街道の今昔
ここが天の川の源流?、そうだったのか。中山道の街道歩き、醒ヶ井宿から柏原宿への真ん中あたり。その標識見るまでは~通り抜けそうな小さな川だ。ちょうど、夜は七夕さん。織姫さんと彦星さん、一年に一度の逢瀬の日。昼間に天の川との出会い、歩きのご縁かな。
中山道六十九次、江戸から柏原60番目、醒ヶ井61番目だ。JRなら間に近江長岡駅が入る。前の日は柏原宿歩き、七夕の日は醒ヶ井からだった。昔の旅人が歩いた街道筋、今は今なりの発見がある。江戸からの中山道は鎌倉時代の東山道と所々で重なる。地蔵川は透きとり、冷たくて、目が覚めるので醒ヶ井、居醒の清水という。梅花藻が咲き、ハリヨが棲む。
赤い前垂れの地蔵さんに眼鏡かけた地蔵さん。現代アートぽい。竹藪前に2㍍ほどの樹木、剪定が見事だ。梅雨の晴れ間、瓦屋根に蒲団干し、長靴も~だ。キョウチクトウの散った花を天日干し、何にするのか。歩数計1万カウントの頃、山水のバケツ受け発見。頭からかぶり、熱中症対策の生き返り。これぞ佛心水か。誰がお住まいだったか、2階が丸見えの廃屋。お寺の伝言板は「自己とは何ぞや是れ人生の根本的問題なり」。街道歩きに今昔あり。
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