茶そばも福そばも名物「招福亭」
ここまで来たら、名物の茶そばだ。丼もセットにすれば、茶そばが付く。創業は昭和13年(1938)の「招福亭」。宇治の抹茶を練り込んだ茶そばが名物だ。昼どき満員、人気がある。この夏のぶら歩き、こんなところにこんな店が~と初めて知って、二度目の入店だ。
どこにあるか、というと~。東本願寺の堀端北へ、地下鉄五条駅なら西南へ歩いて少しかかる。地名は六条新町上ル。碁盤の目の京都で、四条、五条、七条は広くわかりいいが、六条はどこかだ。歯医者治療すんで、西洞院を南へ下がって、細い六条通り見つけ、車も通れない道を東へ東へ行って、突き当りが銭湯白山湯六条店、その向かいが白い提灯・招福亭だ。
二度目なので、店の雰囲気わかっている。店員さん、みんな愛想がいい。窓側のカウンター席。前と同じ所へ座って、白山湯が見える。今度来たら、これと思っていた名物福そば、950円単品注文。どんな福があるか、湯呑みにも店内にも、お福さんだ。玉子とじ、海老がプリプリ、甘椎茸太い。かまぼこ、ほうれん草と入って、中をすくって、玉子とじで隠れていた名物の茶そば登場だ。福そばも名物だし、名物の二重奏。招福亭は福を呼んで福々しい。
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