穴子丼、一緒が嬉しい
まだあるかなあ。神戸三宮、あの穴子専門のお店だ。なんという店名だったか、場所はだいたい覚えている。だいぶお年寄りのご夫婦経営で、いい娘さん手伝っていた。三宮センタープラザ地階だ。確か西へ歩いて、外れのような奥の奥、あるかな、あるかな~と行った。
昨年の師走、花時計を見に行ってからだ。駅前、フラワー道路からセンタープラザへ降りて、長い賑わいのプラザを東から西へ、もう大方行き止まり、人が途絶えた所、あった、あった。看板と青い暖簾は「あなご料理・神戸大善」。ここ、ここ、ここだ。店構え、前と全く変わらない。初めて入ったのは、コロナ禍の前、もう7.8年は経っている気がする。
あの穴子丼、味はどうだろう。店内はカウンターとテーブル三つ、ご夫婦健在、娘さんもだ。みんな同じだけど、前になかった神戸百選を示す楯がある。横でなく楯を読む。~震災とコロナを乗り越え、市民に愛される飲食店として営業を続けてこられた。ここに敬意を表して~と、神戸市長が賞している。良かった、良かった、拍手だ。焼き穴子二つ、おすいもん、沢庵の穴子丼が出た。柔らかい、ご飯も美味しい。変わらないのが嬉しい。来て、良かった。
※ あなご料理大善。昭和53年夫婦で開業。センタープラザ完成したときから。神戸百選の表彰は令和5年3月。
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コメント
ほんま、健脚さん、穴子すっきゃな~この日記に何度登場したか~その穴子、道‐中さん、連れなく宮島口の穴子を食べそこなったと。食べ物の恨みは消えない。17年10月の広島大会での記憶ですね。
2000年8月。新聞協議会の宮崎視察の時、30数人の参加者をお連れして、日本一繁盛するウナギの老舗「入船」へ。特上定食(6950円)を提供したところ、「道‐中さん、箸を全くつけず店を出た」と。後日、他の参加者から耳にした。「苦手だった」と勝手に思っていた。10数年後に真相が。「前夜飲み過ぎて下痢バラ、吐き気で食える状態でなかった」と~くねくね魚に相性が悪い?
投稿: s.hidaka | 2025年1月 6日 (月) 19時49分
健脚さん、相変わらず穴子「丼」「めし」の追求を続けていますね。何年前だったか広島での集りの折り、宮島口で「船に乗る前に穴子めしを食おう」と誰彼となく言った途端「おれをもう食った。おいしかった」と健脚さんが宣い、そのまま船に乗り名物を食することなく当地に帰ったことを思い出しました。その前から今日まで穴子は何回「日記」に登場したことか。その度に「穴子愛」を感じさせる一言、一写がありました。一日1万歩。健脚は健胃、健舌の基。当地は今朝も雪。雪寄せ作業で歩きの代替です。
投稿: 道-中 | 2025年1月 4日 (土) 09時40分