近江鉄道に乗って、甲賀の水口へ~
今日はどんな電車が待っているだろう。滋賀、旧東海道の宿場町・水口へ乗り換える貴生川駅。湖東、甲賀の拠点駅だ。JR草津駅始発の草津線、そのままだと伊賀の柘植へ行く。乗り換えは、信楽高原鉄道なら陶器の町・信楽、近江鉄道だと水口、日野、八日市、米原…。
合併市政20周年の甲賀市。中心は人口4万の水口。新旧の城址、曳山の蔵、街道筋…4日間つづけて町歩きで行った。単線、近江鉄道の線路に遅いヒガンバナが咲き出した10月初めだ。雨の日もあった。市の中心駅は水口城南。始発の貴生川からひと駅、2両編成ワンマン。乗車賃180円。1時間1本。電車の色は様ざま。のんびり、時間忘れるのがいい。
レトロさから愛称は「ガチャコン電車」。赤字も沿線の人々にはなくてならない。経営は上下分離方式、頑張っている。明治33年開業の私鉄、阪急、京阪、阪神より古い。当時、近江商人などが出資という。駅長は狐のガチャンコ、切符は厚紙、車両は濃い茶、赤電、ブルー、忍者、近江十景など登場する。運転手さんの後ろから子供になって景色を眺め、踏切でチンチンチン、電車はガチャコン、ガチャコン走る。乗っていると、時間を忘れている。
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