとデジカメ撮り1枚、2枚。はや満開の白梅にメジロ…、「賽銭カンパ」で、春が来る!。
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コメント
一昨日からの寒波、と言うより「大雪」の襲来。朝、昼、夕と一日3回の雪寄せ。腰痛治療で約40分の駐車。終わって見た駐車場の車は雪で覆われた車体と地面の雪が繋がっていた。すざまじいまでの降り方です。そんな日の昼下がり、庭に犬に似た動物。胴体が細く、尻尾が長い。見慣れた犬、ではない。あれはキツネだ。ネズミモチの木の又に登り、柘植や夏椿を嗅ぎまわり隣家へ。餌探しに必死の様子だった。それにしても…。場所柄かカモシカ、雉、アナグマ、野鳥、時には蛇も。幸いクマには出会わないがキツネとは。
白梅が咲くのを心待ちにしていた健脚さんからこちらも春の気配を感じました。
投稿: 道-中 | 2025年2月20日 (木) 09時59分
「東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」 菅原道真を祭る大宰府八幡宮の神木飛梅(超早咲き)が満開に。境内の6000本もの紅白の梅の満開はしばらく先のようです。
かつて、わが家にも枝垂れの白梅(樹齢40年)が。二つに切ったミカンを枝に刺すとメジロのつがいが交互にやってきてついばんでいました。
今はベランダで育てる鉢植えの枝垂れ紅梅(高さ1m)が満開に。もうチラホラ 散り始めています。
投稿: s.hidaka | 2025年2月20日 (木) 07時03分