JR湖西線50年、記念乗車
車窓がずっといい。緑濃い山が続いている。標高1000㍍、比良の山並みだ。こっちはびわ湖。青いさざなみが優しい。とおく△の山が見える。標高432㍍、三上富士だ。信号・踏切のないぜんぶ高架、JR湖西線。ことし開業から50年になり、ちょっと乗りに行った。
乗るのはもう何度も。用はないが、50年記念。湖西線は、わが住まい、京都・山科から始まる。北陸線と交差する近江塩津まで、距離は74・1㌔、駅数は19だ。昭和49年7月、それまで50年走っていた江若鉄道を引き継いだ。乗り継いで北陸新幹線、敦賀駅まで行けるけど、近江舞子駅止まりの4両編成普通。10月始まりの日、飛び込みで乗車した。
トンネル越えて大津京駅。山科は琵琶湖線とホームが同じなので、大津駅へ行くのに乗り間違え、引き返し何度かある。近江八景、唐崎の松の唐崎、穴生の石積み、比叡山坂本、成安造形大があるおごと温泉駅は、駅前に六角堂の足湯。サンダーバードが一日一度は停車の堅田駅、琵琶湖大橋が見える。ワニ出ずとも和邇駅、ほうら~あれが蓬莱山や~の蓬莱駅…渡来文化の駅名が続く。近江舞子駅降り、白砂青松の湖岸散策…50年記念、今日はここまで。今度は今津まで乗ろう。
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コメント
山と湖を身近に楽しめる湖西線の始発駅が居住地とは…。ちょい乗りで由良の山並みと青いさざ波の琵琶湖、羨ましい限りです。それにしても「ほうら~あれが逢菜山や~」なんてkiroroの未来へ、が何気なく出てくるなんて健脚さんの底知れない探求心と知識の豊富さに改めて吃驚です。
投稿: 道-中 | 2024年10月 6日 (日) 10時09分