冬はサザンカ
冬は赤い花が恋しい。歩いて、ぱっと明るい花に出会うと嬉しい。つい立ち止まって、対面する。近づいて、デジカメ撮りする。花弁1枚2枚、ズームアップ撮りもする。その花の代表ならサザンカだ。いいの、どこに咲いているか知っている。ちょいとそっと紹介しよう。
演歌で大川栄策さんの冬の宿、童謡でたき火だ!たき火だ!のサザンカ。「山茶花」の漢字読み「サンサカ」なのに、訛ってしまって「サザンカ」。ツバキ科ツバキ属に常緑低木。首ごと落ちるツバキに対し、花びらをバラバラと散らす。落語で言う枕はこのくらいにして、歩き見つけのサザンカについてだ。まず、これは凄い!と思わすピンクから写真案内しよう。
自宅近くの山科、清水焼団地の入り口、竹細工「御池」の店前庭先。高さ3㍍ほど樹木が丸ごとピンクピンクしている。花を散らしても、蕾が次から次と咲いて、つい見惚れさす。金賞と言っていい。白いのは、七条河原町近く「京仏所跡」と駒札が立つ田中家。垣根全体が白い。交差点の角っこ、信号待ちの間、ずっと見ていられる。赤はわりに見かけて、花びらを二重三重に重ね、バラのようなのがいい。寒くてもサザンカ、元気咲きありがとう!。
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