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2024年9月16日 (月)

双竜図の画家、小泉淳作さん

Img_2862 Img_2889_20240912085001 Img_2863_20240912084601 Img_2876_20240912085001 Img_2914_20240912085101 Img_2887_20240912085101 Img_2945_20240912085201 Img_2950 Img_2959 この可愛い虎の子も、根っこ伸びた蕪も、冬瓜も、土佐の海も、岩手山も…だ。ちょっとルオーのような顔もそうだ。栄西さん開祖、臨済宗建仁寺法堂の天井に向かい合う阿吽の双竜図を描いた小泉淳作さんの画業を紹介の生誕100年展、建仁寺本坊と塔頭で開催中だ。

 

 建仁寺境内、通り抜けホームグラウンド。俵屋宗達・雲竜図の本堂へも何回か入っている。畳で108畳、180㎡、お釈迦さんの上、小泉さんが建仁寺800年記念で、北海道の廃校・小学校で描いた二匹の龍も何度も見ているが、小泉さんがどんな画家で、どんな絵を描いてきたか、この展覧会を通じて初めて知った。水墨画に目覚める50歳まで、無名だった。

 

 1924年、鎌倉生まれ、87歳で亡くなられたが、ご生存なら今年10月で100歳。東京藝大日本画卒。戦前はデザイン画など生活していたが、49歳で創画会初入選して、会派抜け自立という。70歳超えて、建長寺で雲竜図、建仁寺で双竜図、東大寺の40面襖絵に蓮池、枝垂れ桜は奉納三部作。HK日曜美術館で建仁寺展の紹介あり、いつもの境内歩きの流れで行った。塔頭・禅居庵で蕪、本堂で蓮と梅、法堂へ渡り、双竜さん、こんにちは。

 

 ※ 展覧会は9月23日まで。

 

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