フランスの古い広告展
クジラの潮吹き、お金のシャワーになっている。このポスター、なんかなと考えて、ああそうか、全国宝くじ売りの予告なんや。金曜日発売。こっちの象は、長い鼻をジョウロにして、スコップを持つおじさんの頭に水をかけ、種まきのお手伝い。これも広告、洒落ぽさがいい。
京都河原町の大型書店「丸善」へ行って、地下1階から2階へ降りて、ハヤシライスが売りのカフェ前。小さなギャラリーで「フランスの古い広告展」やっていて、どんなんかな?と覗いて、それがけっこうおもしろい。1920年から1980年代、まだ、テレビのない時代の広告ポスターを揃えて、壁いっぱいに並べている。ついつい、あれも、これもと見た。
地下鉄の駅などに掲示したポスター、メトロサイズと言い、大きくよく目立つ。女性が芝生で逆立ちして、その胴から先の足が木、花が咲いている。DIJON~フランスのブルゴーニュにあるワインの町・ディジョンのPRだ。こっちは冷蔵庫前に座って、両脚を入れて涼んでいる。新製品の宣伝らしい。どのポスターもユーモアがあり、ウエットに富み、デザインも優れている。これ、50年も60年も前だそうだが、いまの今も通用する古い広告、それが楽しい。
※ 展示は7月4日で終了。
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