タンポポモドキの「ブタナ」
この花、てっきりタンポポだと思って、写真を撮って、自宅のパソコンに取り込んで、いつもお世話になっているスマホのアプリ、ググールレンズでセイヨウタンポポか、和製タンポポかと調べたら~である。なんと「ブタナ」と出た。別名で「タンポポモドキ」だという。
思い込みはいけない。まさか~である。写真を撮ったのは、20年ぶり新紙幣発行の7月3日。五条烏丸でバスを降り、烏丸通りを北へ歩いて、今日は忙しいかなと、京都銀行本店がある高辻通りあたりへ来てだった。歩道わきの街路樹の幹近く、茎の長いタンポポが一本だけ伸び、葉っぱがロゼット状に開いていた。けなげに咲いているなあ~と写真撮りだった。
その花がタンポポによく似て、まちがわれやすい「ブタナ」。ヨーロッパ原産の帰化植物で、キク科エゾコウゾリナ属の多年草という。5月ごろから9月にかけ、国内どこどでも見られるというから、勘違いして見ている方が多いかもだ。漢字では、なんとも気の毒な「豚菜」。パリでは、豚サラダの花と言うらしい。花言葉を調べたら、それが「最後の恋」。その恋、どこでどうなったのか、ちょっと来い!と聞いてみたい。何事も思い込みはイカン!。
※ タンポポは根元は花一つ、ブタナは茎がすっと長く伸びて、枝がわかれる。
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