「古紙になるはずだった本市」
京阪バスに乗って「阪急電車」を読む。これ如何に?だけど、これ、古紙になるはずだった本市で買った古本。後ろにバーコードついて、100円。だれか一度は読んだようだけど、まだ新しい。有川浩著作、阪急電車の宝塚―西宮北口の折り返し、駅ごとに若者が出る。
本には本の命がある。ほんの少し?。いやいや、刊行、出版、書店、読者、書棚…その命は長いはずだが、やがて古紙になる運命も。そんな本さんの救世主は古書店、古本市などだが、よく行くJR山科駅前、複合施設ラクト内の無印良品に「古紙になるはずだった本市」コーナーが誕生した。単行本、絵本300円、文庫本100円…どんなんあるかな~である。
その一冊「阪急電車」。持ち出て、バス、地下鉄、肩凝らず車内読み向き。まだ阪急では読んでいない。「千住家の教育白書」。長男は日本画家ヒロシ、次男は作曲家アキラ、娘はバァイオリニストのマリコさん。その母が書いたエッセイ、文章よく、千住家の知られざる内内を書く。これ、掘り出し本。100円、もう一冊、三浦しおんの青春小説「仏果を得ず」。読み始めて、前に読んでいる。出町店街古本屋、3冊持参で新たな1冊…古本の命、捨てたものでない。
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コメント
福岡移住に合わせて難儀した断捨離。蔵書の処分も苦労した。寄付しようにも迷惑がられ、古本屋もえり好み。資源ごみとして毎週毎週ヒモで縛ってごみ収集場へ。
「阪急電車」もあった。宝塚~西宮北口の10駅、14分で結ぶ今津線。電車内で織りなす若者やおばちゃんたちのエピソードをコミカルに描いた作品である。阪急の文字が懐かしく、さらっと読んで、映画も見た。
投稿: s.hidaka | 2024年11月 1日 (金) 06時58分