夏、サルスベリへの問いかけ
木肌がツルっとして、猿も滑り落ちるので、サルスベリ。一目瞭然、それはそうかとわかるが、「百日紅」と漢字で書いて、どうして「サルスベリ」と読むのだろう。また、特段と暑い夏には、赤、ピンク、白の色がより濃く咲くとも聞いた。なぜだろうと現場へ行った、
大阪の長居植物園へ行けば、入り口にサルスベリの広場があるのは知っているが遠い。京都で近場となると、秀吉の豊国神社界わいと鴨川堤だ。色の濃さを知るには、猛暑日、気温が上がる昼からがいい。危険な暑さ、そこまでしなくても~だが、普段の歩きコース。探究には努力も?と行って、色ぐあいはどうか。確かにこの異常な猛暑、どれも際立って目立っている。
しかし~平年の夏との比較ができない。いつになるか、まあ宿題だ。もうひとつ「百日紅」はどうして「サルスベリ」と読むのか。夏から秋へ、紅い花が百日も咲き続けるという意味の漢名が「百日紅」だが、和名の「サルスベリ」と一般化したという。漢名「百合」も数字とかけ離れて、和名で「ユリ」読ます同じケースだそうな。まあ、わかったような、わからないような。鴨川歩きの四条大橋北東、歌舞伎発祥の地で出雲の阿国の像とサルスベリが競演していた。
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コメント
健脚さん、お久し振りです。殺人的(北の当地からみれば)猛暑の中、連日の歩きに驚嘆!、の連続です。今日は立秋。現在(9:00)の気温27度。当地でも遊歩道などでサルスベリの赤い花が咲き始めています。と言っても写真のような大木ではありませんが…。それにしても木のある場所、色までご承知とは。歩きの蓄積は知の蓄積ですね。日本列島にはもともとサルスベリが自生し、地球が急激に温暖化した10数万年前に本州を中心に広く分布。寒冷化に伴って九州以北で絶滅。屋久島、種子島などで現在も見られるサルスベリはその時代の生き残りでは、とのこと。以上、今朝の当地の郷土紙コラム欄より。健脚さん。ゆっくり、悠々と歩き続けて下さい。
投稿: 道-中 | 2024年8月 7日 (水) 09時13分