京阪電車構内の芸術作品
「京阪のる人、おけいはん」は、京阪電車。特急の6号車はプレミアム車両、時おり万博ラッピング電車も走る。その京阪の駅構内、芸術作品とよく出会う。そう気づかれていそうにはないけど、多い。祇園四条、三条京阪、出町柳、七条…そして枚方市駅でも確認し、見てきた。
日本画山口華陽さんの「牡丹」は、三条京阪の改札出て、細い通路を南へ行って一番奥だ。タイルの壁面に白と赤の大輪が花瓶に入って描かれている。同じ三条京阪の真ん中、よく目立つのは富樫実さんの「鴨川ピラー」。クネクネと高さ10㍍の柱が3本、地下から外へ伸び出ている。地上は三条大橋。江戸日本橋から東海道終着を意味する。ピラーとは柱だ。
出町柳が日本画の革新画家・下村良之介さん「月明を翔く」。鳥の宇宙飛翔という。七条駅は陶芸家宮永理吉さん「鴨東連比」。ジクソーパズルのような抽象陶芸。枚方市駅まで足を伸ばすと、清水九兵衛さん「ヒラかんざし」。陶板アートは、西脇友一さん。出町柳で「大」など、祇園四条で「祇園祭山鉾」、七条で「三十三軒堂」。京在住、米国の版画家・カーンさんは三条京阪通路で祇園情緒の木版画5点。芸術作品ほかにもありそうで、京阪のる人、知ってるかい?。
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