「ワニのためのフーガ」展
あれは、なんだろう。ワニだ。にわかにワニだ。こっちは、なんだ。サメだ。目覚めたサメだ。歩き出て、京都市美京セラ美術館まで来て~である。正面入り口の北、岡崎グラウンドの向かい側だ。ガラス壁面が三角に突き出た現代アート展示場の「ザ・トライアングル」。
「ザ・トライアングル」。市美リニューアル開館いらい、若手現代アート作家が交代で展示を続けている。ガラス壁面と地階の展示スペース。階段、EVで連動している。作品は3か月に一度は変わって、歩くたびに「あれはなんだ!」「これはなんだ!」である。いまは、サメもいるけど「ワニのためのフーガ」展という。若手現代アート作家3人の合同企画だ。
「古事記」など神話のワニがテーマ。因幡の白兎とワニ、海神の豊玉姫とワニなどだ。ワニやサメが爬虫類かどうか~も含め「フーガした」という。現代アートは各ジャンルで多様化、これもそのひとつと見た。「フーガ」の意味、ネットで調べて「追跡」だろうか。ワニもサメも、ガラス面にシール貼り。地下は塗り絵、風船、彫刻…、みんな妙な作品だ。AIで描いたワニ、15分ごと膨らむワニ姫の風船…、アイシー、ユーシーと首を捻りつつ見た。
※ 作者は山田周平さん、小池一馬さん、神馬啓佑さん。三人が「MIKADO2」を構成しての出展。12月22日まで展示。
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