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2024年10月 9日 (水)

甲賀・水口、大池寺へ行く

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 その駅員さん不在、まあ歩き得意で行った。国道1号、スーパー・平和堂、住宅街など遠回りしてついた。地名は水口町名坂。開祖は諸国行脚の行基さん。大池の寺名どおり、池に囲まれて釈迦如来の本堂と、サツキを刈りこんで、蓬莱の宝船、大波、小波、白砂を海に見立てた枯山水の名園だ。同じ近江、長浜出身の小堀遠州が、水口城の城代のおり、つくった。

 

 お寺は臨済宗妙心寺派の禅寺。鑑賞代400円。サツキ咲く6月ころ、人気のようだが、誰もいない。住職さん案内のあとは、ビデオで由来など聞いて、一人で宝船の庭を鑑賞した。茶室から本堂へ回って、甲賀丈六三仏の一つ、釈迦如来とマンツーマン対面。柱の注意書きは「高いつもりで低いのが教養」などつもりちがいの十ケ条。さすが禅寺さん。心清めて寺を出て、参道に受戒記念の松。枝一本、横に伸びて20㍍も。大池寺の思い出、大事に?。

 

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コメント

サツキを刈り込んだ見事な枯山水の名園ですね。サツキが咲くころの額縁庭園、ぜひ見たいものです。
苔寺と呼ばれる120種の苔で覆われた京西山の西芳寺は作庭家でもあった中興の祖・夢窓疎石が作庭した日本最古の枯山水の庭だったと。
そんな枯山水の庭が、山と小川の適度な湿気に包まれた環境と調和。500年後の江戸末期に今の苔むす庭の姿に徐々に生まれ変わった~そして今に。時が織りなす悠久の美だ。

投稿: s.hidaka | 2024年10月 9日 (水) 08時19分

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