石碑「化粧水」
石碑に大きく「化粧水」と彫り込まれている。資生堂の石碑ではない。「けしょうのみず」と読み、あの小野小町が使っていた水という。石碑の横に町内会の駒札。平安時代、このあたりに小野小町の別邸があって、そこの井戸が小町の化粧水だった~と由緒説明してある。
実は~である。もう15年も前だ。このブログを始めて、元高島屋の知人にネタになるよ~と言われて、現場取材に行っている。履歴調べると、2009年6月29日付け「小町の化粧水と井戸」の見出しで記事なっている。場所は四条通西洞院東南かど。ここの妙傳寺町町内会が安永9年(1780)の都名所図会の掲載を知り、昭和61年8月に建てたという。
石碑との久々対面は、歯医者さんのネット調べからだった。自宅近くより、出歩きを兼ねて、遠くてもいいと見つけたのが、ぐうぜん石碑の近くで、予約入れて、歯医者さんへ行くたびに見ている。西洞院通り、かつてチンチン電車、今は市バスが走る。小町のいた平安時代は、このあたり清流の川も~という。「花の色はうつりにけりな いたずらに 我が身世にふる ながめせしまに」。小町の名句は駒札の最後。歯医者さんへの道筋、ついハハ~ン。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 植物園、花の色いろいろ(2025.04.21)
- あのプーさん、あのスニーカー(2025.04.20)
コメント