応挙の寅絵はいくら?
応挙の虎だ。光琳の達磨だ。さあ、買った、買った。えっ、50万、そっちは100万…、鑑定済み、滅多に出ないよ。もう一声…なんぼ?200万。ほかは~、ナニ250万…、もうない。じゃあ、決めた250万!。古美術品オークション。というような光景だろうか。
図書館帰り、京都市勧業館みやこめっせ前、通りがかって、古美術・骨董オークションの看板が出ている。いつもの~どんなんかな癖が出た。京都市中京区に本社という創業30年余、KK古裂会主催。名前と電話番号書いて入り、写真は?聞くと、どうぞと。広い1階会場、見渡すかぎり骨董品、大物、小物ざっと1500点という。何をどう見て、幾らかだ。
応挙落款の寅軸絵は、寛政庚戌(かのえいぬ)初春の記述がある。崖を覗き込む猫顔の寅、雪景色だ。京博の応挙研究学芸員なら、どう値を付けるのだろう。500万?。いや、わからない。誰が持っていて、幾らで落札されるのか。またどこかの展覧会でお目にかかるかもだ。会場ぶらり、ぶらり。花魁化粧道具、甲冑刀剣、まさか?の種子島伝来の鉄砲、御神輿、仏像、茶道具一式…、見る人が見れば、億かどうかのオークション、今は見て置く?だけだ。
※ 下見会は1月16,17日にあった。のち東京プリンスホテルでも。年に何回か。そのつどカタログあり。入札は書き込み式。
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