道端の花は「ムラサキカタバミ」
日々出歩いていると、道端にさりげなく咲く小さな花がいとしい。その一つ、紫がかったピンクで、大きさ1㌢少し、白い筋が入った花。初夏からよく見かけ、いいなあ~と思いながら通り過ごしていたが、名前知っておこうと、花にスマホアプリをかざし、すぐわかった。
南アメリカ原産の「ムラサキカタバミ」。江戸時代に鑑賞用で入って帰化、広がりすぎて、今は雑草という。地べたから背丈30㌢ほど、葉は三つ葉でハート型。四つ葉が見つかると、幸運・ラッキーだそうだ。酸っぱいが、ビタミンCが含まれ、食用にもいいらしい。幸福さがしにも、飾って食べてよしなのにいくら増えたとはいえ、雑草とは~である。
京都市京セラ美術館帰り。地下鉄東山駅へ、白川沿い石垣の上、肩越しあたりに群れ咲いていた。屈むと腰が痛いが、立ったままデジカメ撮りして、グーグルレンズ調べだった。カタバミ科カタバミ属の多年草で、由来は葉の形が三つ、片葉三(カタバミ)からという。赤色のアカタバミもとか。夕方になると、眠るように花を閉じ、葉も蝶のように半分折りたたむ。いま、道ばたで雑草として咲く。思えば思うほど、どこかいとしい。花言葉は「心の鏡」。
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