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2024年6月24日 (月)

小さな小さな「ネジバナ」

Img_6078_20240621075501Img_6082_20240621075601Img_6086Img_6083_20240621075601Img_6095_20240621075701Img_6214Img_6216_20240622183701Img_6215_20240622183701 細い茎が草むらからシュッと出ている。ピンクの小さい花が先っぽに絡みついている。幾つも幾つも~だ。ラン科の多年草、ネジバナ。雑草の中、小さくても、生きる力を示している。見つけるといとしい。「よう咲いた、よう咲いた」~と屈みこみ、写真を撮った。

 

 世の中、大あり、小あり~。ここは、京博の西苑入り口、大灯籠がある草むらだ。灯籠は八角形、奈良の東大寺大仏殿前に据えられた国宝の模型。金銅づくり、見上げて網目に菩薩と獅子がいる。高さ3㍍以上か。その台座回りの草むら、三つ葉のクローバ、白詰め草にまじって、ピンクの色が目立っている。こんなに小さくても、まさかと思うけどラン科の花という。

 

 あまりしゃがむと腰が痛いが、こちらも頑張って、よ~く見た。背丈は40㌢ほど、一つの花は5㍉ほどだろうか。それが茎の先の方、らせん状。デジカメでズームアップしたが、なかなかピントがあわないが、スマホで調べると、右巻きと左巻きがあるそうだ。これはどっちだろう。夏場、国内どこでも咲くらしいが、そう見た気がしない。古くは、万葉集に「根都古」(ねつこ)と出ているのがそうらしい。花言葉は「思慕」。はやくしぼんだらあかんよ!。

 

 <追伸> 京博で見た後、植物園バラ園南でも咲いており、園側のネジバナ説明板も、写真は後ろ3枚。

 

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コメント

ひぇ~知りませんでした。この花、右巻き、左巻きの花があるん
ですね。すべてそうなんですかね。素直に真っすぐ伸びた奴も
いるんですか?それとも、ネジバナですから、やはりねじ曲がったのが特徴?
性格まで、ねじ曲がった奴だとは、言われたくないですね。

投稿: s.hidaka | 2024年6月24日 (月) 06時57分

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