水口曳山祭
甲賀市の中心、水口を歩くと、曳山、曳山と出てくる。近江鉄道水口城南駅前は、16基の曳山写真を展示した曳山ひろば。古い町中には曳山をそのまま収納した大きな山蔵。曳山1基を交代展示する民俗資料館…。水口神社の春の例祭、曳山祭り。町一番の自慢のようだ。
毎年決まって、宵宮の4月19日と本祭の20日。江戸中期、享保年間から始まって、300年余。水口は宿場町として賑わいがあり、最盛期は30基もの曳山が出たという。今も16基ある。近江の曳山は大津、長浜、日野、大溝、米原とある中で、曳山数は最多という。高さ4㍍、最上に歌舞伎人形、飾り幕、中でお囃子連中、曳き手含め総勢40人が各町内から巡行する。
ぶらり歩いて入った民俗資料館で本物1基を見た。正式には「二層露天式人形屋台」。車輪が4つ。色とりどりのぼんぼり。お囃子は東京神田祭りにお囃子と並んで、その音色は評判が高い。今は毎年交代で4基ほどが巡行、曳き手はほかの山が応援という。天王町、柳町、呉服町…16基の作り様、大きさが町それぞれでまちまち?、それがまた見どころだという。
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