お多福仮面の舞踏会
青いジャージのお姉さん、何をやるんだろう。特設会場、観客は一杯だ。壇上のお姉さん、黙して語らず。これが「最後の作品」と書いた紙を出し、音楽をスマホでセットし、「仮面舞踏会」と題する作品名を見せて、お多福の仮面をかぶって、ひょい、ひょいと踊り出した。
正月三が日の3日。神社詣でして、帰る途中の御池ゼスト商店街の河原町ひろば。2日続きの大道芸祭だ。朝から芸人さん次から次のようで、通りがかりで見たのは、加納真実さんのパントマイム芸。通称、青いジャージの女神。広島県出身、早大サークル活動が始まり。芸を磨いて、全国を回り、30年近いようだ。少しの立ち見のつもりが、面白くて動けない。
お多福の仮面で、ひょっとこ踊りにドジョウすくい。アラ、エッサッサ…、軽快な音楽、会場の手拍子、盛り上がる。演目の仮面舞踏会。お多福面の加納さん、会場へ入りこんで、お客さんに同じお面をかぶらせ、舞台へ引っ張りあげる。手ふり身ふりと同じ踊り。また会場から1人、2人、3人と増えて、狭い舞台が大賑わい。エンヤコラ、エンヤコラ…みんなで、お多福仮面のパントマイム舞踏会…。会場はヤンヤヤンヤ、笑う舞台に福が来る!。
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