「終い天神」へ行く
まあ、なんやかんやある。買う、買わない別、歩き見て回る。それが面白い。菅原道真を祀る京都の北野神社。毎月25日は道真さん生誕と命日が同じで、境内は露天商が並び、とりわけ師走は「終い天神」と言って、それはそれは~の賑わいだ。ぶら歩きの一日、行った。
京都の五花街、上七軒から天神さん東門へ、石畳歩きに情緒がある。そこまで行く歩き道中、かつて朱雀大路の千本通りと今出川から西へ入ったお寺が「お湯たくさん茶くれん寺」。秀吉公が北野大茶会で寄り道、庵主さんお湯ばかりに由来する。もう少し行って、「チャーミング・チャーハン」というお店。愉快な看板だ。その炒飯、どうチャーミングか気になる。
上七軒のお茶屋さん提灯の紋は、赤い〇の串刺し。由緒あって御手洗団子の紋という。東門前、骨董屋さんが多彩。布地は、より取り見取り、つめ放題で千円。古枠という糸巻き300円。これ北野さん界わい西陣だからだ。凧、まり、こけし、雄鹿の角、浮世絵、やきもち、たこ焼き…。本殿前は道真慕い大宰府へ飛ぶ梅の古木。人だかりは猿回し、竹馬の演技公開中。北野さんと言えば撫で牛。新年へ前掛け新調。楼門の絵馬、梅林と来年干支の巳、ヘビ。よく見いや?。
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