古代遺物「ZOUKEI」展
何はともあれ~ぶらり入ると、古代の大屋根の飾り、鴟尾(しび)だ。大きさにしびれる。兵馬俑も一体。展示のケースは、ケースバイケース、そのおりおりだ。今は昔の羽子板、困らない独楽だ。企画は学生さんの智恵借りて「ZOUKEI」。かたどられるモノたち展。
西陣の今出川通り、京都市考古資料館だ。遺構の遺物をどっさり、市埋蔵文化センターが別棟にある。元の西陣織物会館改修とはいえ、建物が古い。それがまた似合うと言えば、似合う。歩き行くと、まあ、入って見る。入館無料。書籍、ビデオに椅子もあり、ひと休み出来て、古代が学べる。企画展は学生さん発案の「ZOUKEI」。埴輪、土偶などについて。
学生さん、前は「造形芸大」だった京都芸術大学。古代遺物をアート感覚でとらえる。興味ある造形物を1点でも鑑賞を~という。あれもこれも、解説読みはしんどい。ざあっと見て、気になる1点がいい。そう思って、のんびりみたら、鶏だ、牛だ、猿だ、狐だ。巫女さんだ、家だ、壷だ。本物あり、写真あり。何が面白かったか、1点となると、亀岡から出土、鶏の埴輪だ。長かった縄文時代、ことさら首が長く、夜明けはまだかと、コケコッコー!。
※ 「ZOUKEI」展は1月26日で終了・
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