« 晴れた日の冬の雲がいい | トップページ | 京都のたぬきうどん »

2025年2月 3日 (月)

風俗博物館へ行く

Img_3638_20250201085601 Img_3701_20250201085601 Img_3670_20250201090701 Img_3664 Img_3651 Img_3652 Img_3655_20250201085901 Img_3660_20250201085901 Img_3695_20250201090801 Img_3677_20250201090801 Img_3673 Img_3679 光源氏かな、紫式部かな、こっちは清少納言だろうか。京都御所の清涼殿かな。平安時代400年間、様ざまな人形などで雅な世界が浮かびあがっている。当時の装束をそのままに再現して見せる風俗博物館。入館800円。今を忘れる遥かなる歴史の中、飛び込んだ。

 

 風俗博物館、あまり知られていないのでは~。西本願寺の向かい北側、六条堀川通、緑色の井筒女牛井(さめがい)ビル5階。社寺、宮中衣装など扱う井筒グループが50年前に立ちあげ、運営している。あのあたり、ぶら歩きコース。入館500円の頃、いちど行って以来、7,8年ぶり。昨年の大河・光る君へ~で見た宮中人、衣装、調度品が次々に展開する。

 

 局の後ろ姿、黒髪が長い。踏みそうだ。男子の普段着は直衣、「のうし」と読む。女性は色のかさね着。桜色、梅色、菖蒲色…美しい。遊び再現は、漢字の偏札と旁(つくり)札の出しあい。人偏なら木出して「休」。さんずいなら也で「池」だ。この繰り返し。遊びのレベル、漢検並み。お産、引っ越し、冊子づくり、食事の強飯、お菓子、御所車、秋は菊に綿乗せ、夜露を染ませ朝化粧などなどだ。千年もの昔が会場に現実展開、平安の歴史が学べる。

 

|

« 晴れた日の冬の雲がいい | トップページ | 京都のたぬきうどん »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 晴れた日の冬の雲がいい | トップページ | 京都のたぬきうどん »