道真の生誕地はここ!、東風ふかば~の歌はここ!
学問の神様、道真さんの生誕地は、ここだという。通りに面して石の鳥居と並んだ長い石碑に「天満宮降誕之地」と刻み込まれている。もう一つ、やはり長い石碑は「府社管大臣神社」。奥の駒札「かんだいじん」とルビが振ってある。地味だが、由緒ある天神さんらしい。
歯医者治療すんで、京都駅へ向かって歩いて、新町仏光寺あたりで、この管大臣神社。なんか、住宅と混在しているような境内だ。駒札によると、ここは、道真の邸宅跡で、かつては紅梅殿、白梅殿と広く、学問所の跡。産湯の井戸も残り、大宰府へ左遷のおり「東風吹かばにほいおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」と詠んだ場所も、ここなのだという。
全国各地の天神さんは1万2千。日本三大天満宮は、総本社で京都の北野神社、総本宮で福岡の太宰府天満宮、天神さん始まりで山口の防府天満宮。大阪で天満の天神さん、東京でお蔦・力の湯島の天神さんもある。この管大臣神社、そう知られてないなあ~と、下鴨神社から移築という本殿でロト6当選祈願して、境内を歩いた。産湯の井戸に梅神紋のつるべ、「飛び梅」と書いた若い梅木、注連縄は石の牛さん…、はるか千年前、道真さんはいた~と伝わる。
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コメント
醍醐天皇時代に右大臣を務めた道真さん。讒言(ざんげん)誣告により福岡・大宰府に左遷。棒給、従者も与えられず、左遷からわずか2年後に病死。
その後、学問の神、天神さんとなって復権?その大宰府天満宮には今夏も海外から多くの観光客が押しかけた。大宰府市では真夏日が62日を超えた(日本新)異常な激暑にもかかわらず~である。飛梅の木は今年も早春に数多くの梅の実を付けました。
投稿: s.hidaka | 2024年9月25日 (水) 07時28分