銀杏が落ちている~
まだ紅葉は早いだろうなあ。まあ、ベンチに座って本でも読もうかなあ~と、京都御苑へ歩きに行って~である。前日の雨から好天率90%の文化の日、雲のない空が広がっている。如意が岳の「大」が見える寺町門まで来て、イチョウの大木回り、銀杏の実が落ちている。
ちょっとやそっとではない。樹高にして15㍍、ビルの3階はある。京都御苑内20本というイチョウの巨木のひとつ。銀杏の実をつける雌のイチョウだ。鴨の脚に似た青い葉、すこし黄色くなり始めている。熟し落ちたオレンジ色の果肉、強い臭いが鼻につく。風が吹くと落下。「頭上注意」の囲いが木の回りに出来ている。プーンと匂い、ポトン、ポトン…。
銀杏(ぎんなん)、茶わん蒸しに欠かせない。青い実の串刺しもいい。炒るか、焼くか、秋の味覚だ。若返り、高血圧予防…栄養価が高い。花言葉は「長寿」だ。大津の居酒屋・林屋では、炒った塩味の銀杏、秋メニューの一つ。持ち帰りもできる。銀杏拾い。ビニール手袋にマスク、拾って果肉取って水につけ、乾かして…手間がかかりすぎる。林屋の銀杏がいい。中国原産、生きた化石、寺社の耐火樹、黄葉景観…、そして銀杏、いま、落ちている。
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