池田屋跡と近江屋跡の今
歩く通るたび、幕末の事件を思い、その今を見る。三条大橋からすぐの池田屋跡と河原町通り近江屋跡だ。池田屋で新撰組襲撃、近江屋で坂本龍馬と中岡慎太郎暗殺。ふたつの事件、維新への歴史の流れの中だった。かれこれ250年、その池田屋跡と近江屋跡の今である。
暇なもんで、ぶらり一日一度は出歩く。鴨川堤から三条大橋を渡って、北側に池田屋。今は居酒屋はなの舞。旅籠茶屋池田屋ともいう。店の前に「維新史蹟・池田屋騒動之址」の石碑がある。店前は商店街が、文久3年(1865)祇園祭宵々山に起きた事件の詳細、攘夷派死者を書き、毎年宵々山の日は焼香台、歩く人にも線香あげてもらって、供養している。
供養は攘夷派、新撰組、佐幕派の区別はないという。けん騒の宵々山の日、良いことだ。四条河原町の高島屋から河原町の西側歩道、蛸薬師通南が近江屋跡。今日8月23日からジャンカラ屋になる。それまでは、回る寿司かっぱ。龍馬・晋太郎遭難の地の碑と駒札、二人の写真があり、慶応3年(1867)11月の事件はここ!とよくわかる。池田屋から2年後だった。カラオケ、♪~加茂の河原に千鳥が騒ぐ、またも血の雨、涙雨~♪。歌われるだろうか。
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