国鉄時代のラッセル車
あの黒い塊、なんだ?、なんだ?。遠くから見て、近づいて、まじかに見て、雪かき車、ラッセル車だ。JR、いや国鉄時代の遺物。ちょっと詩的に言うなら残照かな。線路に積もる雪をシュッシュッ…蹴散らし、蹴散らし、機関車に押されて、頑張った昔のラッセル車だ。
さすが、ここは湖北、積雪の多い滋賀の米原。琵琶湖線、東海道線、北陸線、新幹線がある駅、びわ湖側の西口から出て、円形ロータリーを抜け、西へ10分余り。邦楽邦舞の上演で頑張る県立文化産業会館の近く、県道の前だ。なぜ、ここで野外公開か、よくわからないが、役目すみ引退、40年近くここだ。格好良さ、鉄道ファンの鉄ちゃんにはたまらない。
正面に除雪の大きなプレート。上に長く伸びたバズーカ砲のようなライト。黒い車体に黄色い線が入っている。デザイン字の「名」は名古屋局、車体番号は「ロキ555」。「ロ」はのろまの「ロ」、「キ」は貨物分類と~スマホで調べると、鉄ちゃんが書いている。中山道柏原宿へ、駅前の東横イン泊まりの朝ウオーク出会い。豪雪時の米原―大垣間、39年も関ヶ原を行き来して、大活躍だったという。前から後ろから横から眺めて、その頑張りご苦労さん!。
※ 展示板説明によると、昭和18年3月製造。昭和38年の大豪雪のおりなど運行㌔5634㌔と。同型のラッセル車は小樽とここだけ。年に一度、東海道線OB支部が清掃している。
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