木彫さん、こんにちわ!
じっと見ていると、なんかいい。せわしい世の中忘れる何かがある。なんだろう、なんだろう。そうや、素朴なぬくもり。身近な親しみや。人も動物も自然の中で、みんなほんわかしている。寅さん映画の山田洋次監督。「愛情あふれ、心が温かくなる」と言葉を寄せる。
木彫フォークアートおおや第30回記念展。兵庫県北西、山あいの町、養父市大屋町から歴代グランプリ作品などがやってきて、阪急うめだ9階に並んだ。「フォーク」とは人々を意味するフォークダンスのフォークだ。まあ言えば、それぞれの木づくり芸術。大阪梅田へ行くと阪急百貨店1階ウインドウ飾り見て、9階上がって、どんな展覧会かな~で、木彫展だった。
人口2万ぎりぎりの養父市の中の大屋町が1994年から始めた全国公募展。グランプリ作品を収蔵する木彫館は、元は町の診療所という。氷の山、鉢伏…豪雪地帯だ。そこから、作品名の割烹着、テレビの前、お天道さま、猫の洞窟、初恋、大きなおむすび、住み心地のいい家などが来て、展示されている。定年というカバンもある。クスノキ、サクラ、ヒノキの木彫。どれも木の命が甦り、ユニークに生きている。~こんにちわ~と挨拶したくなる。
※ 阪急うめだ9階、木彫フォークアート30回記念展は11月18日で終了。作品は養父市大屋町の木彫館で常設展示。
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