四条通り、歩道機器に京都デザイン
歩くと、京都情緒あふれるデザインが登場する。五山送り火、「大」が燃えている。祇園祭の宵山提灯。コンチキチン、コンチキチン。そのデザインが若々しい。見て歩いて次は?、次は?だ。俵屋宗達の雲龍。嵐を呼ぶ男、裕次郎デザインか。歌舞伎の阿国、ずっと奥か?。
京都の中心繁華街、四条通り。電柱地下化、送電スイッチ収納の機器が歩道上にあり、高さ1㍍の鉄製箱型。だいたい10㍍か15㍍間隔、河原町から烏丸までの両側、その上に磁器板のデザインだ。京都市立芸術大ビジュアルデザイン専攻だった西谷伶さんが制作という。歩く街宣言の京都市、四条通りは6年前から車道が狭くなって、歩道がうんと広くだ。
河原町通りにしても、新京極通りにしても、京都市内はすれ違い出あいの半数が外国人だ。どこの国?と気にもなるけど、京都情緒を描いたデザイン磁器板はどんなのか、どれだけかと四条通りを高島屋から歩いた。北側も南側もだ。一日一万歩、スマホの歩数も稼げて、一石二鳥にもなる。デザインに題名がついている。「友禅流し」「雁の渡り」「松竹梅」「静寂な町」…烏丸通りまで歩いて30カ所以上、万歩計は6千以上、歩き甲斐と見応え…あった。
最近のコメント