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2024年12月

2024年12月31日 (火)

今夜は除夜の鐘

Img_1331_20241228091001 Img_1315_20241228090801 Img_1330 Img_1304 Img_1328 Img_1293 Img_1297_20241228090601 Img_1282 Img_1268_20241228085201 「え~い、ひとつ」「そ~れ」。僧侶たちが声を合わせ撞木の子綱を引いて撞く。1回また1回、重文の大鐘がそのたびに煩悩を飛ばす音を響かす。今年もゆく年くる年の日になった。浄土宗知恩院「除夜の鐘」が今夜10時40分から108回鳴って、新年を迎える。

 

 その試し撞き、予行演習が27日にあった。よく歩き通る山門前に予告。昼間の午後2時からだ。御影堂を超え、階段上って、円山公園側。歩き出て、写真撮るのにもいい。コロナ禍前のいつだったか、本番の除夜の鐘へ行ったことがある。真夜中、2時間近く並んで、やっと鐘楼前に着いて、108回のうち90回目くらいで、音を聴いて寒かった思い出がある。

 

 本番の鐘には3万人という。試し撞きは50分。早めに行ったが、すでに二重三重に人、人、人、2千人ほどか。有り難さは違うにしても、音は音だ。東山の方広寺、奈良の東大寺と並ぶ日本三大梵鐘。直径2・8㍍、高さ3・3㍍、重さ70㌧だ。茶色の僧侶衣、クリクリの頭がまぶしい。子綱を持つ僧侶は16人、仰向けで親綱は1人。どこから撮るのがいいだろう。背伸び、デジカメ持ち上げ、鐘楼回りをあっちへ、こっちへ…、煩悩がつきまとう。

 

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2024年12月30日 (月)

壁面アートは推すし?

 Img_0471 Img_0469_20241219085901 Img_0478_20241219090101 Img_0477 Img_0473_20241219090001 Img_0466_20241219085901 Img_0476_20241219090001 うまいね、うまいね。まあ、食いねえ~。いや、食えない。それ、絵だからねえ。じゃあ、まあ、見ねえ。江戸っ子?だってねえ。えっ、ちがう。京女?ああ、そうか、京女の大学生の絵か。これ、握り寿司色々。いや、うまい、うまい。まあ、しっかり、見て行きねえ~。

 

 ことしも、師走に始まった駅ナカアートだ。京都市地下鉄。うまい寿司の絵は、烏丸御池駅。京都駅から宝ヶ池へ南北線と山科方面と天神川を結ぶ東西線の乗り換え駅の壁面タイル、京女の学生さん担当だ。いつもも五条駅と、初めてのここと二か所だ。東山駅の京都芸大担当など、どこの壁面アートも面白いが、ここの寿司アート、ユニークさで際立っている。

 

 テーマも絵で表わし「推すし、探すし、京やし」。洒落っ気テーマ、手間がかかっている。四角い寿司土俵の真ん中に海苔巻き山登場。勝つには押すしかない?。京都場所、関取勢のしこ名がこっている。大徳寺さば寿司、大きなさばは得?。植物園いくら軍艦、いくらが紅葉している。寿司持ち千手観音、手にトロ、穴子、なんせ千手?なんぼでも持てる。北野神社は道真の学問寿司。猫さんの板前釣り、寿司で玉つきなど、まあ、うまい。まあ、見ねえ~。

 

 ※ 駅ナカアートプロジェクトは今年で13回目。京都市立芸大など市内の芸術系8大学が参加して、京都駅、天神川駅、六地蔵駅などで来年2月10日まで作品展示。

 

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2024年12月29日 (日)

新時代の?伝串?50?

Img_0882_20241224065301 Img_0884_20241224065301 Img_0888_20241224065301 Img_0889_20241224065301 Img_0895 Img_0897 Img_0900 Img_0903_20241224065501 Img_0909 伝串、伝串…、50,50…それに新時代、新時代…の看板。なんとも、まあ、派手、派手だ。串屋さんは、串屋さんだろし、どう「伝」か?わからないが、一本50円みたいだし、串も暫く食べてないし、師走に開店した店だし、どんな串が出るのかな~とブラ入りした。

 

 カラオケ屋さんになった竜馬暗殺の近江屋の向かい側。京都河原町蛸薬師下ルだ。西側歩道から、その店のビルの「新時代」がよく目立つ。今日も1本、明日も1本、毎日書いているブログのネタになりそうだし~と交差点渡って行った。正午開店ちょうど。レシート兼ねた座席番号札は2階55番。壁じゅう、伝串、伝串の赤札だらけ、この日の一番客のようだ。

 

 メニュー表が賑やかすぎる。オジサンひとり、何をどう注文していいのかで、女の子バイトさんに聞いて、この店の元祖伝串6本だ。それにジョッキーのウーロン茶。一度食べたら病みつき~という串が来た。鶏皮を波みたいに揚げてある。6本ピラミッド積み300円。ピリ辛で、甘辛で、脂なく、食べて、フランスでもないのにパリッとしている。2人、4人と客が入って来た。昼から乾杯して、伝串しゃぶっている。支払い、席料含め1034円。伝わったかな?。

 

 ※ 伝串は名古屋本社「ファンず」経営。元サッカー選手経営。東京、大阪など全国ネット150店舗以上。京都は今年2軒出店。河原町三条東の店とこの店。

 

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2024年12月28日 (土)

笑いはヘビー級?

Img_1046_20241227075201 Img_1066_20241227075301 Img_1052_20241227075301 Img_1067 Img_1057_20241227075301 Img_1068_20241227075401  エヘヘヘ、ワッハッハ、フフフ…、笑う門には福来る~だ。一個より二個、ニコニコ笑顔がいい。来年の干支はヘビの「巳」年。どんな笑いがいいか。そりゃあ、フライ級より、バンタム級、バンタム級よりウエルター級、いやいや、来年は巳年なんだから、ヘビー級だ。

 

 Xマスイブの日、ゴリラ家族は、どうしているかな、園からプレゼントはあるのかな~と行った京都市動物園。お父さんのモモタロウか、園舎に吊るされた草を採ってはムシャムシャ。何よりの贈り物らしい。その食べよう、その大きな背中、写真撮って、来年の巳年で、アニマル園長はどうなるのか~と、いつもの園正面の記念撮影看板を見に行ったら~である。

 

 年の瀬を控え、早め早めの対応か、絵看板にヘビさん5匹が登場、2月から始まる第10代園長選挙に名乗りを上げている。青大将で、名はギオン。シマヘビはジダイ、ニシキヘビはマルコなどだ。みんなお花畑の中でニュルニュルしていて、記念撮影日の日付け入り看板に「ヘビー級のSMIRで!」と書きこまれている。ヘビ年の巳年で、ヘビー級?のスマイル。いいねえ、いいねえ、このダじゃれ、ヘビー級。「写真撮る笑う後ろにヘビがいる」(福)。

 

 

 

 

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2024年12月27日 (金)

「終い天神」へ行く

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 京都の五花街、上七軒から天神さん東門へ、石畳歩きに情緒がある。そこまで行く歩き道中、かつて朱雀大路の千本通りと今出川から西へ入ったお寺が「お湯たくさん茶くれん寺」。秀吉公が北野大茶会で寄り道、庵主さんお湯ばかりに由来する。もう少し行って、「チャーミング・チャーハン」というお店。愉快な看板だ。その炒飯、どうチャーミングか気になる。

 

 上七軒のお茶屋さん提灯の紋は、赤い〇の串刺し。由緒あって御手洗団子の紋という。東門前、骨董屋さんが多彩。布地は、より取り見取り、つめ放題で千円。古枠という糸巻き300円。これ北野さん界わい西陣だからだ。凧、まり、こけし、雄鹿の角、浮世絵、やきもち、たこ焼き…。本殿前は道真慕い大宰府へ飛ぶ梅の古木。人だかりは猿回し、竹馬の演技公開中。北野さんと言えば撫で牛。新年へ前掛け新調。楼門の絵馬、梅林と来年干支の巳、ヘビ。よく見いや?。

 

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2024年12月26日 (木)

クリスマスもまだ紅葉

Img_0942_20241225082701Img_0943Img_0995Img_0947Img_0965Img_0966_20241225084501Img_1081_20241225084601Img_1083_20241225085001Img_1087Img_1086 初雪、初霜…、長い秋が続いた京都市内も、やっと底冷えの冬になっている。なのに、なお紅葉している。京都御苑でまだ紅葉、黄葉と写真紹介して1週間、メリークリスマスになって、歩きで樹木を見て、年の瀬が近いのに~である。もちろん、気象台観測史上初めてだ。

 

 ことし最後の植物園と円山公園から岡崎あたりだ。植物園100年記念、観覧温室光と音の夜間イベントは入場者6万人の人気と聞いたが、植物園の昼は昼でいい。茶褐色のメタセコイヤを見て、園内ぶらり。小さな可愛い十月桜と、その向こうで赤いイロハモミジ。冬場、そう行くことはないけど、こんなコラボ観賞は初めて。そして~、フウ大木の紅葉である。

 

 落葉はしていても、樹木全体はまだ燃えている。植物園開園の時から植わり、樹齢は100年以上、樹高は10㍍以上、見上げて樹名どおり、フウッ~とする。平安神宮大鳥居がすぐの朱色の極楽橋、疎水に映る紅葉もまだ赤い。その近く白川沿いの2本は今が見ごろだ。赤と黄色いが対を成して色づく。冬陽が射しこむと輝きが眩しい。イブの日、まるで贈り物だ。ひょっとして年越しまで持つのではと思わす。紅葉さんもう十分、今年はもういいよ~。

 

 

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2024年12月25日 (水)

絵本「ジェントルパン」

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 絵本と言えば、落合恵子さん。日曜の朝一番、NHKの「マイあさラジオ」で、絵本の時間を担当している。いろんな絵本を一日一冊、おとぎの国へ行ったような優しい声で聞かせれくれる。フランスパンの紳士・ジェントルパンの絵本は、まだ登場していないが、エッセイスト・増田和子さん初の絵本。ダジャレが効いて、面白そうだし、そのうちだろうか。

 

 京都市役所前の地下商店街・ゼスト御池。その一番西側のふたば書店は、何か月か交代で売りたい絵本をウインドウで案内する。今はパパンがパンの「ジェントルパン」。絵本の筋書き、一部を絵解きして見せている。街かどでドン・チョココローネと頭がぶつかり、治療しているうち、頭が入れ替わる。そこからの展開がどうか~である。書店前、ジェントルパン絵本、パパンがパンと積んである。好きなフランスパン、齧りながらその後をパパンがパンと知りたい。

 

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2024年12月24日 (火)

新聞印刷工場跡の報道写真展

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 輪転機が回らくなった新聞の印刷工場跡、報道写真を紹介する記事だ。日本で3年ぶりの開催という。オランダに本部がある世界報道写真財団と京都新聞が主催、130か国から応募の作品中、地球温暖化で海面上昇の島・フィジー、パレスチナ戦争・ガザの一場面など入賞作32点を展示している。輪転機が稼働の頃の勤め先、久々に行って、翌日の記事だった。

 

 印刷工場跡、今さらながらだが、広い。どこかインクの匂いがする。天声人語に書かれているとおりうす暗い。ひと頃、一日朝刊50万部、夕刊30万部、瞬時に印刷する巨大な高速輪転機が何台もあった場所。写真展示の壁面前、まだ新聞になっていない刷った状態のロール紙が波の如く並んでいる。床はパルプの巻紙が自動で移動するレールそのまま。端まで100㍍、ビル3階分の吹き抜け…世界の報道写真、その一瞬を甦らせるに実にふさわしい。

 

 ※ 世界報道写真展は12月29日まで。入場無料。 ※ 京都新聞本社は来年、建て替えへ。印刷工場跡も姿を消す。

 

 

 

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2024年12月23日 (月)

歩き見た師走点描

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 屋根の煙突さがしか。サンタさんが木に梯子をかけ、登っている。背中の袋の中は何かなあ。四条木屋町下ル、高瀬川沿いの食べ物屋さん。絵本から抜け出た飾り、いいねえ。寺町三条上ルの矢田寺本堂前にお供えのかぼちゃが3個。冬至の日、健康長寿のふるまい。かぼちゃがでっかい。JR山科駅前は義士祭り提灯。内蔵助が隠棲の地、14日に大願成就した。

 

 駅伝シーズン。滋賀野洲の希望が丘で全国中学駅伝。JR野洲駅に長崎県から初出場の対馬中応援の横断旗登場。関西対馬会が「WeLove―Tsushima」。がんばれ!。京都駅構内では都大路で全国高校駅伝ポスター。河原町で蕎麦の河道屋さん。期間限定の梅入りけいらんは「聖夜そば」。♪~きよしこの夜~♪。大晦日?、なんかちがう。「100歳まで歩ける足」とはグッドな広告。夢だけ見るジャンボ宝くじの長い列。歩く師走はスーパーマリオとともに~。

 

 

 

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2024年12月22日 (日)

量り売り着物、1g=1円

Img_0633_20241220080901 Img_0637_20241220081201 Img_0635_20241220081301 Img_0640_20241220081201 Img_0639_20241220081301 Img_0641_20241220081301 その店、「1円着物」と看板掲げている。まさか~と、店前で点検すると、天秤量りのイラストが出て、着物の重さを測って「1㌘=1円」の1円だという。店前から店内へ、小紋。訪問着、留袖などぶら下っていて、軽い浴衣は500㌘で500円の値札が付いている。

 

 修学旅行生、外国人観光客が定番の新京極商店街。四条通りから三条通りの500㍍、土産物屋だけでなく、色んな店がある。四条通りから入ると、坂本漢方薬、クルクル回るロンド焼き、ビッグオムレツのスター食堂など昔からの店あって、「1円着物」の店は錦天神の手前だった。調べて、東京・千駄ヶ谷に本社があるKK和心が去年6月、関西初出店という。

 

 西陣、室町…着物の本場、着倒れの京都へ「1円着物」の参入である。なんか殴り込みのようだが、観光客にはわからず、けっこうお客が入っている。量り売りは、アンティークなリサイクル着物だ。ナフタリン臭、990㌘の付け下げは990円。触って軽そうだ。重そうな帯は一律900円。カンザシ、かばんも揃えている。着なくなって、タンスしまいの和装の数々、いま一度、1㌘1円で世に出て、誰が着るか、SDGs、サスティナブルである。

 

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2024年12月21日 (土)

大阪京橋ぶらりぶらり

Img_0205_20241218085301 Img_0206 Img_0153_20241218084501 Img_0202_20241218085201 Img_0148 Img_0166_20241218085001 Img_0168 Img_0174 Img_0175_20241218085001 Img_0162 Img_0181_20241218085101 Img_0195 Img_0186_20241218085101 あっ、運転手も乗客もいないバスが勝手に走っている。なんで、なんで?と車体みると、自動運転実証中という。京阪京橋駅前、そう広くない道路の交差点で、ちゃんと信号待ちして、青で動いて、行き先は森之宮一丁目へ直行らしい。電気で走る無人バス、初めてだ。

 

 久々、京橋へ行って、忘年会待ち合わせの時間まで、周辺ぶらりぶらり。JR東西線と京阪の間、ベビーカステラ販売。広場では何を聞いているのか、ytv・読売テレビの街頭インタヴュ。向かいはテナーサックスで街の生音ライブ。千円札そこそこ。大阪の人、気前がいい。女の子のポスターは「育ち盛りの96歳です」。関西医科大、創立96年を洒落ている。

 

 高架通路歩いて、ツイン21ビル。大きなフロアのガラスごしに大阪城だ。大阪ビジネスパーク駅から地下鉄で天守閣へ~という。空に飛行機、伊丹行き航空路あり、寝屋川に水上ライナーが行く。ビル林立して、松下IMPビル前は、ドカンと大きな土管アート。作者は不明。川沿いに蘇我入鹿の遺跡みたいな巨岩組み立て、なんかかわからない。1時間半は歩いて、発見まだまだ…。忘年会の居酒屋はお店が2時間制限。豚骨のおでんがトントン出た。

 

 

 

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2024年12月20日 (金)

京阪京橋駅、改札までの構内

Img_0129_20241215081001  Img_0130_20241215081101 Img_0138 Img_0135 Img_0136 Img_0144 Img_0145_20241215081501 Img_0133_20241215081501 Img_0140 顔見世開催中の京都・南座橫を降りて、京阪電車の祇園四条から知人4人の忘年会で大阪の京橋へ。特急42分で着き、改札出るまでの構内。食いもん屋のお店が並んで、もう大阪、大阪している。それがなんか面白うて、入らずに一軒一軒、店のキャッチぶりを見て回った。

 

 道頓堀のタコ焼き「くくる」が出張開店している。明石焼き、タコ焼きは実演中。多幸めしはセットならお得。長いタコヤキ・スタンドは丸見え。~この味、道頓堀の味~とキャッチ。気持ちは、入りそうになるけど、待て待てと、お隣さん。うどん・そばのお店は「秀吉」。地鶏の玉子かけごはん200円、稲荷2個150円…秀吉さん、庶民の値段になっている。

 

 食後のスイートは大福。イチゴ、抹茶、紫芋…どれもこれも100円。それが税込み、値打ちある。一つからどうぞ~という。カバン屋さんも出店。ちゃんとしたケースカバンが揃っている。期間限定の全品3980円。TVショッピングでよく出るサンキュウパー。覚えやすい。お向かいはアップルパイ。汽車ぽっぽみたいな店名「らぽっぽ」。毎週金曜は、ほっこりフライデーで150円引き。これは安いなあと、構内をウロウロ、改札口が遠~い?。

 

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2024年12月19日 (木)

近江太郎・野洲川を歩く。

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 琵琶湖へ流れつく100以上の河川で、いちばん大きい野洲川。鈴鹿の山中の御在所岳から湧き出て、甲賀市、湖南市、野洲市、守山市と流れに流れて61㌔、流域面積は387㎡。そのスケールから「近江太郎」と呼ばれる。その川を歩いてみたい~と発作が起こり、JR野洲駅から西へ、近江富士大橋まで行き、野洲川左岸下流を河口へ向かってひたすら歩いた。

 

 師走、晴れて風の強い日曜だった。野洲川、川幅が広い。近江富士大橋、長い。5,6百㍍か。右岸は野洲市、渡って左岸は守山市。河口へ、川田大橋、服部大橋など橋は七つ。歩く正面、比良の峰々が白く、振り向けば、△の山容美しい標高432㍍、近江富士こと三上山。ヨシかアシか揺れる河川敷、空は野洲川を映す長い雲、途中でおむすび一つ。歩き抜いて2時間余り、中洲大橋の河口橋、やった~の達成感。そこに「しあわせの丘」、褒美に思えた。

 

 

 

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2024年12月18日 (水)

京都御苑、まだ紅葉している。

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 今年の紅葉、黄葉は暖冬の秋が影響して、全国的に遅く、遅く~だが、ここまで遅くとはだ。河原町広小路の京都文芸会館で来年1月5日、米朝一門の正月寄席、前売り券を買いに行って、梨の木神社がある寺町の清和院御門から入ってだった。京都和風迎賓館前の芝地の中、通称バッタが原だ。赤いモミジと黄色いモミジ、それにイチョウが混ざりあっている。

 

 今年は鴨川堤に始まり、永観堂、南禅寺、建仁寺、夜の植物園で紅葉見てきたが、何時も行っていた京都御苑はなぜか、忘れていた。それがこんなに遅くなったのに、待ってくれたように赤と黄色、色鮮やかなグラデーションだ。樹木回りは散った葉が一面の絨毯になっている。御苑ウオーク、帰りの地下鉄烏丸丸太町駅へ、南へ、西へ。広い砂利道から芝地の細い道を歩いて、ぱっと赤い樹々に出あうと写真撮り。師走を忘れて、紅葉、黄葉を満喫した。

 

 

 

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2024年12月17日 (火)

寒うなったら、ぶた汁

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 お店は「にこみや岳」。四条通の油小路通りを北へ、150㍍ほど、信長が光秀に襲われた旧本能寺のすぐ近くだ。紅色塀に改装した民家、表戸をひいて、玄関で靴抜いで上がって、奥へ奥へのカウンター席。玉子かけもあるご飯定食か、ぶた汁うどんにするか。歯の治療すんだとこ、やわらかい方がと、ぶた汁のうどんを選択した。お客さん次々、人気店のようだ。

 

 女性店長さん一人。注文を聞き、つくって、出して、レジして…「お待たせして、すんませんでした」。大きな鉢、具が溢れて、うどんは隠れている。大根だ、人参だ、ごぼうだ…、豚肉幾つも。こんにゃくだ、ネギだ、椎茸だ。竹輪に豆腐に小芋も…だ。ぜんぶで9種類の具入り…新記録や。汁はええ味してる。温かく、ひとりでもフーフー。うどんは讃岐、コシノジュンコ?。店飾りのサインボール、阪神・岡田監督の80番は道一筋。何も言う事ナッシング!。◎◎。

 

 ※ 店は錦で11年、こちらへ移転して1年目。只今、バイト募集中。ぶた汁は700円。

 

 

 

 

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2024年12月16日 (月)

六道珍皇寺と小野篁像と井戸

Img_9522 Img_9525 Img_9521  Img_0228 Img_9520 Img_9510_20241211084901 Img_9512 Img_9518_20241211085001 格子戸に穴が開いて、覗いてみれば、見える、見える。本堂の裏庭、穴からずっと右の奥、注連縄で囲った井戸が見える。平安時代初期、文武両道の小野篁が夜になると、閻魔庁へ通った井戸だという。格子戸の上に写真がある。特別公開日ほかは近寄れない伝説の井戸だ。

 

 生死の分かれ道、六道の辻にある六道珍皇寺。五条坂から西北、建仁寺へいく松原通沿い。昔の葬送の地、東山の鳥辺野(とりべの)のふもと。毎年お盆入りの8月7日から10日、あの世から先祖をお迎えする行事で賑わう。打たずに引いて鳴らす迎え鐘がある。聖上人・ 空也さんの六波羅密寺も近く、六丼こと六波羅丼がうまい中華の六波羅亭はもう馴染み。

 

 六道珍皇寺の境内へも、万歩計の歩数稼ぎで時々入る。昼は朝廷に出て、夜は閻魔さんの補佐役で閻魔庁の小野篁。今は若者人気、弓を持つ姿が絵馬になっている。閻魔堂に篁の立像。ここも格子にガラスがはめ込まれ、そこから覗いて下さい~という。冥界入りの井戸といい、この篁像といい、六道珍皇寺は、覗き推奨の珍しいお寺。覗き見た篁像、なんと等身大の1㍍90㌢という。あの世とこの世、昼に夜に行ったり来たり、篁さんは忙しかった。

 

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2024年12月15日 (日)

山藤章二の人物風刺は面白い

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 人物イラストの名手、山藤章二さんの「軟派にっぽんの100人」。出町桝形商店街、お馴染みの古本店。1冊100円の新入荷古本コーナーで見つけた。文庫本のページ開くたび、値段にして、ひとり分1円のニヤリニヤリ…。独りでにやけていてもと、本から写真を撮って、その何人かピックアップした。あんこ椿を歌う演歌の女王、都はるみさんの場合は~。

 

 こぶしきかせて熱唱の似顔絵。横の添え書き。♪…ン~~コづまりは、…ン~~コづまりは…ア、ア、アンアンア…肥えの花…♪。あんこ椿がつまりすぎて泣いている。ブギの女王、淡谷のりこさん。巨乳の間に挟まって…誰かいる。ヌーベルバーグ監督、大島渚さんはカメラの位置がおかしい。撮影がなく、暇で何かが溜まっている?。股下顔幅NO1の裕ちゃん、口八丁手八丁の黒柳徹子さん。米朝さん、勝新、寅さんなどなど、その人物風刺、面白すぎるう~!。

 

 ※ 本は集英社文庫。昭和56年3月第一刷。山藤描く人物に井上ひさしなどがエッセイを綴っている。本になって46年、著者の山藤さんはじめ、描かれた多くの方が黄泉の世界へ。

 

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2024年12月14日 (土)

植物園100年の輝き

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 これが、これまでの100年とこれからの100年の輝きだろうか。日本で一番古い公立の京都府立植物園。これまた日本で一番大きい観覧温室を舞台にした100周年特別記念のイベント「ライトサイクル・キョウト」だ。夜6時からの開催、入場料2500円。招待券が手に入り、お月さんが丸くなり出した師走の夜、2500円の光、どんなんかと行った。

 

 演出はマルチメディアスタジオ「モーメントファクトリー」。カナダに本拠があり、ディズニー、ユニバーサル、ソニーイベントなど世界で活動している。正面から入って、紅葉に光あたり、モミの高木はクリスマスの装い。UFOのような観覧温室、内部からの光で浮き出ている。熱帯樹林のジャングル室、バナナやマンゴーの果樹室、サボテンの砂漠室、最後のラン室…昼間なんども行っている室内。ライトもセンターもレフトも、光がサイクルしていた?。

 

 

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2024年12月13日 (金)

中山忠彦展、モデルは奥さん

Img_8203Img_8210_20241210081301Img_8202_20241210081201Img_8206_20241210081301Img_8201Img_8195_20241210081201Img_8213  奥さんまた奥さん、家内また家内…、日本を代表する洋画家のひとり、中山忠彦さんは、結婚いらい50年間、奥さんをモデルにした肖像画を一途に描き続け、今年9月、89歳で逝った。その中山さんの遺作展、東京、大阪など全国の高島屋で巡回。京都開催のおり見た。

 

 等身大の大きな絵は、写実的で繊細華麗。19世紀、フランスの宮廷衣装などをまとっている。モデルは昭和40年に結婚した中山さん奥さん、良江さん。千葉県市川市に在住して、市の名誉市民。卒寿のおり、市の企画したレジェンド名言展インタヴュー。「家内がなければ、私の画業は成り立たない」と答え、良江夫人は「私の外部にある私の内部」だという。

 

 中山さんは日展理事長5年、芸術院会員、白日会名誉会長など、その経歴は輝かしい。毎年見にいく日展、いつも豪華な衣装の良江夫人が登場している。中山さんは、夫人を描いているのではなく、衣装によって、変化する人物の心模様を描いているという。京都高島屋は6階画廊、それぞれ衣装がちがう。構図は、正面、横顔、本をもつ、扇をかざす…。その内面、見えるかどうか、鑑賞力が問われた。中山さん語録もう一つ。「絵は家内とともにあり」。

 

 ※ 中山忠彦(1935-2024)福岡県小倉市生まれ。19歳で日展入選。写実絵画、白日会をけん引。京都高島屋の遺作展は11月25日で終了。高島屋では、奥さんほかのモデルさんの肖像画も。12月18日からは名古屋高島屋で開催。

 

 

 

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2024年12月12日 (木)

ラーメンはネギの山

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 ラーメンで全国展開する来来亭。ダイアナ妃交通事故死の平成9年(1997)に滋賀県野洲市で1号店が出来、27年たち、今は西日本中心に250店舗という。店名の「来来」は客が来る来るか?。京風醤油味の鶏ガラスープの細麺がヒット、流行っている。久々に行ったのは、来来亭の1号店。野洲図書館へ、滋賀一番の河川・野洲川資料を調べての帰り、聖地店訪問だった。

 

 JR野洲駅から行きの図書館も歩いて歩いてだったが、戻っての来来亭も遠かった。標高432㍍、近江富士こと三上山のふもと。国道8号、小篠原。久々なので、時おり聞いて、たどり着いた。日曜昼すぎ、待ち札19番、家族連れなど人気だ。タブレッドで事前注文は、ネギラーメン。外で長いこと待って、やっと入ってカウンター席。前もこんなにだったか、驚きのネギ山。そのネギかき分け、かき分け、ラーメンは?、チャーシュウは?、スープは?だった。

 

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2024年12月11日 (水)

「和邇駅」(わにえき)

Img_9339_20241208072501 Img_9329 Img_9322_20241208072501 Img_7739_20241208071501 和邇駅。「わに」と読み、もう知り抜いているからか、そんなに難しいかなあ~と思うけど、ウイキペディアによると、難解な駅名の一つと出ている。開業50周年を迎えたJR湖西線の駅だ。全線高架の湖西線は、風に弱いが、比良山系と琵琶湖の車窓が右に左に心よい。

 

 難解駅名という和邇駅は、京都駅からだと、山科、大津京などこえて、堅田駅、小野駅の次だ。平成の合併で、志賀町から、今は大津市。一日乗降客はまあ2千人。駅前に平和堂あり、和邇に名前の小学校、中学、文化センター、そして、ワニは出ないが、和邇浜がある。どうして、和邇地名か。5世紀ころ、漢字や儒教を教える古代豪族和邇氏がいたからという。

 

 爬虫類のワニやサメとの関わりはどうかというと、出雲の大国主命の白兎、古事記で登場するワニが、この和邇だ。湖西線開業50周年記念、師走入りするまで、駅1階の改札前にワニの顔出し看板。和邇小学校がワニをモチーフにつくったキャラクター「わにっこり」という。緑色のからだ、大きな鼻、のっそりした顔。10年以上前に誕生して入学式など記念行事に出て、ことしは湖西線50周年で~だった。「和邇駅にワニが出た」~微笑ましい。

 

 

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2024年12月10日 (火)

パンだ、栗だ、茄子だ、リンゴだ…

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 京都高島屋6階画廊。日本画、洋画、現代の有名な作家さんたちが描いた野菜や、果物の絵が並んで、倉田さんのパンも仲間入り。展覧会タイトルは「現代蔬果図(そかず)考或いは餐彩画(さんさいが)という。中国で宋の時代に描かれ、日本にも伝来して、雪村や呉春や、あの伊藤若冲らも、野菜や果物を絵にしており、今回はその現代版、現代作家の作品である。

 

 桜画で有名な日本画家中島千波さんは栗。その値段、528万円。目がびっくりして、クリクリする。院展のベテラン、斎藤満栄さんは143万円の茄子。日展の洋画でよく作品を見る笠井誠一さんの青りんごは49万円。茄子もりんごも、どんな味がするのだろう。高い味?。お供えのスイカ、赤いぶどう、踏切近くに成ったビワ、冬瓜に柘榴、ブツブツの獅子柚子、掘りたてタケノコ…、どれも云百万円コース、画家さんが有名、その価値ありか。

 

 ※ 展覧会は12月9日で終了。展示は日本画で大野俊明、岩田壮平、洋画で安彦文平、小杉小二郎ら。

 

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2024年12月 9日 (月)

師走でも紅葉、黄葉

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 出歩いて、後か先か、新聞にもよく載る。西本願寺の逆さイチョウが京都新聞1面に真っ黄色に出た。それを見て行って、いや、黄色の濃お~いこと。御影堂の大屋根とのコラボ写真がいい。御池寺町の本能寺は、見てから後に京都新聞に載った。これはビルの3階ほどの高さ。お寺の東、河原町通り側の細い入り口から見えるので、それが写真になっていた。

 

 京都一番の紅葉名所は永観堂。まだ押すな押すなだ。紅葉樹は3千本。中へ入らずとも、入り口と出口で十分だ。それは赤い。目に染みる。歩きの流れ、隣の南禅寺へ。ここも境内が燃えている。山門から石川五右衛門、絶景かな、絶景かな。紅葉の濃淡に差も。龍谷ミュージアムの庭。赤と黄色と薄緑。クロロフィル、アントシアン…色素次第で変化する。イロハモミジ、オオモミジ…、今がピークの紅葉、黄葉も、いずれ枯れ行く。いっときの輝きが愛しい。

 

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2024年12月 8日 (日)

ウナギはうまい!

Th_20241205075601 Img_9072 Img_9073 Img_9080 Img_9081 Img_9082_20241205080101 Img_9085 Img_9084 Img_9091 ウナギ。眼や皮膚にいい。ビタミンAがあるからだ。老化防止と成人病の予防にもいい。これはビタミンのEがいいのだ。コラーゲン、たんぱく質、DHA…健康と美容にとってもいいし、第一美味しい。京都出身、洋画の大家・梅原龍三郎は、ウナギの大好き人間だった。

 

 女優、高峰秀子は梅原龍三郎に可愛がられ、40年近く傍にいて、「梅原龍三郎と私」というエッセイを書いている。その本、古書店で見つけ、読むと~である。梅原は、酒は飲む飲む、タバコは吸う吸うで98歳まで生きた。その秘密の一つか、ウナギ蒲焼き。三日に一度、二人分ペロリだったという。当方もウナギ好物も財布事情もある。そやけど食べたい。

 

 京近美、京市美への道筋。平安神宮の大鳥居が見える神宮道、この夏に鰻屋さんが開店した。「京うな和本店・神宮道」。本社は名古屋駅前、京都では大丸近くについで2軒目。歩き通るたび、ちょっと待っててや~でついに入って、ひつまぶしの上。まあ、そのうち、ロト6も当たるやろうとこの際、うざくに出汁巻き。関西ふう、こんがり、パリっ…、ええ匂い。一膳目はそのまま、二膳目は薬味、三膳目は茶漬け。うまい!。長生きしそうな気がする。

 

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2024年12月 7日 (土)

歩く足は発見センサー

Img_8998 Img_8996_20241204075301 Img_9004 Img_9006 Img_9007_20241204080101 Img_9008_20241204080201 Img_9023 Img_9024_20241204075401 Img_9041 Img_9042 日々出歩いて、ときどき思う。頭か、足か、眼か、身体のどこかに出あいセンサーでもついているのかと。ついこの間、小春日和の日もだ。東山の正面橋から鴨川遊歩道へ降りて、思わぬ発見、一つまた一つである。出歩いてこそだけど、センサーのせいかと思ってしまう。

 

 最初に京都の冬の風物詩、ユリカモメだ。毎年、~今年も3000㌔、カムチャッカ半島から飛んできた~とニュースになる。そのユリカモメの飛来、まだ新聞に出ていない。正面橋すぐ北の中洲、マガモと一緒に30羽ほどいる。白く可愛い。赤い嘴、赤い足がユリカモメの証しだ。今年は暖かく紅葉と同じで、飛来が遅れたようだけど、この発見はニュースだ。

 

 新聞社に通報とも思ったが、やがてわかるだろうと、歩いて今度は舞妓さんだ。訪日の外国人3人、舞妓さん連れて鴨川散策。おぼこ、ダラリの帯、花簪…、近くに五花街の一つ、宮川町、そこのお茶屋さんからだろうか。一緒の外国人、頬が緩んでいる。せっかくの出あい、ちょっと離れて写真撮りのおすそ分けに。松原橋を渡るおり、河原から叡山を描く画家さん、寺町御池では、歳末防犯パレード出発式…、この日も歩き1万、センサーがよく働いた。

 

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2024年12月 6日 (金)

よう成った、よう成った~姫リンゴ

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 春先、白く薄紅色に五弁の花を咲かせ、初夏に青い実をつける姫リンゴ。大和大路側、建仁寺の西門前の木だ。コロナ前、淡い、可愛い花を見つけて以来、毎年毎年、気にして建仁寺を通り抜けている。高さ3㍍ほど、実はどこか、色づきはどうか、春から夏、そして実りの秋へ~だ。繁々した木の中、隠れるように成っている小さい実、見つけると、ホッとする。

 

 師走入り、松原通りから境内へ。例年より遅い紅葉。三門前のウルシの高木がオレンジ色。紅色のカエデ、緑色のマツと並んで、こんなウルシも初めてだ。何枚か写真撮って、姫リンゴを見に行って、木を見上げると、赤いのがあっちにこっちに。木の回りにも沢山、落ちている。収穫時期過ぎているのに、成るにまかせ、落ちるにまかせ、だ。酸味が強く、食べるになじまず~というけど、可愛そう。拾い集め、よう成った、よう成った~と写真を撮った。

 

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2024年12月 5日 (木)

丸善書店で見る「昨日今日明日」

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 「丸善」と言えば、梶井基次郎の「檸檬」。文庫本コーナーの書棚、今もぎっしり並んで、帯に本文から「その店には珍しい檸檬が出ていたのだ」と抜粋。本物の黄色い檸檬が置いてある。爆発?しないやろか。紫式部を引き継ぐ来年の大河ドラマは、江戸の出版王・蔦屋と写楽など絵師たち描く「べらぼう」。江戸物学者の田中優子さんら関連本、べらぼうに多い。

 

 黄泉へ逝った詩人谷川俊太郎さんは「詩ってなんだろう」。知っていたか「死ってなんだろう」。洒落読みしたくなる。「立命館がすごい」。どうすごいのか。国家公務員試験合格者数、東大と京大に次いで第3位。そらあ、すごい。阪神の来年度カレンダーもある。3番大山が写っている。FA残留、見通しがいい。壁シリーズの養老孟司さん。「人生の壁」60万部超え。壁に穴が開いている。本屋大賞、次は誰の本が対象か。大谷翔平、司馬遼…表紙を見て回るのも楽しい。

 

 

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2024年12月 4日 (水)

師走恒例、南座の顔見世

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 書き始め、上がり始めの「まねき上げ」は毎年ニュースになる。その下、今年の演目を描いた役者絵を眺めるのもいい。昼の部の始まり、オペラ調の蝶々夫人から夜の部のトリ、越後獅子まで8枚が並ぶ。この絵は、鳥居清信元を始祖として代々、役者絵伝統の鳥居派の絵師が担当して描いている。今回の演目を知って、仰ぎ見る役者絵の看板8枚、それはそれで、おもしろい。

 

 顔見世興行主催する松竹、今年130周年記念。南座正面に縦長の口上板、昔ふうの文章で書きこむ。筆跡はゴジック流?。乍憚は(はばかりながら)など、漢字はぜんぶ赤字のルビふり。今年注目の演目は~。人気の愛之助が稽古中の怪我で休演も代役・中村壱太郎演じる大津絵の藤娘から鬼までひとり5役、大御所の仁左衛門は忠臣蔵・内蔵助…。鴨川四条大橋角に出雲の阿国像。歌舞伎の発祥はここと、南座方向を見ている。今年の顔見世、さて、見るか見ないか、どうする、どうする~。

 

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2024年12月 3日 (火)

眼はぶどうか、ミニトマト

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 毎朝の顔づくり。具材はこれまでは冷蔵庫の買い置きだったが、いまは出歩いて、百貨店、スーパー、コンビニの野菜、果物を気にして見る。胡瓜の値段、いろいろ差がある。産地もちがう。あまり気づかなかった世の中が見えて、歩く楽しみが増えている。胡瓜は1本百円、地元産がいいかな。ブドウは種類が多い。シャインマスカットはちょっと高すぎる。

 

 緑色、顔の眼にはむかない。黒っぽい紫色のブルーベリー、大きさがピタリで、これがいい。今はチリ産、900円。眼で気に入っているのは、NY生まれ、青森産のスチューベン。400円くらい。眼にしたあと、皮と種をチュルンと出し、実と汁がまあ甘い。一石二鳥。ミニトマトはあまり好きでないけど、眼にすると、顔が明るくなる。ヘタを捨てず、まつ毛に起用。なんかベティさんみたい。朝の顔づくり、今度は何を使うか、まだ、やめられない。

 

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2024年12月 2日 (月)

一本、一本の紅葉、黄葉

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 京都の紅葉どころ、人が溢れている~らしい。師走入り、1日付けの京都新聞朝刊、鞍馬・貴船へ行く叡山電鉄、訪日客ら多く、電車が満員で、通勤。通学客が2本、3本と乗れないと、読者からの便りを記事にしていた。そう言えば、京博の法然展夜間鑑賞帰り、京都市バスは「超」がつく満員だったのを見た。清水寺のライトアップ、五条坂からの乗客のだろう。

 

 そうしんどい思いせずとも、ぶら歩きで、ふと目にして、そっと見る紅葉がいい。おススメそのイチは、鴨川の松原橋を北へ行った遊歩道の一本。青い空を塗りつぶすように燃えている。川沿い、下から眺めると見惚れる。東山、秀吉祀る豊国神社のイチョウも、おススメだ。鳥居と「豊国」石柱と隣り合って真っ黄色。正面通りから見る遠景がいい。平安神宮へ行く極楽橋から見る疎水沿いの一本も紅さが目立つ。歩き見る一本一本、まだまだある。

 

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2024年12月 1日 (日)

人気の居酒屋、客は交代制

Img_7942 Img_7941 Img_7930 Img_7934_20241128080601 Img_7935_20241128080601 Img_7932 Img_7933 Img_7938_20241128080601 Img_7939_20241128080701 Img_7921 車海老の踊りぐい2尾190円。明石焼きは8個で640円。造り、寿司、おでん、ホルモン煮…。どれも安い、美味い。さすが、大阪の居酒屋。昼から店前で行列が出来ているという。店名は「酒場やまと」。東梅田、富国生命ビル地下2階、知人の案内で夕方に行った。

 

 谷六で劇団大阪の公演は、いじめ問題を考える「親の顔がみたい」。82歳の校長役から~今回が最後の舞台にしたい~と案内届いて、神戸垂水の知人と一緒に観劇しての帰り。梅田へ出て軽く一杯~と連れられたのが、この「酒場やまと」。丸いカウンター、ぜんぶで43席。ちょい待ちで席が空いた。車海老は売り切れ。では~と、ポテサラとウナギの握り。

 

 鰻がぶ厚い。店名物の明石焼き。出汁たっぷり。どぼんとつけて、中から大きなタコ。高級ヒラマサのカマ。ほじって、白身の脂乗りがいい。この日、知人75歳の誕生日。お祝いを~と壁メニュー札を眺めると、明石の真鯛と明石のタコの造り。お住まいは垂水、明石海峡が近い。めでたい鯛とタコ、お祝いにぴったり。ブリ大根、イカのフライも…。飲み食いから1時間半。女性店員さんが「お客さん、もう時間ですよ」。人気店、客は交代制だった。

 

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