風に蝶が舞う花
この花の名前、なんだったかなあ。いつだったか、京都府立植物園で、かっこいい花やなあと、写真も撮って、知っていたのに…。ああ、記憶はかなた、ああ、寂しい。そやけど、年が年、しょうがないと、諦めていつものググールレンズ。見方を知るに強い味方があった。
京阪バス降りて、歩き始めの五条坂だ。清水寺見学への道、いつも人も車も溢れている。こちらは、反対の裏道、六波羅、建仁寺方向。人との出会いはない。何だったか、思い出せない花との出会いは、東大路を北へ少し西側。アンティークな青磁の皿、壷など販売する「青華堂」の植え垣。それこそ、もう何年来と店のそばを通っているのに、この花を見るのは初めてだ。
強い見方の味方、「セイヨウフウチョウソウ」と出た。和名は、花姿が風に舞う蝶のようなので「西洋風蝶草」。茎は1㍍ほど、先にピンクの花が幾つも咲いている。鼻の下か、花の下か、雌しべも、雄しべも長~い。正式には、ギリシャ語で閉じるの「クレオメ」。夕方咲き出し、昼に閉じるからという。イギリスでは「蜘蛛の花」、オランダは「猫の髭」、スエーデンは「楽園の花」と名づけている。日本は「西洋風蝶草」だ。もう、忘れないように。
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コメント
街歩きの中、向こうから笑顔で、親し気に近づいて来る同年配の紳士。
「いや~お久しぶりです。お元気ですか?」
そう声を掛けられて「いやいや、元気にしてますよ」。とっさにそう答えて愛想笑いしてみたが、別れた後、誰?あのひと?見覚えのある顔だが、何処の誰だった?名前は?
そんな、こんなが最近増えた。齢(とし)やな~~
投稿: s.hidaka | 2024年10月25日 (金) 07時03分