京都御苑、まだ紅葉している。
広い京都御苑、まだ紅葉だ、黄葉だ。師走も折り返し、ぐっと冷えきたのに~である。見ごろが続いていた東福寺も散り始めというし、京都御所もかなあと~とぶらり歩きに入ったら、苑内のあちこちで、~まだもう少し~とでも言うように赤く、黄色く、染まっている。
今年の紅葉、黄葉は暖冬の秋が影響して、全国的に遅く、遅く~だが、ここまで遅くとはだ。河原町広小路の京都文芸会館で来年1月5日、米朝一門の正月寄席、前売り券を買いに行って、梨の木神社がある寺町の清和院御門から入ってだった。京都和風迎賓館前の芝地の中、通称バッタが原だ。赤いモミジと黄色いモミジ、それにイチョウが混ざりあっている。
今年は鴨川堤に始まり、永観堂、南禅寺、建仁寺、夜の植物園で紅葉見てきたが、何時も行っていた京都御苑はなぜか、忘れていた。それがこんなに遅くなったのに、待ってくれたように赤と黄色、色鮮やかなグラデーションだ。樹木回りは散った葉が一面の絨毯になっている。御苑ウオーク、帰りの地下鉄烏丸丸太町駅へ、南へ、西へ。広い砂利道から芝地の細い道を歩いて、ぱっと赤い樹々に出あうと写真撮り。師走を忘れて、紅葉、黄葉を満喫した。
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コメント
御苑の樹樹たちは、きっと首を長くして、洋洋さんのお越しを待っていたんですね。作家の幸田文さんは、黄葉紅葉はどこに散り落ちても美しい、と書いておられますが、この季節になると、本当にそうだなと納得させられます。
投稿: 小松谷千絵 | 2024年12月18日 (水) 12時55分
秋があっという間に駆け抜けて夏から一気に冬が来たような今年の異常気象。年末のこの時期になっても頑張って黄葉・紅葉を見せてくれていますね。
大学キャンパスの通り向かいの京都御所は学友らとよく散策しました。黄葉・紅葉の名所が多い京都にあって御所は入園料がいらないすぐ行ける名所。巨木のクスの向こうのモミジのアングル、いいな~
投稿: s.hidaka | 2024年12月18日 (水) 06時42分