古代遺物「ZOUKEI」展
何はともあれ~ぶらり入ると、古代の大屋根の飾り、鴟尾(しび)だ。大きさにしびれる。兵馬俑も一体。展示のケースは、ケースバイケース、そのおりおりだ。今は昔の羽子板、困らない独楽だ。企画は学生さんの智恵借りて「ZOUKEI」。かたどられるモノたち展。
西陣の今出川通り、京都市考古資料館だ。遺構の遺物をどっさり、市埋蔵文化センターが別棟にある。元の西陣織物会館改修とはいえ、建物が古い。それがまた似合うと言えば、似合う。歩き行くと、まあ、入って見る。入館無料。書籍、ビデオに椅子もあり、ひと休み出来て、古代が学べる。企画展は学生さん発案の「ZOUKEI」。埴輪、土偶などについて。
学生さん、前は「造形芸大」だった京都芸術大学。古代遺物をアート感覚でとらえる。興味ある造形物を1点でも鑑賞を~という。あれもこれも、解説読みはしんどい。ざあっと見て、気になる1点がいい。そう思って、のんびりみたら、鶏だ、牛だ、猿だ、狐だ。巫女さんだ、家だ、壷だ。本物あり、写真あり。何が面白かったか、1点となると、亀岡から出土、鶏の埴輪だ。長かった縄文時代、ことさら首が長く、夜明けはまだかと、コケコッコー!。
※ 「ZOUKEI」展は1月26日で終了・
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コメント
古墳時代の壮大な物語に触れてきました。九州国立博物館で開催中の特別展「はにわ」=1/21~5/11=.。全国各地から国宝14件、重要文化財21件を含む121件が集合。
埴輪で初の国宝「珪甲(けいこう)武人」や、ほんわか表情の人物像、愛らしい動物、船や家に至る最大規模、空前なスケールの展示会だと~わが古里宮崎の西都原古墳から出土した重文の「子持家形埴輪」と「舟形埴輪」の2点も。上の日記のPにある重文「猿形埴輪」の出品も。
兵馬俑は30年前、機会あって中国西安の始皇帝陵で見てきました。8番目の世界7不思議。そのスケール、納得でした。
投稿: s.hidaka | 2025年1月31日 (金) 08時32分