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2024年12月22日 (日)

量り売り着物、1g=1円

Img_0633_20241220080901 Img_0637_20241220081201 Img_0635_20241220081301 Img_0640_20241220081201 Img_0639_20241220081301 Img_0641_20241220081301 その店、「1円着物」と看板掲げている。まさか~と、店前で点検すると、天秤量りのイラストが出て、着物の重さを測って「1㌘=1円」の1円だという。店前から店内へ、小紋。訪問着、留袖などぶら下っていて、軽い浴衣は500㌘で500円の値札が付いている。

 

 修学旅行生、外国人観光客が定番の新京極商店街。四条通りから三条通りの500㍍、土産物屋だけでなく、色んな店がある。四条通りから入ると、坂本漢方薬、クルクル回るロンド焼き、ビッグオムレツのスター食堂など昔からの店あって、「1円着物」の店は錦天神の手前だった。調べて、東京・千駄ヶ谷に本社があるKK和心が去年6月、関西初出店という。

 

 西陣、室町…着物の本場、着倒れの京都へ「1円着物」の参入である。なんか殴り込みのようだが、観光客にはわからず、けっこうお客が入っている。量り売りは、アンティークなリサイクル着物だ。ナフタリン臭、990㌘の付け下げは990円。触って軽そうだ。重そうな帯は一律900円。カンザシ、かばんも揃えている。着なくなって、タンスしまいの和装の数々、いま一度、1㌘1円で世に出て、誰が着るか、SDGs、サスティナブルである。

 

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