秋の空
秋だ。空だ。雲だ。毎日どこかで、空を見上げ、写真を撮っている。一点の陰りもない空、どこか寂しそうな空、薄い雲が散らばった空、白と灰色の雲が混ざる空…毎日色んな空、そらそうや?と広がっている。
京都御苑の空がいい。晴れた日、御苑内歩き。広い砂利道の真ん中から見上げる。ベンチで腰を掛けて見上げる。どの角度で見上げても空が大きい。気持ちゆったり、心も大きくだ。歩き進んで、いつか雲の形が変わっている。フワリちぎれ雲、雪山のよう雲、鯖雲、綿雲…秋の雲だ。
だれの一句だったか。「去るものは 去りまた充ちて 秋の空」。そや、飯田龍太。「砂のごとき 雲流れゆく 朝の秋」。これは正岡子規だ。いつどこで、どう見るか、どう感じるか。雲も人も、それぞれだろう。撮った写真、パソコンの中。鴨川、バス停前、京都市美、植物園…晴れた空も色あいがちがう。秋、空、雲、人。そらあ、それぞれだ。
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コメント
天高く、秋の空は爽快ですね。風に揺れるコスモスを仰ぐように天にカメラを向ければ画になる。風になびく尾花は筋雲、うろこ雲に一層映えます。そんなお写んぽ写真も、こちらに来てからは頻度が落ちてきました。おまけにウチのカミさんが又々腰骨骨折で入院のハメに・・・、世の流れに逆らわず前向きに生きています。
投稿: pentagon | 2024年11月14日 (木) 11時07分