寺町京極商店街美術館
アーケードから吊り下がった幕に子猫の写真が可愛い。お花畑の子猫、カメラに乗りかかる子猫、サクラの花の下の子猫…、仰いで見上げて、幕の子猫写真は前と後ろ…1枚、2枚、3枚、4枚……4枚で終いということはない。子猫の写真、ニャン枚もニャン枚?もだ。
京都の寺町京極商店街アーケード下、見歩く美術館になっている。朝も昼も、寝静まった夜中も、一年じゅう何かの作品が展示、ぶら下がっている。四条から三条まで550㍍、店舗数は200店余り。年間200万人が買い物観光で通り抜けるという。3か月に一度か、吊り下げ作品の展示替えは、人通りがない夜中だろうか、それを思うと大変だろうなと思う。
秀吉が散らばっていたお寺を一カ所に集めての寺町。天正18年(1590)の始まり、400年以上たって、今だ。お寺、仏具屋さんなど減り、様変わりだげど、年々賑わっている。巨大提灯が2年前に出来て、同時にアーケード美術館も。今の企画展示は、大津市の子猫写真家・三好良典さんの作品だ。四条通りから歩いて、50㍍ごとの吊り下げ展示。三条通りのすき焼きの三島屋、巨大カニさんが見えるまで見上げ続け、首がニャンともだるく。
※ 三好良典さん。写真家。捨てられた子猫を保護しつつ、写真撮り。SNS人気上昇、10万超すフォロワーという。展示は15日で終了。
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コメント
かつてバイト帰りにかっ歩した四条河原町界隈。中でも寺町・新京極の両アーケード街は喫茶、食堂を渡り歩いた、青春をおう歌した街だ。
その寺町アーケード街が美術館に。おしゃれですね。子猫たちの愛らしいスナップ。そぞろ歩きを和ませてくれそう。「寺町京極商店街美術館」の案内垂れ幕のイラスト文字が好きです。三条出口の「かに道楽」 巨大看板が懐かしい。
投稿: s.hidaka | 2025年1月16日 (木) 09時37分