建仁寺、今年も姫リンゴ
直径2㌢足らず、小さな小さな、あのリンゴが気になる。イヌリンゴともいう姫リンゴ。花言葉は、エデンの園・アダムとイブの物語に由来している。「誘惑」「永久の幸せ」「後悔」だ。通り抜けの建仁寺境内。可愛い花を咲かせ、どれだけ実をつけるか~。
出会いはもう2年になる。ピンクの蕾、白い五弁の花を見たのが始まり。それがどう受粉するのか、初夏には青い実が成り、大きくならず、秋には小さくて恥ずかしいのか、ポオっと赤くなる。樹高は3㍍。もぎる人はいない。鳥もこない。葉が落ち、ずっとぶら下がったまま、ふやけていく。どこか、いとおしく、この項でも、何度か紹介している。
境内の西門、大和大路側だ。今年は花の咲いているときは、見逃してしまった。それは悔やまれるが、いま、青い実はどうかな~と、通ると見に行く。株立ちした幹から葉っぱがおおって、小枝が伸びている。小さい実は、青い葉と同じ色で、まるで保護色みたいなので、どこかな、どこかな~だけど、目が慣れてくると、一つ、二つ…三つ、四つ…あるある。その見つけが嬉しい。どこか安心する。アダムさん、イブさん…そっとしといてや。
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