堀江さんのヨットと出会う
このヨットがそうだったのか。海洋冒険家・堀江謙一さんのモルツ・マーメイド2世号だ。来る日も来る日も太平洋の荒波を超えて102日間、11.500㌔を旅したヨット。全長10㍍、全幅5・3㍍、マスト高は11㍍という。よう頑張ったなあ~と、間近で見上げた。
日本海側、大雪の日だった。太平洋側、明石海峡沿い、歩きやすそうな大蔵海岸。雪までは~だが、風が強い。冷たい。JR明石駅から東へひと駅、朝霧駅まで歩くか、歩くまいか~で、歩いた。帽子は深かぶり。飛ぶと僧侶と間違えられる。松並木、砂浜、子ども広場、所々にベンチ…、よく整備されている。歩く前方、淡路島にかかる明石大橋、眺めがいい。
途中、海岸に龍の湯だ。寄り道一風呂は我慢して、歩き続けた。万歩計の数字は伸びてない。足が長いせいか。そう距離はないのか。やっと朝霧駅につながる歩道橋まで来て、砂浜に堀江さんが明石市政80周年記念で寄贈したヨットだった。予期せぬ出会いだ。1999年3月、米国ロス海岸を出て、その年7月、この明石海峡大蔵海岸へ到着。展示ヨットは~挑戦する素晴らしさ、自然の大切さ~を教える。歩く決断は正解だった。帽子、飛ばなかった。
※ 堀江謙一(1938~)大阪市生まれ、兵庫県芦屋市在住。1962年、日本人初、小型ヨットで太平洋単独無寄港横断に成功する。
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コメント
あの堀江さんのモルツ・マーメイド2世号の姿、形ーこんなんだったんですね。地球環境に優しくが、これだったんだ。
歩いて歩いて~帽子を飛ばすことなく、ご苦労さまでした。いいもの、いい風景見せていただきました。
明石海峡大橋の優雅な写真、瀬戸内海を跨ぐ3つ目の橋「しまなみ海道」を自転車で渡る意欲が高まりました。2019年10月の高知大会以来、2度目の挑戦です。実行は今秋かな~~
投稿: s.hidaka | 2025年2月13日 (木) 06時46分