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2024年9月

2024年9月30日 (月)

四条通り、歩道機器に京都デザイン

Img_2995 Img_2996Img_3598_20240927084001 Img_2998 Img_3003 Img_3602_20240927083801 Img_3577_20240927084101 Img_3589_20240927083901 Img_3592 Img_3596_20240927084201  歩くと、京都情緒あふれるデザインが登場する。五山送り火、「大」が燃えている。祇園祭の宵山提灯。コンチキチン、コンチキチン。そのデザインが若々しい。見て歩いて次は?、次は?だ。俵屋宗達の雲龍。嵐を呼ぶ男、裕次郎デザインか。歌舞伎の阿国、ずっと奥か?。

 

 京都の中心繁華街、四条通り。電柱地下化、送電スイッチ収納の機器が歩道上にあり、高さ1㍍の鉄製箱型。だいたい10㍍か15㍍間隔、河原町から烏丸までの両側、その上に磁器板のデザインだ。京都市立芸術大ビジュアルデザイン専攻だった西谷伶さんが制作という。歩く街宣言の京都市、四条通りは6年前から車道が狭くなって、歩道がうんと広くだ。

 

 河原町通りにしても、新京極通りにしても、京都市内はすれ違い出あいの半数が外国人だ。どこの国?と気にもなるけど、京都情緒を描いたデザイン磁器板はどんなのか、どれだけかと四条通りを高島屋から歩いた。北側も南側もだ。一日一万歩、スマホの歩数も稼げて、一石二鳥にもなる。デザインに題名がついている。「友禅流し」「雁の渡り」「松竹梅」「静寂な町」…烏丸通りまで歩いて30カ所以上、万歩計は6千以上、歩き甲斐と見応え…あった。

 

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2024年9月29日 (日)

東近江市五個荘、ひとり旅

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 東近江市五個荘金堂。近江商人の町だ。黒い舟板塀と白い壁。国の重要伝統的建造物保存地区、日本遺産だ。やっと残暑が峠を超えた平日。出あう人はない。静かな町だ。大屋根の弘誓寺(ぐぜいじ)で絵画展。本堂内、国画会、95歳、石井豊太さんの絵。イタリア、シラク―サの印象という。海の光景か。心まで透きとおる。ひとり旅の目的、来た甲斐があった。

 

 第1回芥川賞候補にも~の外村繁さん。生家の近江商人屋敷、蔵が文学館に。屋敷見て歩き、文学館入って400円。庭に狸、縁先にメダカと司馬遼・街道をゆく24巻抜き出しコピー。「…ぬきん出て軽快で、清らかな色気さえ感じた」と外村邸を記している。確かに…。外村代表作は、筏3部作。読書自由に~も、日帰りのひとり旅。蔵の中、東京阿佐ヶ谷、58歳で没した外村さん写真を見て辞した。帰りバス停は三方よしプラザ前。飛び出し坊やしかいない。

 

 ※ 弘誓寺絵画展は29日まで。

 

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2024年9月28日 (土)

大津のラッピング電車、紫式部に成瀬……

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 京阪電車京津線がびわ湖浜大津駅へ着くと、そこからは石坂線。東の石山寺駅と西の坂本駅を21の駅で結ぶ2両編成。晩鐘の三井寺、かるたの近江神宮、石積みの穴太、芭蕉眠る義仲寺、瀬田の唐橋…沿線の歴史は多彩だ。膳所高、大津商、石山高、比叡山高など学校も多く、電車での淡い思い出を綴る全国公募「青春21文字メッセージ」は、ここが始まり。

 

 石坂線はラッピング車両が評判だ。山科からびわ湖浜大津駅、今はどんなラッピングか、見に行った。前に近江神宮かるたアニメ「ちはやふる」に青春21文字メッセージの作品見たが、今年は春から光る君、この間からは成瀬だ。大津を舞台にした青春小説「成瀬は天下を取りに行く」が本屋大賞、どうや!どうや!と走っている。機関車トーマス、近江牛の老舗・松喜屋、山科の京都橘大学、響け!ユーフォニアム…次から次へ、ラッピングは賑やかだ。

 

 

 

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2024年9月27日 (金)

梨の木神社「萩まつり」

Img_3878 Img_3880 Img_3883_20240924073401 Img_3893_20240924073501 Img_3894_20240924073501 Img_3895 Img_3903_20240924073501 Img_3909_20240924073901 Img_3912 ものの本によると、百人一首で詠まれた植物で一番多いのは、萩だそうだ。梅が119首に対し、萩は138首だという。山上憶良が詠んだ秋の七草を並べた句の一番目は萩。マメ科ハギ属の落葉低木。「荻」ではなく、草冠の秋で「萩」。荻村さん、萩村さんがややこしい。

 

 長すぎた残暑すんで、季節はやっと「小さな秋見つけた」。赤か、白か、その小さな花が可愛い。萩は山萩、錦萩、宮城野萩など10種近くあるそうだ。京都で萩の名所と言えば、狭い参道に萩500本余という梨の木神社。尊王攘夷派の公家、三条実満・実美父子を祀り、「萩の宮」と言われる。中秋の名月がすんで毎年、萩まつり。新聞にも出たので行った。

 

 場所は京都御所寺町御門の東。河原町通りの府立医大の西。立命館大発祥、広小路学舎の隣。石の鳥居前、景観論争あって、結局は出来た低いマンションの北が2番目の鳥居で、そこから参道、拝殿、本殿。ご近所、ノーベル賞・湯川秀樹さんは神社萩の会初代会長で歌碑がある。ずっと奥は、現役の名水、染井が湧き出て、冷たい。残暑で、少ししか咲かない萩の枝々に市民俳句の短冊下がる。~白無垢の確かな一歩萩の道~。神前結婚かな、お幸せに。

 

 ※ 湯川秀樹氏の句碑は「千年の昔の園もかくやありし 木の下かげに乱れ咲く萩」 ※ 今年の梨の木神社「萩まつり」は9月21日か23日までだった。

 

 

 

 

 

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2024年9月26日 (木)

今は昔の蒲鉾屋さん

Img_3638_20240923072601 Img_3641 Img_3639_20240923072601 Img_3642_20240923073001 Img_3640 Tenpura 今は、もう昔なんだろうか。「各博覧会金銀銅賞牌受賞」の文字が、だいぶ朽ちている。右から左への刻字なので、各賞受賞は明治か、大正のころか。掲額板の店名は「蒲鉾・か祢太」。右に「電話下一三七七番」とある。通りがかった瓦屋根の上、金銀銅に昔日の栄光を感じた。

 

 歩くなら、ちがうとこ、ちがうとこだ。表通りもいいが、裏通りもいい。ちょうっとした発見がある。この「蒲鉾か祢太」さんの掲額がそうだ。お店は、京都式の町名でいうと、六条室町西入ル。烏丸通りの東本願寺が近い。この掲額板、まあ年代物と言っていい。店前の窓ガラスに「誠に勝手ながらしばらく休ませていただきます~かね太」の貼り紙。達筆だ。

 

 ピンポンするのも、たいそうだし、店前の書き込みを見た。TVの人気番組「となりの人間国宝」証が貼ってある。♪~回って回って~♪の円広志さんが来たようだ。蒲鉾は、かつて高島屋地下、六条市場でも売り出していたが、今はつくっていそうにない。自宅に戻って、いろいろネット検索したら出て来た。~アットホームな店、10人ほどの店、コーヒー150円、たこ焼き10個250円~。いつ頃か、安すぎる。店名、所在地、まちがいない。蒲鉾からの店もまた、今は昔のようだ。

 

 ※ 右の写真がネットから。

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2024年9月25日 (水)

道真の生誕地はここ!、東風ふかば~の歌はここ!

Img_3608_20240922073901 Img_3606 Img_3607 Img_3609_20240922073901 Img_3613_20240922074201 Img_3615_20240922074301 Img_3617 Img_3612_20240922074201 学問の神様、道真さんの生誕地は、ここだという。通りに面して石の鳥居と並んだ長い石碑に「天満宮降誕之地」と刻み込まれている。もう一つ、やはり長い石碑は「府社管大臣神社」。奥の駒札「かんだいじん」とルビが振ってある。地味だが、由緒ある天神さんらしい。

 

 歯医者治療すんで、京都駅へ向かって歩いて、新町仏光寺あたりで、この管大臣神社。なんか、住宅と混在しているような境内だ。駒札によると、ここは、道真の邸宅跡で、かつては紅梅殿、白梅殿と広く、学問所の跡。産湯の井戸も残り、大宰府へ左遷のおり「東風吹かばにほいおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」と詠んだ場所も、ここなのだという。

 

 全国各地の天神さんは1万2千。日本三大天満宮は、総本社で京都の北野神社、総本宮で福岡の太宰府天満宮、天神さん始まりで山口の防府天満宮。大阪で天満の天神さん、東京でお蔦・力の湯島の天神さんもある。この管大臣神社、そう知られてないなあ~と、下鴨神社から移築という本殿でロト6当選祈願して、境内を歩いた。産湯の井戸に梅神紋のつるべ、「飛び梅」と書いた若い梅木、注連縄は石の牛さん…、はるか千年前、道真さんはいた~と伝わる。

 

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2024年9月24日 (火)

京都の東の玄関口?

7th Img_2517 Img_3285 Img_3288 Img_3287_20240921081301 そうや、ここは「京都の東の玄関口」なんや。JR山科駅上り線、高架ホームから1階へ降りる所、そう表示がある。「山科」は「やまか」でなく「やましな」。山に囲まれた盆地。洛中洛外の洛外、滋賀・大津に近い。その表示「京都の東玄関」。今さらながら~である。

 

 洛中、西陣に生まれ、洛外の向日町、さらに山科に移り住んで半世紀。JR、京阪、地下鉄、バスあり、新幹線、名神、国道1号、旧東海道…、まさに京都市内へ出入り、東の拠点にちがいない。運転免許返納、日々の出歩き、行きか、帰りか、一日一度の山科駅だ。その昔は「山階」と書いて「やましな」。交通の要衝と同時に、その歴史は古くて、深い。

 

 「山科検定」は今年12月で7回目。志賀直哉、山科に住んでいた?。短編「山科川のほとり」。旧東海道「奴茶屋」は若い明治天皇、東京遷都で京都から旅立ち、最初に昼食の庵。勧修寺の坂之上田村麻呂、甲冑のまま埋まり、公園墓地で京都御所を守る。小野は名神高速鍬入れ、京野菜の絶品・山科なす、花山天皇剃髪の元慶寺、内蔵助閑居の岩屋寺、餃子の王将本社、陶芸で文化勲章の故今井政之さん住居は清水焼団地…、山科は京都の東の玄関口である。

 

 ※ 天智天皇日時計、蓮如の山科本願寺、門跡寺院・毘沙門堂、山科疎水、西野山古墳、小野小町の随心院、京都橘大学‥‥。

 

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2024年9月23日 (月)

茶そばも福そばも名物「招福亭」

Img_3625_20240920091501 Img_3626 Img_3628_20240920091701 Img_3629_20240920091601 Img_3631_20240920091601 Img_3632 Img_3634_20240920091701 ここまで来たら、名物の茶そばだ。丼もセットにすれば、茶そばが付く。創業は昭和13年(1938)の「招福亭」。宇治の抹茶を練り込んだ茶そばが名物だ。昼どき満員、人気がある。この夏のぶら歩き、こんなところにこんな店が~と初めて知って、二度目の入店だ。

 

 どこにあるか、というと~。東本願寺の堀端北へ、地下鉄五条駅なら西南へ歩いて少しかかる。地名は六条新町上ル。碁盤の目の京都で、四条、五条、七条は広くわかりいいが、六条はどこかだ。歯医者治療すんで、西洞院を南へ下がって、細い六条通り見つけ、車も通れない道を東へ東へ行って、突き当りが銭湯白山湯六条店、その向かいが白い提灯・招福亭だ。

 

 二度目なので、店の雰囲気わかっている。店員さん、みんな愛想がいい。窓側のカウンター席。前と同じ所へ座って、白山湯が見える。今度来たら、これと思っていた名物福そば、950円単品注文。どんな福があるか、湯呑みにも店内にも、お福さんだ。玉子とじ、海老がプリプリ、甘椎茸太い。かまぼこ、ほうれん草と入って、中をすくって、玉子とじで隠れていた名物の茶そば登場だ。福そばも名物だし、名物の二重奏。招福亭は福を呼んで福々しい。

 

 

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2024年9月22日 (日)

朝の顔、胡瓜にブルーベリー

Img_3745_20240921183701 Img_3480 Img_3226 Img_3155_20240919070801 Img_3038_20240919070401 Img_2988_20240919071801 Img_2986_20240919071801 Img_2574 Img_2523 Img_2041_20240919071001 毎朝毎朝、白い皿に白いキャベツを敷いて、朝の顔づくり。だれに頼まれたわけでもないのに続いている。きっかけなんだっか、それも忘れて、かれこれ3年は経っている。それ、やらないと、朝が来ないような気がして、この夏は、胡瓜とブルーべーリーなど使ってみた。

 

 胡瓜は真ん中で切ると、祇園祭八坂神社の神紋に似ている。それで祇園祭の7月中はご法度というが、祭りすんだ8月、多用した。シャキシャキ感がいい。食べて涼しく感じる。切った両端をまな板の上でくるくる回すと臭みが飛ぶ。それを縦に切って、細いのや、やや太めのやにして、目、鼻、口、それに眉毛にもしてみた。その青さがいい、鼻すじもよく通る。

 

 黒い眼にはブルーベリーが可愛い。その栄養素は目にもいいそうで、ブルーベリーアイという薬剤にもなっている。大きなビオーネも団子鼻が面白。具材同じでも、置き方次第で、表情が変わる。この夏は、ミニトマトや黒豆やカニカマや、鮎の飴煮や、梅干しや、玉コンなど色々起用した。出来栄え、ええ顔や、もう一つやと一喜一憂。背景は朝刊1面。動かぬ台風10号、9人の自民党総裁選、大谷50-50…。そのたび、顔は歪んだり、微笑んだりした。

 

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2024年9月21日 (土)

ファッションの考古学

Img_3404_20240918101701 Img_3406 Img_3439 Img_3408_20240918101701 Img_3397 Img_3399 Img_3438_20240918102301Img_3436_20240918102401 Img_3433 Img_3434_20240918102101 Img_3440 掘って出て来た縄文、弥生、古墳、飛鳥などの遺物、カンザシあり、ヒオウギあり、耳飾りあり…それはそのまま古代のロマン。京都市考古資料館は所蔵する埋蔵文化財、掘ったものをほっとかず、テーマを決め展覧会開催する。秋のいまは「ファッションの考古学」。

 

 応仁の乱で山名宗全が本拠を置いた西陣に考古資料館はある。今出川大宮バス停前。常設展は2階、企画展は1階、狭いが応接室、資料は色々ある。ブログネタ、ここへ行けば何なり…。兵馬俑の出迎え、企画メーンのケースは室町時代の女性衣装姿。薄紫の羽二重地でこれが室町の庶民だそうだ。平安時代は宮中の十二単。看板から顔を出せば、紫式部だ!。

 

 発掘の現場地図、今は住宅地。展示はファッションの変遷。弥生時代、魏志倭人伝で倭の国の女性、髪を結い、垂らして、裸足と記述あり。古墳時代の埴輪は女性がスカート。縄文時代、土偶の顔に刺青あり。飛鳥時代、律令制が始まり男性は冠。平安時代、衣装の色で位階がわかる。室町・鎌倉は烏帽子姿の衣冠装束…。遺物は耳飾り、勾玉、油壷、櫛、盥…時代ごとモードあり、アクセサリーあり、考古のファッション、驚きのハクション、大魔王?。

 

 ※ 展示は11月24日まで。

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2024年9月20日 (金)

あれは枕木の彫刻だった!

Img_2742 Img_2745 Img_2781 Img_2746 Img_2780 Img_2785_20240917075601 Img_2786 これ、なんやろうなあ~とあの時、デジカメ撮りして置いたら、だいぶ経ってTVみていてわかった。電車の使用ずみの枕木でつくった彫刻モニュメント。大阪のJR外環状線一周を象ってあるという。大阪梅田、JPタワーの大阪ステーションホテル29階フロアの中だ。

 

 読売TVのニュースten。出歩きは敬老の日、早めにけいろうと帰って、デーゲームの阪神が勝って、大相撲で宇良が琴桜を押し出した日。夕方、チャンネルをtenに変えたら大阪に出来たホテル探訪の一つ、知人の誘いで行った大阪ステーションホテルが登場。あの時、気にしつつ、知人追いかけてバイキング会場へ行ったフロアのそれは、枕木彫刻だった。

 

 あの昼、バイキングと140㍍の展望に夢中だったが、TVを見ていたら~だ。ホテルの場所は1874年、最初の大阪駅。しかもJR西日本経営。1階フロントは機関車プレートなどあり、29階には水入れ紙コップ、ダイヤ表デザインの壁などもだ。そう言えば、あの日もグリルの奥に「駅長室」の表示の部屋があった。分針が掃除で動く時計もあったし、EVから広いフロアまで列車通路ようだったし…、今度行ったら出発進行!、よく確認したい。

 

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2024年9月19日 (木)

大きなシャボン玉が飛ぶ

Img_3324 Img_3328_20240916084401 Img_3339_20240916084301 Img_3342_20240916084301 Img_3326_20240916084401 ほうれ!これ、大きいぞ!大きいよ。見て、見て!こっちだって、もっと大きいよ~。大津市歴史博物館で開催、現代アート展「CAF・Nびわこ展」関連、巨大なシャボン玉をつくるワークショップだ。横長にググっと膨らんで、2㍍、3㍍……でっかい、でっかい。

 

 ワークショップは展覧会の実行委員長、藤原昌樹さん(55)が先生。鉄の彫刻家で、展覧会にも「テツノネ」という作品を出している。10年以上前、シャボン玉おじさんで名前が出て、メディアによく登場。いまはシャボン玉研究所長であり、桃山学院教育大学准教授。美術教育を担当、シャボン玉を「消える彫刻」をテーマにも取り入れ、学生に好評らしい。

 

 歴博隣の広場。久々、藤原さんに会い、大きなシャボン玉を見た。作詞野口雨情、作曲中山晋平の童謡、♪~シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ。屋根まで飛んでこわれて消えた~♪と歌う。あれはストローから小さく多く、これは針金フレームからジャンボに一つ二つ。石鹸水とラム酒など混ぜた液体。ゆるい追い風なら、膨らみは自動車ぐらいにも~という。シャボン玉先生、体験する楽しさは教育の原点と話す。その研究、大きく大きく、な~れ!。

 

 ※ 読売新聞文化部編「唱歌。童謡ものがたり」(岩波現代文庫)にシャボン玉の項あり。野口雨情、戦前の作詞。アコーディオン漫談の近藤しげるさん、フォーク歌手・高石ともやさんがよく歌っていたなど記述あり。 ※ びわこ展は9月16日終了。

 

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2024年9月18日 (水)

宇宙からの手紙、それは隕石

Img_3181_20240914081901 Img_3186_20240914082001 Img_3190_20240914082001 Img_3208 Img_3196 Img_3212_20240914082601 Img_3198Img_3197_20240914082101 Img_3201 Img_3218 ガラスケースの中、石が34個入って、並んでいる。この中に隕石が5個あり、わかりますか?という。げんこつみたいなの、小さい小さいの、黒くブツブツの、平らで筋が入っているの…、地球に落ちて来た隕石、どれやろう。みんな石、知識がないと、これは難しい。

 

 京大総合博物館の企画展「宇宙からの手紙」。副題は~隕石の発見からはやぶさ2の探査まで~。隕石は宇宙の謎を解き明かす手紙だという。京都新聞に案内記事が載っていたのを思い出して、一日の歩きで行った。企画展は2階。貞観3年(861)福岡直方・須賀神社に落下、世界最古と冠がつく隕石など見て回って、クイズ「どれが隕石でしょう」である。

 

 現在、日本の正式登録の隕石は54個という。美しい流星、無気味な火の玉…宇宙から大気圏へ突入し燃え落ちた隕石。どんな星からいつ、どこへ落下か、わからない。展示は宇宙で浮遊する宇宙塵、羽根広げた「はやぶさ2」10分の1模型。それに隕石の見分け方など。隕石は、燃えて黒く、孔があいて~という。それをヒントにクイズに挑んだが、見極めきれない。答えは横のフォイルの中。隕石は1番目など、ほかは鴨川の石。意思の疎通が難しい。

 

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2024年9月17日 (火)

真っ黒な画、それは?

Img_3234 Img_2813 Img_2810 Img_2812_20240913070501 Img_2815_20240913070501 絵が黒だ。ブラックだ。真っ暗だ。画面の端から端まで、黒のほかに色はない。絵の大きさは違っても、一面真っ暗だ。日本画だという。抽象でなく具象という。写実画だという。東京の隅田川、京都の宇治川、滋賀の琵琶湖など、真っ暗になったそれぞれの水面だそうだ。

 

 東京、パリ、大阪、そして京都にも開廊して、3年経ったろうか。いい絵を収集と定評あるギャルリーためなが。歩きコース、東山の七条川端上ル、鴨川のそばだ。展示替えのおり、ぶらっと入る。智内兄助、菅原建彦ら名の通った日本画家にまじって、黒一色の梶岡俊幸さんの作品がよく出る。東京生まれ、京都造形芸術大大学院卒、いま44歳、気鋭の日本画家。

 

 作品のタイトルは「夜行」「夜の淵」「ささやき」などで、今は「底」「律」の2作品が展示中だ。川にしても。湖にしても、どうして真っ暗なのか。絵は黒鉛筆と墨を何度も、何度も塗り重ねてという。始まりは隅田川の夜。花鳥風月画で悶々の日々、通りがかり、水面の輝きと流れに命の根源を感じたからだそうだ。月明り、風の匂い…暗い水面を見つめて、命の深さを思い、絵にしているという。今、梶岡アトリエは滋賀。琵琶湖夜行が多いと聞いた。

 

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2024年9月16日 (月)

つくもうどんで「月見肉うどん」

Img_3243 Img_3245 Img_3248_20240915072801 Img_3250Img_3249 Img_3254 残暑の日々、中秋の名月が気になる。9月も半ば、まだ危険な暑さ、ええ加減にしいや~と、JR京都駅地下東構内の商店街。八条口とつながる通路、馴染みの「つくもうどん」の店前へ来て看板が「月見肉うどん」。期間限定880円。十五夜お月さん思って、入った。

 

 つくもは九十九。誕生日が9月9日なので、開店のときから贔屓にしている。長崎へ行ったおり、佐世保で1泊、九十九島湾が見える展望台の思い出も。トムクルーズも撮影に来た場所だ。去年の夏は貧血、救急で99車にもお世話になった。なんやかんやで九十九。掛け算の九九、81はもう超えた。歩きが元気の秘けつと、暑うても昼から一日9千は歩いている。

 

 つくもうどん店は小魚のいりこが出る。大きな鉢にドッサリ、好きなだけどうぞ!。歩きに骨の補強、いつも多めにトッピングする。女性なら舌がもつれそうな、骨粗しょう症にも少々いい。話がずっとそれている。中秋の名月、月見肉うどんが本題だった。カウンター前、生玉子のお月さん、こんにちは。いや、こんばんは?。肉とのコラボ、伊勢うどんみたに太い麺…、玉子どこで混ぜるか、ツルツルして最後は黄身がつぶれて、おぼろ月になった。

 

 ※ 今年の中秋の名月は9月17日、満月は18日で一日ずれる。月の隣に土星も見える。

 

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双竜図の画家、小泉淳作さん

Img_2862 Img_2889_20240912085001 Img_2863_20240912084601 Img_2876_20240912085001 Img_2914_20240912085101 Img_2887_20240912085101 Img_2945_20240912085201 Img_2950 Img_2959 この可愛い虎の子も、根っこ伸びた蕪も、冬瓜も、土佐の海も、岩手山も…だ。ちょっとルオーのような顔もそうだ。栄西さん開祖、臨済宗建仁寺法堂の天井に向かい合う阿吽の双竜図を描いた小泉淳作さんの画業を紹介の生誕100年展、建仁寺本坊と塔頭で開催中だ。

 

 建仁寺境内、通り抜けホームグラウンド。俵屋宗達・雲竜図の本堂へも何回か入っている。畳で108畳、180㎡、お釈迦さんの上、小泉さんが建仁寺800年記念で、北海道の廃校・小学校で描いた二匹の龍も何度も見ているが、小泉さんがどんな画家で、どんな絵を描いてきたか、この展覧会を通じて初めて知った。水墨画に目覚める50歳まで、無名だった。

 

 1924年、鎌倉生まれ、87歳で亡くなられたが、ご生存なら今年10月で100歳。東京藝大日本画卒。戦前はデザイン画など生活していたが、49歳で創画会初入選して、会派抜け自立という。70歳超えて、建長寺で雲竜図、建仁寺で双竜図、東大寺の40面襖絵に蓮池、枝垂れ桜は奉納三部作。HK日曜美術館で建仁寺展の紹介あり、いつもの境内歩きの流れで行った。塔頭・禅居庵で蕪、本堂で蓮と梅、法堂へ渡り、双竜さん、こんにちは。

 

 ※ 展覧会は9月23日まで。

 

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2024年9月15日 (日)

乗車マナー、BADとGOOD

Img_3025_20240911075601 Img_3008 Img_3015 Img_3018_20240911075401  Img_3010_20240911075301 Img_3011_20240911075301 これがBADだ。野球のバッド、しかし~のバット(but)とちがう。アカン、アカン、それはアカン!のBADだ。こっちがGOOD。グッドモーニング、おはようじゃない。いいね、いいね、花丸や~のGOODだ。地下鉄の車内吊り、乗車マナーについて~である。

 

 知ってるかい?、京都市会。9月24日から市会が始まるよ~という車内吊り。ちょっと奇抜、京都美術工芸高校生徒さんのデザイン。市会の日程などだ。地下鉄座席から見上げて、市会を視界に入れて、そのもう一つ向こうに「乗車マナー、まちがい探し」。イラストの中に7つまちがいがあるという。座席に乗客が座って、左にBAD、右に正解のGOODだ。

 

 車内で大声の携帯、あかんがな。座席で寝転ぶ。もってのほかや。手荷物置いて、座席占領はもう一人分、乗車賃もらうよ。なんぼ脚が長いから言うて、広げたり、組んだり…通路の邪魔になるやろ。いや、これは、時々…つい、長い脚がだるうなって…すいません。よう、反省しています。お隣のイラストが正しい座り方。手荷物は膝の上、ちゃんと脚を揃えて、お隣との間隔つめて…、スマホにもそう夢中にならず…、これが、ジッスイズGOOD!。

 

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2024年9月14日 (土)

大阪で高級バイキング

Img_2778 Img_2777_20240910083401 Img_2756 Img_2775_20240910082901 Img_2760_20240910082501 Img_2761 Img_2763 Img_2765_20240910082701 Img_2750 Img_2770_20240910082801 ある、ある、ええのんがある。ワタリガニがある。ファグラがある。神戸牛、丹波鶏、果物とスイーツはたっぷり…。寿司の握りコーナーは銀目鯛、活き穴子…、板前さんがその場で握って…、いいねえ。大阪ステーションホテル29階、高級レストランのバイキングだ。

 

 JR大阪駅西口改札と通じるJPタワー、KITTEフロアからEVでホテルへ。29階は高さ140㍍。南側、ヒルトンホテルが下だ。鉄板焼きあって、グリルのThe―Moment。奥の一室から窓下に淀川、阪神高速、JRの電車はおもちゃ。変わり行く大阪梅田貨物跡地一望だ。バイキングは全体を点検、なんでもでなく、これとこれの見極めが大事だ。

 

 高級バイキングは最初がグー、取りに行かず前菜が出る。京野菜の盛りつけ美しい。メニュー3種から1点オーダー、神戸牛が目に入った。同席の3人も注文は一緒。立ち上がって、品定めのハモ、ニシン、茄子…、果物の器は北大路蘆山人ふう。寿司の握り、宮城の活け穴子。ああ、美味い。誰が頼んだか、大きなハンバーガーがテーブルへ。みんな、これは違う違う~言うが、神戸牛のバーガーは注文どおり。最初に神戸牛、バーガーの文字が目に入らず、バーカーやなあ。

 

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2024年9月13日 (金)

タンパク質は肉食で~

Img_1888 Img_1897_20240909065401 Img_1901 Img_1899 Img_1900_20240909065501 Img_1905 70歳から、80歳から~と長寿本ヒットの著者、和田秀樹さんは、元気で生き生きはタンパク質の摂取、つまり肉食が大事と書いている。書店で立ち読みして、そうやなあ~と思い立って、久々のステーキは、大丸京都レストラン街、三田屋本店・やすらぎの郷へ~だ。

 

 穴子が好きだ。煮穴子がいい。麻婆豆腐も好きだ。マチ中華の丼がいい。ラーメンは担々麺系がいい。東京行って、ご飯と沢庵と一緒の坦々麺「はしご」。あそこがいい。そやけど、年とったら、たまには肉なのだ。同じ食べるなら、黒毛和牛、サシ、霜降り、A5ランクがいい。ステーキはヘレがいい。松坂、近江、神戸がいいが、宝塚に近い三田だっていい。

 

 来そうで来なかった台風10号予報の日。書きこみ待ちの店は空いていた。前菜、肉のしぐれ煮、サラダと一緒だ。ハムも来た。三田屋のハムは名物。29日が肉の日だが、8月6日は三田屋ハムの日に。玉ねぎと合わせてがいい。特別に肉の刺身。並びが円形、美しい。熱いのでお気をつけくださいと鉄板乗せステーキが来た。ご飯に加え、梅干し付きが心憎い。食べやすく切ったステーキ、柔らかくて、美味しい。洒落ようかなあ、素敵な?ステーキだ。

 

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2024年9月12日 (木)

JPタワー大阪

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 この春に竣工して、この夏から開業している。中は6階まで複合施設「KITTE」。来て!来て!かなと思ったが、郵便ビルらしく、切手の「KITTE」。人と人との関係、切っても切れない?。JR西日本の大阪ステーションホテルも入っている。ラウンジある29階フロアからはヒルトンホテルを見下ろしている。タワービル1階周辺、ひと回りして見た。

 

 マンホールがまっさら。絵柄はミャクミャク。大阪万博は来年だ。新しい大阪中郵もタワー入り。赤と青のポストは可愛い「ぽすくま親子」。お父さん、大阪名物・タコ焼き皿持っている。くるっと回って、JR線路側、長い壁面絵が続く。50㍍以上、SL絵も。西口改札側、漫画家、荒木飛呂志さん制作の噴水小僧。タワー1階フロア、エスカレーター6階ぜんぶ見える。正面の開業記念モニュメントのテーマは「結び」。めでたい「水引」だった。

 

 

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2024年9月11日 (水)

サボテンの花、開花中

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 北山口の入り口庭園、一輪だったヒガンバナの列が出来ている。この前は残暑の秋探しで歩いて、今回はあの時、開花中の立看素通りした観覧温室へ。その前に昼食は大芝生前の森のカフェ。ここだけの「ひまわり冷麺」。570円。どうひまわりか、盛ったトウモロコシが黄色くだった。まっすぐ、UFO着地のような大観覧温室へ。まだ「開花中」の立看が出ていた。

 

 日本一の広さ、一周413㍍。まずジャングル室からで、赤い唇の花・ホットリップス。この赤さに誘われ、蝶らが花粉運びという。中南米コスタリカ産だ。池にはオニバスの花。砲丸の実、ピンポンの実、風鈴の花…珍しいと見て、次が砂漠室。サボテンはトゲが「葉」と初めて知って、昼2時なのに真っ暗な昼夜逆転室。眼を凝らすまでもなく、サボテンの花だ、ドラゴンフルーツだ。白にブルーを輝かせ咲いている。香りがいい。トコトン見入った。

 

 

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2024年9月10日 (火)

三角縁神獣鏡とは~

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 さすらいのギャンブラーといえば、格好いいが、ただのさすらいのウオーカー。特別展ないおりは市バスの敬老乗車証でも入れる京博。三十三間堂前。庭園、ロダン・考える人がいる。噴水がある。緑陰がある。残暑の今、館内は涼しい。加えて貴重な所蔵品展示。1階売店奥で、ボランティアさんが案内・解説する文化財の学びコーナー。仏像、絵巻などあり、銅鏡について~だった。

 

 魏志倭人伝、卑弥呼の使者が魏の国からの土産、100枚の銅鏡の一つかどうかは、さだかではないにしても、直径20㌢すこし、持って結構重いレプリカだ。なぜ三角縁か、周りの縁が断面図で△。波の帯紋も△、さらに神様が3人、霊獣が3匹と3づくしです~とボランティアさん。正式には「三角縁複波文帯三神三獣鏡」という。紋様側が裏で、表は凸面型の鏡。邪馬台国は?卑弥呼は?銅鏡の意味は?諸説あって、今なお「鏡よ鏡よ鏡さん」!。

 

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2024年9月 9日 (月)

大きな大きなロボット展

Img_2212_20240905074301 Img_2226_20240905074401 Img_2228 Img_2229_20240905074401 Img_2231 Img_2234_20240905074501 Img_2244_20240905074501 Img_2257 Img_2259 Img_2267_20240905074601 Img_2268 日本生まれの大きな、大きなロボットたちが、いま、全国を回っている。鉄人28号、マジンガーZ、機動戦士ガンダム…。福岡、神奈川、香川から京都へ来て、こんどは東京、愛知へ行く。その展覧会タイトルは「日本の巨大ロボット群像」(GIANT ROBOTS)だ。

 

 京都会場は京都文化博物館。夏休みの終わり、会期終了前日、ぐうぜん出会った知人からもらったチケットで行った。入場料1800円。ロボットの名前ぐらいは知っているが、それがどう大きいのか、アニメ世界でどう活躍したのか。まるで知らなかった。展示の始まりは鉄人28号。元産経新聞の工業担当記者・横山光輝さんが考えた漫画、もう60年前だ。

 

 ロボットの先がけは鉄腕アトムだが、大きさで鉄人28号。横山さん、戦前のB29空襲への反撃から発想という。勧善懲悪ストーリー。次の会場は10年後に登場のマジンガーZ。基地を持って出撃するロボットだ。組立て、合体…写真撮影可もどれも大きすぎて、ピント合わせがしんどい。機動戦士ガンダムは18㍍。床に実物大で描き、歩いて見るガンダム。どこが足か、あっし(私)は迷う。展覧会の印象、カタカナカタカナして、GIANT!。

 

 ※ 京都展は9月1日で終了。

 

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2024年9月 8日 (日)

安政元年、蕎麦の「ゑびや」

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 京都で老舗の蕎麦屋さんと言えば、だ。蕎麦ぼうろも出す河道屋、嵐山、清水など観光地に出店の吉村、権太郎、終わりでないのに尾張屋…などあって、この「ゑびや」。ビルの中、献血センターとNHKカルチャーセンターが入って、通りに面して円山応挙邸跡の石碑と駒札。応挙が故郷・保津川下り描いて没したのは嘉永7年、ゑびや創業の50年ほど前だ。

 

 ビルの地下店、この所よく行っている。自動ドア前、暖簾のえびが大きい。店内は赤い和傘、4人掛け相席用のテーブルなどあり、ゆったりしている。好きな穴子そば、紅白のえび玉うどん、1450円の天ざるそば…続けて行った。天ぷらのえび、さすがにゑびや、大きなえびや!。店内飾りの額絵は応挙に代わって、絵と詩を描く墨彩画家・渡辺俊明さん。絵の句、山頭火か「自分をすてたりひろったりしてあるきます」。蕎麦はするするして食べます?。
 

 

 

 

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2024年9月 7日 (土)

京阪電車構内の芸術作品

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 日本画山口華陽さんの「牡丹」は、三条京阪の改札出て、細い通路を南へ行って一番奥だ。タイルの壁面に白と赤の大輪が花瓶に入って描かれている。同じ三条京阪の真ん中、よく目立つのは富樫実さんの「鴨川ピラー」。クネクネと高さ10㍍の柱が3本、地下から外へ伸び出ている。地上は三条大橋。江戸日本橋から東海道終着を意味する。ピラーとは柱だ。

 

 出町柳が日本画の革新画家・下村良之介さん「月明を翔く」。鳥の宇宙飛翔という。七条駅は陶芸家宮永理吉さん「鴨東連比」。ジクソーパズルのような抽象陶芸。枚方市駅まで足を伸ばすと、清水九兵衛さん「ヒラかんざし」。陶板アートは、西脇友一さん。出町柳で「大」など、祇園四条で「祇園祭山鉾」、七条で「三十三軒堂」。京在住、米国の版画家・カーンさんは三条京阪通路で祇園情緒の木版画5点。芸術作品ほかにもありそうで、京阪のる人、知ってるかい?。

 

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2024年9月 6日 (金)

京土産、どう選ぶ?

Img_1777 Img_2073_20240831082001 Img_2085_20240831082401 Img_2080_20240831081901 Img_2090_20240831084901 Img_2093_20240831083501 Img_2091_20240831081701 Img_2114_20240831083101  Img_2094 Img_2116_20240831081401 Img_1796_20240831083801 Img_1795_20240831083901Img_1792_20240831085501 どんな京みやげがあるのか、何がよく売れているのか、見るだけよ!と店内ウオッチしてみた。JR京都駅1階正面の右隣、みやげ街道。まず地元の人はいない。まず9割は帰りがけの観光客。お土産の数、半端じゃない。そのキャッチ、凝って凝って…肩までこりそう。

 

 宇治抹茶のチョコは「京都ブラックサンダー」。応仁の乱以来の衝撃!とキャッチして、びっくりさす。舞妓イラストの「おこげはん」は九条ネギと海老のうるち米で、10枚入り。手ごろな660円。絶好調!700万枚突破だそうだ。商品名「京都ルルルン」はハンドクリーム。修学旅行の思い出、おばあちゃん、お母さんへおすそわけと誘う。気持ち動きそう。

 

 土産の語源、土地の産物・特産を意味するが、ここでは「京」さえつけば~である。傾向?、宇治抹茶が多い。売れ筋ランキング1位は、抹茶と豆乳のバームクーヘン「京ばあむ」。デザイン、京扇風?。永谷園は京都限定の「しば漬け茶漬け」。これまた抹茶入り。昔からの京土産と言えば八ツ橋。井筒、聖護院、おたべと揃っているが、土産競売激化、老舗の本家争いの場合でなさそう。なぜか伊勢土産の「赤福」も参入。土産選び、難しい時代に入っている。

 

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2024年9月 5日 (木)

龍馬暗殺舞台はカラオケ店に~

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 千円あれば、5皿か6皿のかっぱ寿司が閉じて、今度が何になるのか、シャッターの降りた店前を気にしていたが、それがまさかのカラオケ。正式には「ジャンカラ・京都河原町近江屋店」。夏休みの終わり、8月23日にオープンして10日以上経って、もう2.3度は店前を河ぶらで通り歩いた。龍馬が生きていれば~と維新への道筋を考え差す事件現場である。

 

 創業から35年余、ジャンカラは西日本で181店舗という。入ったことないが、京都でもあちこちにある。新規開店の近江屋店、さすが派手さ抑えて、その歴史も意識してのようだ。近江屋ルーム、囲炉裏ルーム、カラオケ処・竜馬。階段踊り場に暗殺襲撃のシルエットもだす。着流し、竜馬スタイルの従業員は店前に出て、一緒に歌うぜよ~と呼び込んでいる。世相を表すコラム、朝日新聞社会面「青鉛筆」にまだ出ていない。そろそろ、書こうぜよ!

 

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2024年9月 4日 (水)

残暑に「秋」探し

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 そのヒガンバナ、ひょっとして一番咲きかなと入って、秋探しだ。広い園内から見る空はどうだろう。植物園自慢の大芝地、バラ園から見て、雲は薄く、優しいブルー。比叡山の山頂がくっきり。秋の気配だ。四季彩の丘、吊り棚はひょうたんのぶらさがり。実りの秋が早い。重さ10貫というユウガオ、味一番の山科なす、見るからに辛い伏見唐辛子…。

 

 初めて知ったが、聖護院胡瓜というも京野菜。茶色で長い。市場に出ているのだろうか。ザクロも大きい。園内の彫刻は、芸術の秋。男女二人の踊り、タンゴのラ・クンパルシータか、いい感じだ。蕾また蕾の中、早咲きのシュウメイギクが一輪、秋の七草・フジバカマもモヤモヤの芽だ。コスモスは苗、これからこれから~と植わっている。蓮池のオニバス、名残りのヒマワリ、蜜に夢中のアゲハ…、残暑の秋探し、捨てたもんではない。

 

 

 

 

 

 

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2024年9月 3日 (火)

「台風養生中」

 Img_2284 Img_2289 Img_2285 Img_2288_20240902081301 国語辞典で調べて、意味としてはあっているにしても、なんかけったいやなと思う。掲示物だろうか、ビニールで回りを囲い、貼り紙は「台風養生中」という。まさか、台風をゆっくりさせて、お大事に!ではあるまいし、「台風養生中」では、どこか変な気がする。

 

 京都駅2階の南北自由通路の南、八条口側のデッキ「みやこ夢テラス」だ。近鉄奈良線のすぐそば、ベンチなどあって、夏は霧のミートも噴き出る。電車待ちなどの一服に良さそうだ。来るのか、来ないのか、ゆっくり台風10号の頃、いつもの出歩きで、ここを通って、この貼り紙を見つけた。天井高く、左右に階段、風が強く吹きぬけ、台風対策~かとは思う。

 

 「養生」とは~と、辞典をひくと~である。まず、病気の回復、健康の保持・増進が出てきて、もうひとつある。引っ越しなどのおり、家具などを傷つけないよう板やテープで保護すること~とある。「台風養生中」は二つ目の意味のようだから、まちがいではない。そう言えば、養生テープがある。でも、しかし…「芝生養生中」とか、「病気養生中」とか~と混同してしまう。出来るなら「台風対策中」の方が、台風も通りがいいのでは~。これ、凡人考か?。

 

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2024年9月 2日 (月)

夏の思い出

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 夕方、大津の定例飲み会、駅前で豪雨。居酒屋林屋停電。3人会、ひとりはずぶ濡れ、もう一人は1時間遅れ。店の停電はショート。林店長、暗がりでも頑張っていた。神戸三宮へ、阪神電車。車内吊りは「勝っても涙、負けても涙、伝わると、みんなの物語になれる」。甲子園の青春、座席から立ちあがって写真を撮った。清水五条の陶器神社境内で太鼓の演舞…。

 

 真夏も真夏。陶器祭り復活イベント。演じる熱演、見る方も汗止まらず。お盆。東本願寺の大谷さん。御供え花の菊と桔梗を回収して「灯」の花文字。再利用に美あり。水たまり、子どもが駆ける、海だ、海だのポスター…夏休み気分だ。水族館の夏ポスターは「くらげと傘と風鈴と」。かき氷、やけに目につく。建仁寺法堂前、格好良かったクスノキ剪定。よく伸びて、暑すぎたのかなあ。入道雲は毎日毎日ワクワク。警戒アラートの夏、お疲れサマー?でした。

 

 

 

 

 

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2024年9月 1日 (日)

「お昼のおすすめ 穴子天丼 3本入り」

Img_1614 Img_1616_20240828070901 Img_1617_20240828070901 Img_1621 Img_1623 昼から好きな穴子天丼いいねえ。それも穴子が3本、それがまた大きい。ワカメの味噌汁もすすって、あわてんとゆっくり1本また1本…うまいねえ。そうか、兵庫県高砂の穴子やって、身がむっちりしまっている。ころもが、ええあがり。さすが天ぷら専門店だけはある。

 

 店前の立看は「お昼のおすすめ、穴子天丼、3本入り」。祇園八坂神社すぎて渋滞の四条通り、バスの車窓から見えている。そうや、そうや、あの店、たしか15年ほど前に一度入っている。看板を見て思い出した。翌々日、京阪四条から大阪枚方の朗読劇へ行くおり行った。祇園でバス降り、縄手通手前まで歩いて、天富良「天周」。立看脇の路地から入った。

 

 ちょうど客の入れ替わり、空いた奥のカウンター席へ。かき揚げ、海老もあるけど、穴子に決まっている。席前に継ぎ足し用タレも。たれのものでもない客みんなのタレ。白衣の板さん、ジュジュと前で揚げている。油かげん、ころもの泡立ちかげん…見ていたら目の前へ。丼に3本。合わさっていたので、離して3本の写真撮り。味は昔と同じ、なんも変わらない。ゆっくり食べて美味しい。支払い1450円。それ、前は1100円。だいぶ変わった?。

 

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